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もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
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泡盛部 第八期29蔵目:どなん(国泉泡盛)レポート

泡盛部 第八期29蔵目:どなん(国泉泡盛)レポート

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近年、やや入手困難気味になっている「どなん」。部員の小口さんが石垣島で調達してくれて、無事開催。

さらにスペシャルゲストで与那国島から與那覇有羽さんが参加してくれました。
与那国島で民具作りをされている與那覇さんに「クバ巻き」や「カゴ編み」の実演、島唄の演奏をしていただき与那国島の風を感じる会となりました。

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今回もお世話になった友人の千葉さんが、ちょうど4年前の8月3日に開催した会で與那覇さんと主宰・梅田が講師としてご一緒しました。そのご縁から今回の企画に至りました。千葉さん、ありがとうございました。

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日時:2019年8月1日 

参加人数: 19名

瓶詰め日:2018年10月26日

今日のかりんとう:「梅ザラメ」


【TASTING DATA】

◎ソーダ割 (○=イケてる ✖️=イケてない) 

○=16 ✖️=1  無効票=2


*水割り〜ロックは各呑み方を各自5段階評価で採点。その点数を集計したものです。


◎水割り(冷水割 alc.約12.5%に調整):70点

◎お湯割(各自で作成):73点 (ave.=3.8)

◎ストレート:70点

◎ロック:69点


*主宰・梅田のコメント*

ソーダ割りは甘みが濃厚でパンチのある味でした。

水割りは軽く蒸米的な、甘酒のような香。甘みがガツンときた後に軽い苦味。

お湯割りは香りも味わい(甘み)もしっかり立って旨い。好みのお湯割り。

ストレートでは香ばしい風味が漂いこちらも好みの味。

ロックではこの香ばしさが少し焦げっぽい印象になって少し苦味が強くなりました。

どの飲み方にも流れる特徴的な甘みが、とても温もりのある味わいに感じられて好印象でした。


梅ザラメかりんとうとは、お湯割りがベストマッチ。

沖縄の梅お菓子「スッパイマン」みたいな感じに。


【呑みたい場所】山手線編(駅名)

・浜松町(竹芝)

・新宿

・大崎

・大塚

・池袋

・新大久保

・田端

・上野

・秋葉原

・品川

・品川

・高田馬場

・上野

・五反田

・巣鴨

・恵比寿

・品川

・恵比寿


【料理・肴】ご参加者の願望

きな粉もち、甘い豚肉料理、冷麦、ごぼうのから揚げ、豆腐料理、しょっぱめの生ハム、肉団子、かき氷にかけたい、ガトーショコラ、から揚げ、きゅうり、鮎、水なすぬか漬け、シャケときゅうりの酢の物、角煮、アーモンド入りチーズ、稲庭うどん、肉じゃが



*当日実際に食べたものはこちら!

https://www.facebook.com/awamoribu/posts/2456108887786961?__xts__[0]=68.ARDweEeHf_lz4U1lvk6m6qM75E4gtEFfRer7wNfO4HGYqS1liiFyIDo1rtcC7E6LhhPzpAKPBt6NYAGoL9r6y3ecrnUoXkHfQWPENqlhgC9M-ekG8DIOGXwJnKaKbVCm9gaj20HPEIj1Qun_onPcWiliimQvoQ2o3UpQDJT6JNRjwhmDF80NyfwsBIINooRfiTgxJ3GQhfEieoYDMTwNWEL2tS85D1AeuOBQKVsMW4hRblXF-cweakAGHr4l5J7lqYzmViIncQ4qkV5WDYqqVn-IITzw34iMRiRuOADsJSAn8MY_C9Zz1_YVDLK2l_MBHt1_1Jdz_-C0x4WGN4HltFHgKw&__tn__=-R


【音楽】ご参加者の脳内に流れた曲

The Clash「Wrong ‘em Boyo」、大黒摩季「ら・ら・ら」、UA「太陽は手に月は心の両手に」、ちはらみのり「パラダイスロスト」、ゆっくり目のキューバ音楽、つぼイノリオ「本願寺ぶるーす」、「天気の子」の曲、「毒蜘蛛」(トカト)、「nem...」04Limited Sazabys、「あなたならどうする」、フジファブリック「花」、タワー・オブ・パワー「Only so much oil in the ground」、「津軽恋女」、スピッツ「君が思い出になる前に」、木村カエラ「Butterfly」


【ラベル】ラベルについてアレコレ

・「どなん」の字が其々一時ずつ良い。

・素朴で好み

・稲の根元のリボンが無い系

・最果てな感じがする 荒涼感

・字体が与那国の海の荒々しさ。黄と赤

・普通

・安定の黄色。キャップの「どなん」の文字、かっこいい

・レモンイエロー

・「どなん」と言えばこのラベル

・目立つ感じが良い

・耐水紙ではないのですね

・名前のインパクトが良い

・トウモロコシのイメージ

・黄色に稲穂、もう少し与那国らしさが欲しい

・The 泡盛みたいなラベル

・稲穂の角度がセクシー

・ザ・どなんって感じ

・どなんの字が印象的



*****

【再録 第六期:どなん(国泉泡盛)レポート


「おっ!?」

水割(前割)の入ったグラスを鼻に近づける。
豊満な香りの束が鼻孔の周辺に立ち込める。

「これは・・・。」

何度も飲んでいる「どなん」だが、こんな香りは記憶にない。

何度も書いているが、この2~3年で泡盛界全体に味の変化が起きているように思う。
品質の向上と多様化。
矛盾するが、品質の向上が味の個性を奪っている感もある。
しかし、造り出される味の矢印は、その方向や本数がぐっと増えたように思う。

