もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
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泡盛部 第六期42蔵目:守禮(神村酒造)レポート

泡盛部 第六期42蔵目:守禮(神村酒造)レポート



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日時:2017年1月26日

参加人数:10名


神村酒造の創業は1882年(明治15年)と、とても歴史があります。
当時は那覇に工場があり、1999年に現在の石川市に移るまでには
那覇市内で二度ほど移転をしています。
樫樽貯蔵の研究にいち早く着手、「暖流」は神村酒造さんの主要銘柄にもなっています。
暖流のソーダ割り「暖ボール」も好評。常に様々なチャレンジをしているパワフルな蔵元さんです。
泡盛部では第一回目の合宿で伺ったり、神村社長や中里専務も部員としてお越しくださったりと、
とてもお世話になっています。


飲み方人気ランキング:

1位:水割り(6票)

2位:割燗(2票)

2位:ストレート(2票)

4位:ロック(0票)


①水割り②お湯割り③ストレート④ロック の順番で、参加者皆で足並みを揃えて飲む方式となっております。


*****


「芳醇浪漫」


神村酒造さんのお酒に記されるこの四文字には、酒の特長だけでなく、会社として目指すべく方向性やお客様と共有したいイメージなどが詰まっているように思う。

泡盛の奥深さと可能性を夢に持って取り組んでいる会社であり酒であることがこの言葉から滲み出ている。

そして実際に「守禮」を口にすると、その実直なる姿勢が味からも感じられるのである。


「育ちの良さ


蔵の歴史、蔵人の人生を知っての上ではなく、酒の味からくるイメージとして「育ちの良さ」という言葉が浮かんでくる。

泡盛としての本筋を守り、敬意をもって現代へと引き継ぐ。

伝統芸能にも通ずるような力強い一本道。

決して古風なわけではなく、しっかりと「今」の着地点を模索しながら解答を出している感じだ。

「育ちの良さ」からくる精神的な安定感。

誰もが心地よく居られる存在。


「伸びの良さ」


水やお湯のなじみがよく、割った時に味に伸びがある。

口当たりは柔らかく甘みがゆるやかに広がり、そして余韻が続く。

ゆるやかさの先に現れるほのかな渋みが古風味を匂わせる。

二口、三口と呑み進むと古酒に潜むカカオや椎茸のような香りのニュアンスも漂い、

一般酒にして少しラグジュアリーな気分にさせてくれる。


ストレートやロックでは、このふくよかさや優しい広がりは隠れてしまうような気がする。

決して呑み口は悪くないが、持ち味がアルコールの刺激で覆われてしまうのが勿体無い。

古酒であれば、また違うかと思うが、あくまでも一般酒では、割った方が魅力を発揮するように思う。



「出汁との融和」


やわらかく、ふくよかで甘さがある。

これは温かい出汁との融和を楽しみたい。

関西風のおでんや揚げ出し豆腐、ふろふき大根、海老しんじょや明石焼なんかも良いだろう。

出汁のしみたものや、とろっとした出汁のかかったもの。

上品な器に盛られた一品一品を丸みを帯びたグラスに満たした前割りの「守禮」と共に。


「伸びやかな声を耳に」


堅苦しい席ではないけれど、スーツは着ていたい。

少し忙しいかった一週間、平日最後の夜にちょっと寄った馴染みのお店で、

伸びやかな女性ボーカルの声が耳に優しい音量で聴こえてくる。

ほっと一息、今週を振り返りながら一献。

自分にお疲れ様なひと時。



「今日の泡盛を一語で表すと・・」


やはり「浪漫」でしょうか



*****(text by 梅田竹松)


当日の様子

Facebookページのアルバム

https://www.facebook.com/awamoribu/posts/1328594667205061



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by awamoribu | 2017-02-02 13:43 | 守禮:神村酒造