泡盛部 第七期27蔵目:与那国(崎元酒造所)レポート
2018年 01月 27日
泡盛部 第七期27蔵目:与那国(崎元酒造所)レポート
参加人数: 8名
【TASTING DATA】
◎ソーダ割 (○=イケてる ✖️=イケてない)
○=7 ✖️=1
◎水割り(冷水割 alc.約12.5%に調整):30点
◎お湯割(各自で作成):30点
◎ストレート:32点(ave.=4.0)
◎ロック:27点
*水割り〜ロックは各呑み方を各自5段階評価で採点。その点数を集計したものです。
【呑みたい場所】今期の新企画
・新潟県 佐渡島
・岩手県
・鹿児島県 (芋畑)
・富山県 氷見
・東京都 大久保
・東京都 府中市(競馬場北側の歩道橋)
・大分県 佐賀関
・愛知県 新城市の「ひつまぶし」にとろろをかける店
【料理・肴】ご参加者の願望
焼き蟹足、海鮮鍋、焼き芋、氷見の鰤と氷見うどん、白身魚、カレー風味のフライ、イカ明太、魚の刺身、とってもおいしい刺身
*当日実際に食べたものはこちら!
https://www.facebook.com/awamoribu/posts/1678667065531151
【音楽】ご参加者の脳内に流れた曲
Public Enemy「Don’t believe the hype」、渡辺美里、Dragon Force「where dragons rule」、松任谷由実「恋人がサンタクロース」、「踊るマハラジャ」にかかってるような音楽、ゴダイゴ「The sun is setting on the west」
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【再録 第六期:与那国(崎元酒造所)レポート】
「黒の与那国」
黒をベースとし、金の「龍と鳳凰」を配したラベル。オリジナルのキャップにキャップシールも黒を基調としており
デザインに気合を感じる。
与那国という小さな離島で作られる泡盛であることに誇りを持ち、その文化の継承を背負うような気構えさえ漂ってくる。
石垣島と同じく地釜式蒸留。
その字面もこのラベルに付されると妙に力強く荒々しい雰囲気が醸し出され、味への期待を誘う。
「洗練と素朴の同居」
水割りでは、豊かな香りが広がる。
水馴染みも良く、味がしっかりのっている。
地釜式蒸留特有の甘味がしっかりとあり、その後に焦げのような香ばしさが続く。
そのバランスはともて良く、「洗練」とさえ感じる味わいだ。
しかし奥には島らしいタッチが潜む。
品良さと素朴さが同居している不思議な感覚。
割燗では甘さよりもツンとした辛さがたつ。
ストレートはその甘さも相まってウォッカのような洋酒っぽい男らしい味わい。
ロックにすると味は引き締まるが、やや苦みが気になり、甘さの魅力が影を潜めてしまい少々もったいない。
「オリエンタルフードと」
つまみにはスパイス、ハーブ、ナッツを使ったソースをかけたものと合わせてみたい。
鶏肉や白身魚にソースを施したもの。サテのようなイメージ。
この酒の甘さと香ばしさには香味の効いたものがうまく絡みそうだ。
スパイスは辛い系ではないもので。
オリエンタルなムードがあるといい。
また、スイーツも合いそうだ。ブランデーケーキやビターなブラウニーなど大人っぽいスイーツ。
こちらもこの酒の中にナッツやカカオのニュアンスがあり、洋酒的な風合いも感じられるからだろうか。
フードも「洗練」と「素朴」をキーワードにして、マッチングを色々と試みたくなる酒だ。
「ロック・バーに」
ラベルのイメージがハードロックな気分を促す。
黒・金・赤というカラーリングからモトリー・クルーの「シャウト・アット・ザ・デヴィル」がピンと来た。
妖気をまとったLAメタル臭がプンプンした頃のモトリー。
味のイメージとはやや離れる気もするが、ロック・バーに置いたら最もハマる泡盛がこれではないだろうか。
【部員さんからの貴重な差し入れ泡盛コーナー】