もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
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【bitter sweet generation】

・日時:2009年2月5日
・参加人数:13名
・銘柄:守禮(しゅれい) 
・おつまみ:かりんとう 平川さんのミニトマト 落合さんの人参と吉澤さんのキュウリのスティックを岐阜・明宝レディースのトマトケチャップとイタリア・トスカーナのオーガニック・オリーブ・オイルで 下村婦人会のらっきょう 千葉の味噌ピーナッツ 岩手の塩ほや セミドライバナナ 古酒ケーキ 豆いか 韓国のり 

第10回目は、神村酒造さん。
次週、思いがけず神村酒造の社長さんが入部(!?)してくださることになり、予習の会に。
現在は【暖流】という銘柄がフラッグシップとなっていますが、泡盛部ではいつも通り一般酒。
銘柄名は【守禮】。

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赤・緑・クリーム色と、典型的な泡盛カラーとは若干違うカラーリング。
そして、なんだか不思議なフォントが混じっています・・。

キャップはしっかりブランドネーム入り。やはりネームが入っていると写真の撮り甲斐があります
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★ストレート:しっかりと香を感じるという意見とはじめはあまり香がないという意見に分かれる。
泡盛特有のしいたけのような香や穀物系の甘い香を感じる。飲み口はすっきりという意見多数。後味に苦味や渋みを感じる。カカオの渋み、苦いコーヒーの後口のような。

★:ロック:味・香ともにすっきり引き締まるという印象でストレートよりも甘みを感じる。程好い甘みが飲みやすさを引き立ててる感じ。苦味はマイルドになり、ビターチョコレートのような印象に。

★:水割り:香の印象はどうしても下がるが、口に含んだ時の広がりがうまれ、それに伴って柔らかな印象になる。単に薄くなるという意見もあるが、それによって飲みやすくなる。

★:お湯割り:甘い香が湯気と共にたたず、アルコール臭が強く感じる。日本酒のよう、という意見も。香がたたない分、個性が引いてしまい、若干物足りなさを感じるという意見多数。
味に腰がない感じ。


全体の印象としては、どの飲み方にも余韻に苦味を感じる。しかしながら、その苦味が嫌味のあるものではない。ロックや水割りで、甘みや苦味を押さえ込んだところにちょうどよいおいしさを感じる。ロックでがんがん上がれる気もするし、水割りでずるずる下がれる気もする。
音楽のイマジネーションもそんなところからか。

・・・FOOD・・・


今回はテーマとしては「トマト」。
静岡県・掛川の平川さんのミニトマト食べ放題と岐阜県・明宝レディースの絶品トマトケチャップが主役。
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人参(埼玉県・落合さん)と胡瓜(埼玉県・吉澤さん)にケチャップをディップ。
いつものオリーブオイル(イタリア・グラーティさん)も添えて。

平川さんのトマトは、それだけ食べて「すごーーいあまーーーい」というものではないのです。
甘みと酸味と青味がバランスよくあるので、インパクトではなく食べ飽きしない味、主役を心地よくさせる名脇役なんです。
なので、気づくとヘタの山。(写真とっておけばよかった。。。ローズマリーみたいできれいだったんだけれど)
今日の場合は「泡盛」という主役に花をもたせ。口の中をさっぱりとリフレッシュさせる役割をしてくれました。
だから酒が進んだのか、泡盛の予定量オーバーでしたw

ケチャップは、その意味では逆にまるで「ジャム」のよう。
しかしながら、甘みのつけ方やハーブのバランスのよい使い方でこちらも野菜の味を程好くサポート。
おつまみのディップとしての役割をはたしてくれます。

そのほか、升本屋からは、熊本の下村婦人会の「らっきょう」。
これもさっぱりとしたお酢とお砂糖の甘みがやさしく、手作り・ぬくもりを感じる逸品。
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部員Sちゃんから千葉の味噌ピーナッツ。
これも農家さんの手作りっぽい自然な味。
それに、豆いかと韓国のりの盛り合わせ。
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部員Iくんの盛岡土産「塩ほや」。
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これ、実は以前升本屋でも販売していたもので、ものすごいおいしい逸品!
ほやの漁獲量が減ってしまったので、県外の卸販売を休止するとの報をうけて扱いをやむなく休止。久しぶりに食べましたが、やっぱりおいしいです。
I君の選択眼に嬉しいご縁を感じます。

