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もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
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宿題泡盛部 13蔵目:瑞穂(瑞穂酒造)レポート

宿題泡盛部 13蔵目:瑞穂(瑞穂酒造レポート

★2020年4月「宿題泡盛部」スタート!
ご参加希望の方はこちらの内容詳細をお読みください。
(恐れ入りますが原則的には今までに部活に来たことがある方のみ対象となります)

宿題セットのご購入はこちらから。

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今週もご参加くださった部員さんからの写真を拝借。
届いたセットを各自ご自宅でセットアップしての部活です。

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2020年7月9日

参加人数: 12名

瓶詰め日:2019年12月23日

今日のかりんとう:「黒こしょう」


【TASTING DATA】


*水割り〜ロックは各呑み方を各自5段階評価で採点。その点数を集計したものです。


◎水割り(冷水割 alc.約12.5%に調整):46点

◎お湯割(各自で作成):46点(ave.=3.8) *水割りよりも「5」をつけた人が多かったため

◎ストレート:41点

◎ロック:44点


*主宰・梅田のコメント*


ラベルに「蓬莱米仕込み」とある「瑞穂」。

インディカ米とジャポニカ米の掛け合わせ品種で、台湾で食用に栽培されるお米です。

さて今回の「瑞穂」はどんな感じでしょうか。以下、梅田のテイスティングコメントです。

 

・水割り:バナナやパパイヤが少し熟れ始めた香り。口に含んだ瞬間はトロピカルだが、すぐに麹・甘酒系の香ばしい甘さが広がる。


・お湯割:梅入りのほうじ茶のような香り。初めて。意外と甘く、その後に香りにあるような梅の感じ。そして後味は少し渋い。


・ストレート:水・お湯とはうって変わってツンとしたアルコール香。口に含むと甘さと香ばしさがあるが、すぐに辛味になって鼻を抜ける。飲み口は柔らかいのに、鼻や口には刺激が残る。


・ロック:香りが爽やかに。レモン系。口に含むとやはり甘い。しかしすぐに香ばしさや辛さに変化。面白い。


黒こしょうかりんとうとは、辛さと塩気が立ち気味だが、それゆえにおつまみとしては成立する感じ。

個人的にはロックとよし。酒の甘さがほどよくスッキリした感じになり、胡椒の爽やかさ・辛さがマッチ。

みなさんからは「辛い」という意見は多いものの、水割りに合う、お湯割に最高、ストレートの甘さが引き立つ、とバラバラ。

辛さで酒の味がわからなくなる事もあり、賛否両論でした。



【音楽】ご参加者の脳内に流れた曲

PERSONZ「7 COLORS」、Sidney Bechet「summertime」、ドラゴンクエスト行進曲、「CHA-LA-HE-CHA-LA」、BOOWY「CELLULOIDO DOLL」、シュークリームシュ「東京イェイイェイ娘」、スガシカオ「Progress」、ミスチル「HANABI」、浅田美代子「赤い風船」、MADNESS「It must be love」、aikido「カブトムシ」、ブルーハーツ「チャインギャング」


【料理・肴】ご参加者の願望

生姜たっぷりの揚げ天、板わさ、梅きゅうり、赤うりの塩もみ、定食、塩レモンサラダ、ガパオライス、のらぼうの浅漬け、馬刺しの燻製、大根と鶏そぼろの煮物(冷たいの)、バターいっぱいのクロワッサン(なんならバターさらに塗って)、西京味噌漬けの焼き魚、アサリの酒蒸し、カキフライ、きびなごの刺身


【キャッチコピー】を考えよう

・天空を舞う泡盛

・スッキリ飲める泡盛ならコレ!!

・食中酒に最適です

・沖縄の飲むギャッツビー

・後味さわやか瑞穂

・海をこえる虹

・赤が映える首里城が思い浮かびます

・優しい甘さと爽やかなイケメン泡盛💓

・風の吹く場所で

・みずみずしい稲穂のごとく!!

