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もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
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泡盛部 第七期12蔵目:龍(金武酒造)レポート

泡盛部 第七期12蔵目:龍(金武酒造)レポート


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日時:2017年8月3日

参加人数: 12


【TASTING DATA】

◎ソーダ割 (○=イケてる ✖️=イケてない) 

○=11 ✖️=1


◎水割り(冷水割 alc.約12.5%に調整):41点

◎お湯割(各自で作成):40点

◎ストレート:44点

◎ロック:49点(ave.=4.08)


*水割り〜ロックは各呑み方を各自5段階評価で採点。その点数を集計したものです。


【呑みたい場所】今期の新企画

・北海道(友人・東原泰道くんの家の庭)

・宮城 (ARABAKI)

・東京都 赤羽

・東京都 築地本願寺

・高知県 中村市(現・四万十市)のBAR

・奈良県 竜田川

・宮城県 松島

・兵庫県 神戸市ポートアイランド

・秋田県 湯沢市

・岩手県

・東京都

・福岡県 (やすうま居酒屋)



【料理・肴】ご参加者の願望

牛肉のブロックを串焼きで、ステーキ、刺身、焼塩焼、四万十川のゴリの甘辛煮、焼きかぐら南蛮、酸っぱい系の駄菓子、ポテトフライ、佐藤養助の稲庭うどん、魚、うなぎの白焼き、鯛の昆布締め、トウモロコシのさつま揚げ、塩味の鶏皮



*当日実際に食べたものはこちら!

https://www.facebook.com/awamoribu/posts/1513299188734607


【音楽】ご参加者の脳内に流れた曲

モトリークルー「Dr.Feelgood」、THE HUMAN BREATH「TWO SHOT」、換気扇の音、IRON MAIDEN「Wrathchild」、「ボレロ」、すぎやまこういち「ドラゴンクエスト 序曲」、影山ヒロノブ「CHA-LA-HEAD-CHA-LA」、スーパーカー「strobolights」、フジファブリック、ジェームス・ブラウン


*****

【再録 第六期:龍(金武酒造)レポート


「ASIAN POP 」


賑やかで元気の出るラベルだ。

泡盛の持つ、気分を上げる効果を引き立てるのにもってこいの抜群のPOP力。

このボトルを囲んで仲間と酌み交わす席は嫌が応にも明るくなるだろう。


アジアの屋台や夜市の雑多な賑わい。活力のある空気、匂い。

色彩豊かなラベルデザインがそんな場所を思い起こす。


「一歩の人も三歩の人も」


どの呑み方にしても甘みがしっかりあり、味わいに芯を感じる。

ドスッとした骨太の、というのではなく、味わいが崩れない芯の太さ。


それは玄人受けの渋さに通じる場合が多いが、「龍」はそういう類ではない。

初心者でも受け入れられる「泡盛としての特長」が芯として存在する絶妙なバランス感。


味の個性としてのインパクトにはやや欠けるのだが、ラベルやネーミングで手に取った時に、

外しのない泡盛らしい味わいとの出会いは約束できる。

そういう意味で、はじめの一歩にも、三歩目の人にも薦めやすい一品だ。


「満腹の友」


ラベルのイメージからくるアジアは、アジアといってもエスニック方向ではなく中華系。

台湾や香港といったムードなので食べ物もそちら系のものを合わせてみたくなる。


酒の席の賑わいを彩る、力強く色どり豊かな食材が盛られた大皿料理。

酒からも食からもエネルギーを得られるような酒席が似合う。


オイスターソースや八角などの中華系スパイスの効いたタレがたっぷりかかった肉料理。

そのソースを染み込ませて頬張る万頭。

油のこってりした甘めの料理が欲しくなる酒だ。


たっぷり食べて、たっぷり呑んで、満腹でシュパッと帰路に着く。


「ドカドカうるさいR&Rバンド」


それはまるでR&Rバンド。

一日一日一期一会。

その日の夜を100%出し切る。

そこにしか生まれないヴァイブレーション。熱気。

魔法のような時間を創り出す音に似合う酒。


【部員さんからの貴重な差し入れ泡盛コーナー】


部員の中尾さんより、1990年蒸留43度の鍾乳洞貯蔵を!
せっかくなのでカラカラに入れて、お猪口(ちぶぐぁ〜が無いので・・)でいただきました。
開けたては若々しく、活き活きとした味わい。27年とは思えぬ新鮮な旨さ。
少し置いておくと、アルコールの辛味は感じるものの、ふくよかさが出てきました。
そして特筆すべきは、空いたお猪口に残る豊満な香り。これぞ古酒の魔法という香りがずっと続くのでした。
泡盛部 第七期12蔵目:龍(金武酒造)レポート_e0155154_13012310.jpg
中尾さん、ありがとうございます!






by awamoribu | 2017-08-04 13:31 | 龍:金武酒造