部員のNさんの差し入れが好評でした。
まるで干しいものような食感のセミドライバナナ。
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バナナチップやバナナケーキのような甘さはなく、言われなくてはバナナとはわからないかも。
わざとらしい味付けがなくて、ある意味新鮮。

もうひとつ、最近お気に入りという「古酒ケーキ」
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これが、とっても美味でした。
真っ白く肌理の細かいスポンジにほんのり古酒がしみこんでしっとりとしています。甘みは少なく、甘いものが苦手な酒飲みでもいけそう。
部員のNちゃんが、これを食べて高知の無手無冠酒造さんの栗焼酎「ダバダ火振」を振りかけて食べるケーキのことを思い出しました。
近いうちにそれもやりましょう。

かりんとうとの相性は、「りんごとハチミツ」や「白ザラメ」「きび砂糖」といった上品な甘みのあるタイプがよく、なんと初めて「塩みつがいまいちかも」という意見が・・・。

全体的には、わりと甘い系のものに食指が伸びていくような印象。泡盛自体の後口にある苦味を甘いもので中和するという感じでしょうか。

合わせたいフードで出たもの
:大根とバラ肉の煮込み(黒糖入り)、ジーマミードーフ、ヒラメのポン酢ゆず胡椒のせ、白身魚のカルパッチョ、タコ刺し、わさび味のものなど

・・・MUSIC・・・

かつてないほど混迷をきわめたミュージックセレクト。

出てきた声は、

・ブルーハーツ、ユニコーンなどでストレートに「上がりたい!」

上がり系ではないが、ブルーハ-ツ【日曜日からの使者】指定も。

・逆に中島みゆき、CHARA、FISHMANSなどで「堕ちていきたい」「ぐるぐるになりたい」

・そして、ハワイアン(ウクレレ)、ジャック・ジョンソンなどの自然系ゆる派。

・さらに、ディジュリデュ、アフリカンビート、などの低音系ワールドもの。

・その流れでDUB。

このような色々な意見のクロスオーバー部分を抜き取って、ルーツレゲエを選んでみたところ、
一部にしか反応せずイマイチ。


上がりたいのか下がりたいのかわからないこの悶々とした状況の中で、「いまだからっていうのも大きいよね」とGちゃんの意見から・・・

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【20世紀少年】が公開、巷では「20th century boy」が流れている。
あの印象的なフレーズが始まるや、「ガッ」とまとまる”場”の空気。

ナイスチョイスな瞬間。


悶々とした時代の中で、刹那的なきらびやかさを持って時代を切り裂いたグラムロック。
60年代後半から70年代初頭に生まれた音楽のもつ特有の、鬱屈した空気に対するエネルギー。
そこにはなんとはなしに、社会に対しての希望よりも反抗が見え隠れする。

それは思春期に感じる、どっちに進みたいのかわからなくて悶々としている感覚に似ている。
今思うと「bitter-sweet」なその時間。

上がりたいのか、堕ちたいのか、飛びたいのか、回りたいのか、、、。
1973年発売されたこの曲の時代性と、思春期のそれ、そしてこの泡盛の味、それが一体化した偶発的スパーク。
それを着火させた「今」。

【守禮】は、この酒の持つ心地よい苦味(bitter)とそれゆえに欲する甘み(sweet)によって、70年代初頭に産まれた世代のアイコンになるのかもしれない。

部員Gちゃんが、70年代初頭を振り返り一言。
『あの頃産まれたなぁ』。
名言だ。

音楽とお酒の関係はますます深い。



”必読おすすめ”
部員Aさんのブログ:
http://collabo98.blog77.fc2.com/blog-entry-67.html
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# by awamoribu | 2009-02-09 00:09 | 守禮:神村酒造

泡盛部(龍):金武酒造

【リフに昇天 荒くれ龍】

・日時:2009年1月29日
・参加人数:10名
・銘柄:龍(たつ) 
・おつまみ:かりんとう セロリ きゅうり 豆腐 干しあんず 殻付落花生 サーダアンダギー カリフォルニア巻き 

第10回目は、金武(きん)酒造さん。
北部のくくりではありますが、本島のほぼ真ん中で、珍しい東海岸側。
鍾乳洞での泡盛貯蔵サービスを始め、お嬢様がMBAを取得するためにイギリスに行かれたり、直営レストランを切り盛りする息子さんはコルドンブルーで修行していたり、泡盛の世界にとらわれずに様々な取り組みを積極的に行っている蔵元さんです。