・敏腕営業マンと如何?💓

・みずみずしくも世知辛い 瑞穂」



【オリジナル割】何かで割ってみよう *任意

・バヤリースマンゴー(果汁10%)割:う・・・うまし

・午後の紅茶おいしい無糖割:紅茶の風味は残っている。紅茶の味を邪魔しないようなお酒になっています

・伊藤園 生オレンジティー割:コクのある甘味で飲みすぎそう

・ペットボトルコーヒー無糖:x水割り:相性極めてよし!!

・コーヒー割:甘みがなくなった

・炭酸割り:ジャストミート。サッパリxサッパリ。夏!



*****

【再録 第六期:瑞穂(瑞穂酒造レポート


「泡盛でもあり、泡盛ではない何か・・その心は」

圧倒的に票を集めた「ストレート」。
実はストレートが一位になるのは意外と珍しい。特に5期以降、水割りスタートになってからは。

水割りスタートでストレートにたどり着くとアルコール感が強くなり過ぎることもあり、評価が下がりがちだ。(逆にストレートスタートだと水割りが薄く感じて評価が下がる)
その中でストレートが選ばれた理由とは?

水割りに見えた不可思議
しかし、その前に、水割りに面白い発見があったので記しておく。
水割りを口に含んで思ったのは、いわゆる「泡盛感」が薄い。
”蓬莱米仕込み”故と思われたのだが、かといって米焼酎の方向でもない。

「なんだろう、これ。何か知ってる味だなぁ」と悩んで、思い出したのは
栗焼酎。
ブラインドで飲んだら、きっと僕はそう答える。飲めば飲むほどそう感じるから不思議だ。
ちなみに水割りにではないが”栗”というワードは何名かのテイスティングシートにも見つけられた。

謙虚なる個性
さて、ストレート。
オイリーな香りを通り抜け、口に含んでみると、また不思議な味が現れた。
アボカドやパパイヤのような青っぽい味わい。
そして、甘さも辛さも苦さもあるが、どれかが突出しているわけでもない。
泡盛らしさではないが、これはココにしかない個性であり、これは、トロピカル系・オリエンタル系なお料理にはとても相性が良いのかもしれない。
もしもそれが狙いなら食中酒に徹する謙虚な個性なのかもしれない

規格上は勿論、泡盛ではあるが、この酒には色々なワケがある。
この味はそのワケを意味付ける着地点と捉えれば、それが伝わる飲み方は「ストレート」だったと思う。


「掛け合いのループ」

首里最古の蔵元(創業1848年)を思わせる古文書にあるような「瑞穂」の文字はとても素敵だ。
和紙にこの文字だけのラベルがあっても良い。
それくらい独特で魅力的な字体だ。
色々な要素を盛り込みすぎだが、赤を基調としているのと、両サイドのデザインが台湾を想起させ、賑やかな食卓に添えたくなるボトルだ。

沢山の小皿料理が並ぶ食卓、小さな酒器に「瑞穂」を注ぎ、杯を重ねていく。
つまんでは呑み、つまんでは呑み、そのうちにゆらゆらと脳が渦巻く。
テーブルの上空を言葉が飛び交い、それがループしていく。

小山さんのリクエスト、水曜日のカンパネラの「ヒカシュー」
そのPVがこの酒と食の楽しみ方にシンクロした。
https://www.youtube.com/watch?v=OCQ5mYa9byQ

「ヒカシュー」が奇才・巻上公一氏率いるテクノポップバンドに由来するかどうかは知らない。
ただ、この曲の言葉の羅列と巻上氏の摩訶不思議な世界観とはどこかシンクロする。


オリエンタルな要素をミックスアップした結果、その場にしか生まれない瞬間的なグルーブ。
そんな楽しみ方でいいんじゃないか。
これとこれ・コレとコレ・core to core、その瞬間的一期一会の繰り返し。


「今日の泡盛を一語で表すと・・」

異邦。

日本でも沖縄でもないオリエンタルな酒。
泡盛でありながら泡盛でないような、摩訶不思議な味わいは
愛情を込めて「異邦酒」と呼びたい。



by awamoribu | 2020-07-13 13:13 | 瑞穂:瑞穂酒造