もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
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泡盛部extra featuring 神村社長(暖流):神村酒造

【coolな Dan R'you, hotでsoul】

・日時:2009年2月12日
・参加人数:12名
・銘柄:琥珀伝説 暖流 熟成古酒  (参考商品:暖流マイスター古酒35度,守禮原酒51度)
・おつまみ:かりんとう 泡盛チョコレート(守禮/暖流) 餡もちドーナッツ からし蓮根(酒粕仕込み) 辛子明太子 たんかん(沖縄産) シナモンレーズンパン(千葉鴨川・松井堂) シェーブルチーズ 枝付き干しブドウ
   
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泡盛部2回目となる「extra version」。
(蔵元さんをお呼びしての会をこう呼びます。)

第2回目は神村酒造さんの社長に来ていただきました。
まずは、通常の部活に社長も参加していただき、
その後、蔵の歴史や造りの話などを伺い、最後にお持ちくださった切り札の酒を開けての懇親会。

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琥珀熟成 暖流 古酒30度 

★ストレート:樽由来の甘い香。品がよく、嫌味のないやさしい香。口当たりはまろやかでとげのない味わい。後味も甘みがあり、余韻も長いがすっきり感がある。

★:ロック:香がぐっと引いて、シャープな印象に。アルコール感が上がり、ウィスキーっぽさが高まる。冷たくなる分、甘みが抑えられ、味の広がりが狭まる。後味に苦味を感じるという意見多数。

★:水割り:ロックとは違う感じで香が引くという意見と、ストレートよりも良くなるという意見と。
口当たりはよくなるが、味の広がりが閉じてしまう印象。

★:お湯割り:全く違う香が立ち上がってくる。心地よい甘い香で、泡盛らしい香。この酒の個性が引き立ち、バランスのよさを感じる。後味に若干の苦味を感じるという意見も。

泡盛部では、初めての「樽熟成」タイプ。
ウィスキー的なイメージからロックの評価が高いかと思いきや、なんと「お湯割り」の評価が高い。お湯割することで、湯気と共に立ち上がる香に魅力があることが伺える。
その香に泡盛らしさを感じるというところに、「泡盛部」の泡盛リテラシーの向上を感じます。

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参考商品①:暖流マイスター 古酒35度
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21年古酒(20%)と3年古酒(80%)をブレンドした神村酒造さんの自信作。
35度とは思えぬ、口当たりのやわらかさ、滑らかさは秀逸。
すーーーーっと入ってきて、余韻がくーーーーっと続く。
過度な香が立っていないので、樽のニュアンスが爽やかとさえ感じられる。


参考商品②:守禮原酒51度
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沖縄で広がる「100年古酒構想」。
戦争で失われた100年200年と引き継がれたその家々の古酒。
古酒が長く引き継がれることは、平和の象徴に他なりません。
自分たちの世代ではなく、次世代が飲み、誇りに思える古酒造りというコンセプトの100年古酒構想。
そんな古酒造りに適した泡盛というのがこちら。
通常販売では1升瓶だけなのですが、蔵で限定販売しているのがこちらのボトル。

原酒が持つ独特の甘み、厚みがある深い味わいが凝縮されていました。

ちなみに、これをCONTREX(フランスの超硬水)で割ると、えもいわれぬ美味な味わいに。
この水の使用は部員のsinさんの提案で、初めて試しましたが本当にまろやかでおいしくなります。
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・・・FOOD・・・
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一般酒「守禮」と樽貯蔵酒「暖流」を使った泡盛チョコレート。
これ、泡盛の使用量が多くて、アルコール探知機に反応してしまうとか(笑)

スコッチにチョコレートという定番マリアージュがありますので、それに準じたナイスなチョコ。
飲みながら食べているので、アルコールの強さはさほど感じられませんでした。
チョコとして純粋においしかったです。
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差し入れ3種盛。
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①熊本出身のsinさんの差し入れ「からし蓮根」。
普通は、蓮根の穴の中に、ツーーーンと鼻を突き抜けるような辛さの「からし」が詰められているのですが、こちらは、酒粕と「からし」のペースト状の中に蓮根が入っているという感じ。
「からし」の風味が酒粕と融合していて、甘みと辛味のバランスが絶妙な逸品でした。

②辛子明太子
部員16(ichiro)さんからの差し入れ「辛子明太子」。
たくさんもらったんだそうです。
辛味が穏やかで食べやすい味でした。
魚卵系は、やはり原酒の方に分がありますね。