とは言え、ラベルはこてこての泡盛らしいコンフュージングな世界。
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キャップも王道。

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★ストレート:香の立ち上がりがとてもよく、ふたを開けると漂う泡盛のしっかりとした華やかな香に期待が高まる。腰のある味わいで、麦や麹の香ばしさとフルーティーさを併せ持ち広がりがよく、余韻もある。どっしりと男らしい味。

★:ロック:香・味ともに引き締まる印象。穀物香・フルーツ香どちらもあるが、フルーティーさが引き立つ。ストレートのボリューム感と比較すると、すこし穏やかになりすぎる感もあり。
比べなければ、十分存在感あり。

★:水割り:かなり印象が弱まるが、芯はしっかり残るので、味のバランスはよい。が、こちらも比較をするとやはり、ぼやけた印象が否めない。後味に酸味を感じるとの意見も。

★:お湯割り:穀物系の甘みとアルコール感が立ち昇り、力強い印象。お湯と馴染むというよりも、お湯に対抗できる強さを持っているという感じ。若干後味に焦げたような苦味を感じるが、それも個性として受け入れられる。


全体の印象として、男っぽい、不器用な、無骨な印象で、それはある意味ネーミングからイメージするものに合っているかも。
ラベルの絵や字体などのデザインワークも同様。

そんなところから音楽も直球のギターか。(後述)

・・・FOOD・・・


今回は、部員のKさん差し入れの「ペニンシュラのXO醤」を使うことがテーマのひとつでした。
まずはお豆腐につけたらおいしいだろうということが挙がったので、升本屋おすすめの信州・安曇野の無農薬大豆を使用したお豆腐。
その他、「きゅうり」だな、と思ったので、埼玉・吉沢農園さんのきゅうり。
部員Aさんの差し入れで「セロリ」←セロリ特有の香が控えめで甘みがある、ちょっと今まで食べたことの無いセロリでした。セロリが苦手な方でもいけそう。

泡盛が「龍」なので、対抗して(?)ちょっと「鳳凰」みたいにしてみました。
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オレンジ色のは、「ドライマンゴーか?」との声もありましたが、正体は「干しあんず」です。
お豆腐の周りに「XO醤」を。

XO醤はとても上品で複雑みのある味わいだったので、ものすごくおいしいかったのですが、もしかしたら「龍」には、もう少しパンチの効いた辛味の方がよかったかもしれません。
味のバランス的には、このXO醤の高級感には「古酒」がよいのかと思います。

この日、部員のNちゃんがバースデーだったので、「寿司ダイニング 島」さんより、「カリフォルニアロールケーキ」(正しくはケーキではありません)を。

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新入部員のMさんから王道フード「サーダアンダギー」。

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かりんとうとの相性は、生姜や多胡麻が人気がありました。「龍」のパンチ力に対抗するには甘さ以外の強い味がよいようです。

合わせたいフードで出たもの
:揚げ物・豚の角煮・生のタコ刺し・島寿司

・・・MUSIC・・・

出てきた声は、
コルトレーン、パフューム、中島みゆき(あかるいの)、ゴダイゴ、などありましたが、
「ハードロック」という意見を汲んでみました。

70sの歪のきいた、エッジのあるハードロックがよいかと思い、こちらをセレクト。
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テイスティングタイム(大抵JAZZを小さな音で)が終わり、音楽についての意見を募り、
レコードをかける。それがはまると空気が変わる。
その瞬間が面白い。

「WHOLE LOTTA LOVE」のイントロが始まると、一気に場がざわめき始める。
ここから、KISS,QUEEN、ゆらゆら帝国、ブランキージェットシティー、ミッシェルガンエレファントなどをかける。
(70sハードロックはどこへ??)

