人気ブログランキング | 話題のタグを見る

もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

泡盛部 第七期29蔵目:忠孝(忠孝酒造)レポート

泡盛部 第七期29蔵目:忠孝(忠孝酒造)レポート


泡盛部 第七期29蔵目:忠孝(忠孝酒造)レポート_e0155154_14130346.jpg

日時:2018年2月15日

参加人数: 9


【TASTING DATA】

◎ソーダ割 (○=イケてる ✖️=イケてない) 

○=6 ✖️=3


◎水割り(冷水割 alc.約12.5%に調整):34点

◎お湯割(各自で作成):32点

◎ストレート:31点

◎ロック:36点(ave.=4.0)


*水割り〜ロックは各呑み方を各自5段階評価で採点。その点数を集計したものです。


【呑みたい場所】今期の新企画

・茨城県 (大洗の海辺 テトラポットの上で)

・宮崎県 日南市

・東京都 小平市(小平第八小学校)

・東京都 六本木

・静岡県

・福岡県 博多

・山形県 蔵王

・宮崎県 青島

・広島県 北広島町


【料理・肴】ご参加者の願望

トリュフ塩を使ったふんわり卵焼き、南国の甘酸っぱいフルーツ、ぶどうパン、牡蠣のグラタン、雲白肉、水炊き、かき氷、地鶏の炭火焼(塩で)、モツ焼きで味が濃いやつ


*当日実際に食べたものはこちら!

https://www.facebook.com/awamoribu/posts/1699195923478265


【音楽】ご参加者の脳内に流れた曲

スターリン「虫」、Ego-wrappin’「かつて・・。」、中西保志「最後の雨」、小沢健二「カローラⅡに乗って」、Omar「There’s nothing like this」、椎名林檎「渦中の男」、Led Zeppelin「immigrant song」、「ウッドボールの歌」

*****

【再録 第六期:忠孝(忠孝酒造)レポート


「歴史の1ページ」


「一般酒」を毎週一銘柄ずつ検証していくということから始まり、手探りで色々なレギュレーションを作っていく中で、

恐れ多くも泡盛部として一般酒の大賞銘柄を決めようということになった。

それが「泡盛部アワモリアワード」。

その記念すべき第一回の大賞が、この「忠孝」だ。

泡盛部にとって歴史の大きな1ページとなった銘柄です。


「変化の波?」

この数年の各蔵の独自色に賭ける方向性の打ち出しは様々だ。

忠孝酒造さんも積極的に新たな取り組みを仕掛けていて独自のカラーを際立たせている。

そんな中、泡盛部ではいつものように一般酒を検証する。

そこに変化の波は感じられるだろうか?


「変わらぬトコロ」

いつも、過去のデータを紐解きながらこの記事を書いている。

まずはラベル、キャップ、そして裏ラベルに至るまで第1期の頃と変わらない。

(*今回のボトルは裏ラベルがなくなっていました)


改めて裏ラベルを見ると、一番のオススメが「水割り」となっている。

それも「冷水」を使って5:5

伸びのある味わいを強調。

今期の泡盛部では5:5の「前割」(常温)を「水割り」として検証しているが、度々、

これを冷やす、または冷水で割るのが良いのでは?というコメントが出る。


個人的に水割りは泡盛の味が最もわかりやすく、食中酒として適した呑み方だと思うので、

この裏ラベルのガイダンスはとても嬉しい。

そして、「忠孝」が7年前(第1期の頃)も今もこのスタンスを変えずにいるというトコロが嬉しい。



が。



今期も含め、泡盛部では、毎回ロックの人気が高い。

うーむ、これはやはり「冷水」に秘密があるのか?


「やわらかな口あたりとふくよかな香り」


これは裏ラベルの小見出し。

今回改めて感じたのは香りの特長。

それは水割りで「おや?」と思い、割燗で「なんだろ?」と感じ、ストレートで「あ~っ!」と答えが出た。

メロンの香りだ。メロンの青い部分。もしく青いパパイヤ。

バナナやパインといったトロピカル香とは違うフルーツの香り。


そして口に含むとほのかな酸味。

シー汁を使った銘柄「翠古」に近い印象があった。

口当たりに関しては記憶の中ではもう少し丸みや甘み、香ばしさがあったように思うが、ツンとしたところは感じられないので、やわらかと言えるだろう。


当然、昔の記憶と比することはできないが、裏ラベルの文言の解釈は同じでも、実態・実感としてはドライな方向にシフトしているように感じる。


「ガーデンパーティー」


青い香りとややドライな味わい。そこには甘みと塩みの要素を持ったつまみが欲しい。

塩麹に漬けた鶏肉、冬瓜とひき肉の煮物、レーズンとナッツを一緒に、少し変わったところで焼きバナナに塩少々、など。


広々とした芝生でのガーデンパーティー。

低い木々に囲まれて、小鳥やリスが現れる。

3合瓶で水割りを作ってクーラーボックスで保冷。

それぞれ持ち寄ったマイカップに冷えた水割忠孝。

草や土の香りと「忠孝」の香りを楽しんで、一口つまみを口に入れ、一口「忠孝」を口に含む。

ポツリポツリと会話が行き交う。


そこに風に乗って流れてきたのは「東京オリンピックマーチ」

https://www.youtube.com/watch?v=F3ZGwt9aQxc


あれ?

ここはガーデンじゃなくて代々木公園だ。



【部員さんからの貴重な差し入れ泡盛コーナー】



今回も部員さんからではなく主宰の梅田より。
忠孝酒造さんの一押し商品「四日麹」。
の、ミニチュアボトル。
泡盛部 第七期29蔵目:忠孝(忠孝酒造)レポート_e0155154_14131267.jpg

【今日の竹内さん】おもむろに始める新コーナー

泡盛部 第七期29蔵目:忠孝(忠孝酒造)レポート_e0155154_14132050.jpg













by awamoribu | 2018-02-16 14:25 | 忠孝:忠孝酒造