③沖縄の名誉部員(?)Tさんが送ってくださった「たんかん」。
汁気たっぷり。甘すぎず酸っぱすぎずのさっぱりした味わいで口直しにGOOD。


差し入れ&升本屋アイテム3点(4点?)盛
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①部員Kさん差し入れの「餡もちドーナッツ」。
正式にはなんというのかわかりませんが、とてもおいしかったです。
あんこと泡盛は相性がよいのです。

②フランスのシェーブルチーズ。(升本屋)
シェーブル特有の獣臭がすくなく、ちょうど程好く熟したタイミングだったシェーブル。
泡盛とチーズというのも泡盛部の中ではほぼ定番。

③シナモンレーズンパン(升本屋)
千葉鴨川の松井堂さんのパン。願わくば焼いた方がより合っただろうと思う。

④枝付き干しブドウ
龍屋物産さんご協賛品。干しブドウながらジューシーさを感じる逸品。


・・・MUSIC・・・

意見は多岐に渡りました。
混迷を極めた前回の「守禮」とはまた違う意味でどこに落としどころを見つけるかというくらいに
意見がばらばら。

唱歌・アップテンポなポップス・明るく激しいジャズ・海を感じるカリビアン・ジャンベ・レゲエ・アシッドジャズ、、決め打ちでは、ジャニス・ベイビーフェイス・スカパラなど。

そして選んだのはこちら↓
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それも決め打ちの「Don't you worry about a thing」
スティービー・ワンダーの曲のカバーですが、オリジナルのラテン系なノリをいかしつつスタイリッシュにアレンジした名カバー。

実は「樫樽貯蔵」という方法は、神村酒造さんが焼酎・泡盛の歴史の中でもっとも古く、50年前には研究を始め、40年前に製品化されたのだそうです。
アメリカ統治下の当時はウィスキー全盛で、泡盛は本当に不遇の時代でした。
(それは復帰後も続きます)
ウィスキーに負けないような樽熟成蒸留酒をということで、どんな樽との相性がよいか研究を重ねて、行き着いたのはバーボン樽なのだそうです。
昔は樽を「琉球ニッカ」さんから譲り受けて造っていたとのこと。

ちなみに、ウィスキー界では、貯蔵期間中に蒸発してしまう分を「天使の分け前」と言いますが、
泡盛の場合は「シーサーの分け前」というそうです(^^)
このシーサーが相当な酒飲みで1年で10L、3年で40Lも飲んでしまうとのこと。
困ったものですが、かわいいお話です。

もうひとつ、樽の香と古酒の香というのはどうも喧嘩してしまうものらしく、樽に貯蔵するものは基本的に新酒を入れるそうです。
神村酒造さんの場合は、最低3年を樽に入れておくそうです。
半年くらいで琥珀色になるそうで、3年も入れておくとかなり濃いい色になるのだそう。
しかし、これまた酒税法には「色度規制」なるものがあるため、薄めなくていけません。
(いまやナンセンスな話ですが、ウィスキーと区別するため)
そこで樽貯蔵していないものとブレンドして商品化しているとのこと。


いやぁ、色々な経緯があり、それに伴い工夫がある。
蔵に歴史ありです。


さて、そんなことも踏まえてのセレクトが先述の一曲。
ストレートやロックで飲むと、ウィスキー的なcoolな印象なんだけれど、実はお湯割りにしてみるとすごくほっとするsoulfulな味わいに。

coolにアレンジされたincognitoのアシッドジャズも、原曲はラテン系な温かみのあるsoul感
が特徴的なナンバー。

「暖流」のアルファベット表記は下の写真の通り「DANRYU」ですが、このサウンドセレクトをふまえて泡盛部的に表記するとちょっとsoulっぽく「Dan R'you」。

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スティービーによる原曲がリリースされた頃、日本で流行っていたフレーズにのせて、「暖流」を表現して〆させていただきます。

「昔、俺が泡盛だった頃、弟はウィスキーだった。父さんは甕で、母さんは樽だった。
わかるかなぁ、わかんねえだろうなぁ」

ちなみに、スティービーも千とせもアフロでした。

*****

神村社長、ありがとうございました!
変な〆で失礼いたしました・・・。


部員Sさんのブログ:

http://expe.exblog.jp/m2009-02-01/

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by awamoribu | 2009-02-17 01:17 | 暖流:神村酒造