ざらっとしたディストーションの歪やファズの音が心地よく、いい感じでテンションが上がる。
心なしか、部員の発言や行動もロックな感じ。

意味無くかりんとうをタワーにしたり、、、。
その横でボトルを上下させたり、、、。
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↑動画な気分を出してみました(笑)

いやぁ、ROCKっていいなぁ。
テクニックじゃなくて、不器用だけど心に響くギターの音ってあります。

「龍」はそんな泡盛かと。

泡盛部よりMBAの称号を。
Mattaku Bukiyouna Awamoridaze (demoiine)

”必読おすすめ”
部員Aさんのブログ:
http://collabo98.blog77.fc2.com/blog-entry-63.html
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# by awamoribu | 2009-01-30 17:59 | 龍:金武酒造
【ホッキンオン!(北飲温)】

・日時:2009年1月22日
・参加人数:14名
・銘柄:萬座(まんざ) 
・おつまみ:かりんとう たこの燻製 韓国のり 干しいも 豆いか 干し納豆(梅味) 干しブドウ グリーンレーズン ドライパイン しそしらす 

第9回目は、恩納酒造所さん。
北部のくくりではありますが、本島のほぼ真ん中。
観光名所になっている「万座毛」にちなんで、万人に愛される泡盛という意味を込めて
【萬座】という銘柄になったそうです。

南極の昭和基地にも持ち込まれたことがあるそうで、極寒のなかで泡盛は熟成するのかという研究がなされたそうですが、結果は特に公表されていないとか・・・。
泡盛らしいエピソードかと。


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↑ぶれてますが、なんだかこのぶれ具合がかっこよかったので、これにしちゃいました。

キャップはプラスチック製の白。黒いのはありましたが白は初めて見ました。
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★ストレート:香がしっかりと濃く、穀物系・麦の香、焦がした麦のような香。口当たりは甘いけれど、後口が辛くすっきりと抜けていく。余韻にやや苦味のようなものもあるが、さほど気にならない。

★:ロック:香は引き締まり、味わいは丸くなる。フルーティーな印象が立ち上がってくる。
しかし、ストレートに比べ、特長が薄まると言う意見が多数。後味の苦味が気になると言う声も。

★:水割り:水との馴染みが良く、すっきりと飲みやすくなるが、反面それが物足りなさに繋がる傾向がある。少し濃い目に作る方がよいかも。
酸が立つという意見も。

★:お湯割り:やさしく甘みがふくらみ好印象の意見多数。湯気とともにアルコールが上がり、入り口は少し辛い印象があるが、甘い感触が持続して体にやさしい感じがする。


この日は、非常に寒く、雨混じりの夜でしたので、お湯割が好感触のようでした。
香・味ともに厚みがあるので、お湯割には向いていると思います。
多数の方が、ストレートとお湯割りを上位に挙げていました。

・・・FOOD・・・

今回のフードのテーマは「干し」。
龍屋物産さまから「枝つき干しブドウ」のご協賛をいただいたので、それをメインに升本屋の「干し」アイテムを数点。

Mちゃんからの熊本土産「たこの燻製」とKさんからの韓国土産「韓国のり」、Nちゃんからの差し入れ「しそしらす」なども。

「干し」の盛り合わせ
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干しものは総じて甘みが増し、味がしっかり濃くなるので萬座の味にはバランスがちょうどよかったです。どれも問題なくマッチ。

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かりんとうとの相性は、塩みつとの相性がよいという意見多数。多胡麻も人気がありました。

合わせたいフードで出たもの
:ハリセンボンの煮こごり(@三宅島)・大根のはりはり漬け・チーズの燻製・なべ


・・・MUSIC・・・

「なぜかあんまり南国や青い海の印象じゃないなぁ」
という感想がもれ、「どちらかというと、北国の印象なんだよなぁ」と。

で、一番最初にあがったのが『襟裳岬』by 森進一
残念ながらレコード持っていません・・・。

それから、パット・メセニーの『LAST TRAIN HOME』決め撃ちで来ましたが、これも在庫しておりません。

ジェームス・イーハ(ex.スマッシング・パンプキンズ)が絶対合う!という意見も。
残念、スマパンはほぼ全部持っているのですが・・・。

北欧・宇宙・昼寝などのイメージワードが挙がり「音響系」かと。
enyaとかenigmaという名前が出たので、なんだか懐かしさを感じるこちら↓
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こればっちり!

U2の『with or without you』が浮かんだので、流してみたところ妙に普通のBGMになってしまいました。これは面白い現象。
音楽とお酒の関係は奥が深いですね。

で、タイトルコピーですが・・・
北国で温かくして飲む泡盛という意味です。
ロッキンオンにかけてますからね、杞憂でしょうが・・・。


”必読おすすめ”
部員Aさんのブログ:
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# by awamoribu | 2009-01-25 13:19 | 萬座:恩納酒造所