個性ではなく、主張。

「どなん」にもその変化の波が訪れたのか。

「これは・・」と思って浮かんだのは、味醂や米飴。そう、もち米を思わせる味だ。
そして、麹で作った甘酒のようにも感じる。
つまり、米の持つ甘さが香りの塊となっていたのだ。

口に含んでも、その香りの印象はを裏切らぬ甘み。
それ故の味のどっしり感。
詰め日は2016年3月2日。
詰め日までの熟成期間は不明だが、詰め日から3ヶ月、それも水割りでこの味、香りには驚く。

肴には、甘さをぶつけて。
しっかりとした甘みをつけた魚の煮付け、蒲焼、おいなりさんなんかと合わせてみたい。


「ほーっ!」

割燗(前割の燗)。6期のこれまでの様子では、その場で作るお湯割よりもインパクトが少ない。
しかし、(評価はともかく)ここでは、軽い衝撃があった。

香に酸が出てきたのだ。
(伝わりづらいかもしれないが)「みかんクリーム」のような不思議な香り。

酸と甘が混じり合って、さらにオイリーさが加わる。
味わいにはやや辛味が出るが、アルコール感による辛味は程よい刺激で良い感じだ。

トロピカルフルーツを使ったグリル肉料理、野菜の甘みがベースになったカレーなんかが合いそうだ。


「ふふふ」

ストレートになると「みかんクリーム」はさらに主張してきた。
かすかにセメダインの香りは「花酒」の面影。
リキュールのような感じだ。

小山さんのコメントに「コアントロー」(オレンジのリキュール)というのがあったが、ストレートの香りには少しそんなニュアンスがある。
(並べて香ったら全然違うと思われるが)

珍しく、水割りよりも割燗に味や香りの類似性・同方向性を感じる。
口当たりの甘さはあるが、さすがにアルコール感が強く、その辛さがアフターに突き出る。
しかし、これも心地よい。
飲む順番がストレートからだと、この印象は突出するかもしれない。
※2期・3期はストレートが1位


「ほほー」

ロックになると、香りから酸は消えて、クリームやほのかにバニラのようにも。
味わいも平たくなり、、これまであった甘さとは少し異なったものに変わる。
強いて言えば、先述のリキュール感が強くなった。

何も知らずに、洒落たグラスでクラッシュアイスで出されたら、泡盛とは思わず、洋酒の何かかと思っていまうかもしれない。

ストレート、ロックは、シンプルにチョコレートや高級なバルサミコをかけたアイスなどと合わせてみたい。

「むむむ」

過去のデータを見ても、票割れがとても多く、どの飲み方にも魅力があるようだ。
以前感じていたような花酒の印象は特に感じなかった。
それが「どなん」における、味の多様化なのかもしれない。

これまでの経験値やラベルの印象からくる先入観を一度取り除いてみる必要があるようだ。
最西端の泡盛から学ばせて戴いた。


「昼間と夕方が混じる時間」

見方によってブラジルを思わせるカラーリングのラベル。
評価の一位は水割りだったが、ここではリキュールを思わせるストレートやロックで選曲したい。

夕暮れ時、海と夕陽が見えるテラスで夜を待つ。
昼間のほてりと夕方の涼風が入り混じる時間。

サンバとジャズ、ボッサとジャズ。
ホットネスとクールネスの交差点。
引き潮の波の音に重なるように聴こえるマンフレド・フェストのピアノサウンドで足を鳴らす。

「Triste」
https://www.youtube.com/watch?v=KVy1VPGn-lk




*****

【部員さんからの貴重な差し入れ泡盛コーナー】

             

小口さんより詰め日H27.7.22の2合瓶。

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さらっとした飲み口で、今回のボトルよりも辛口な印象。
少し酸も感じました。
一時「どなんの味、変わったような・・」と思った時がありましたが、その時の感覚を思い出させました。

もう一つ、加藤さんより”大物”登場。
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クバ巻きの花酒60度。
昔の沖縄土産の大定番ではないでしょうか。
詰め日の記載がありませんでしたが、ラベルに「飲みよい御酒」とあるのは
20年以上前という説。
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海藻を思わせるような不思議な磯香。
熟成ゆえでしょう、60度とは思えぬまろやかな飲み口。
完全に危険なやつです。

小口さん、加藤さん、ありがとうございました!



【今日の竹内さん】今期も引き続き


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by awamoribu | 2019-08-07 15:57 | どなん:国泉泡盛