もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
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泡盛部 第六期3蔵目:照島(伊平屋酒造所)レポート

泡盛部 第六期3蔵目:照島(伊平屋酒造所)レポート
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日時:2015年12月10日
参加人数:14名

沖縄本島北部の西にある伊平屋島、伊平屋酒造所は最北端の酒造所になります。
創業は1949年(昭和24年)。
当初は島内だけで消費されていました。
イーヌカーと呼ばれる湧水を使って酒造りをしています。

今年2月の合宿でご訪問。
こじんまりとした手造りの泡盛というのを実感できた工場でした。
離島の際に、女将さんが港までお見送りに来てくださって、みんなで感激の出港でした。

飲み方人気ランキング:
1位:ストレート(4票) ※2位:4票
2位:水割り(4票) ※2位:3票
3位:ロック(3票) ※2位:6票
4位:割燗(3票) ※2位:1票

*****

「バンカラな」
味の好みは見事に割れて、激戦の末に一位はストレート。
水→燗を経て、ストレートを呑んだ時に初めてこの泡盛が個性的だとわかる。
そして、ロックで無難に収まる。

コメントで多く見受けられたのは「苦い」という表現。香りから来るふくよかさや古風な印象(しいたけ香)に反して、意外と後口が辛く、そして苦い。
この苦味は後口を引き締めて、食中酒にした時に良い効果を発揮するように思える。

時に柑橘系の香りや酸味もあり、表情は豊か。
「泡盛」としての個性は強く、古風な印象。
一見ツッパてるけど、決して踏み外すことのない実直さが備わった硬派な気質の泡盛。


「食堂で」
居酒屋の酒のつまみメニューよりも、食堂で出てくる肉(カツなど)や魚(煮魚など)、ちょっと濃いめの味付けで、ご飯がすすむような一品が似合う。
そう、照島の「米感」が豊かな味わいは「飲むご飯」と捉えてもよい。
厚めのコップにガシッと注いで、グビッ、ガブッ。時々シャキッとキャベツなぞ。


「ラジオから」
さて、そんな味わいながら、ラベルはちょっとチャーミング。
鮮やかな赤と緑。ちょこんと結ばれたリボン。
硬派な男が、野原で摘んできた草花を不器用に結んだリボンのよう。
好きな子に黙って花を渡して、ホッと一息、食堂へ。
照島で喉を潤し、腹を満たす。
ラジオから流れてくるのは、無骨な唄声。
照れくささを酒でごまかしていたという野坂昭如氏の唄。
https://www.youtube.com/watch?v=d4HiKH9dzIo

この日訃報が届いた野坂氏へ合掌。


「今日の泡盛を一語で表すと・・」

小倉さんによるストレートな一語「米」。
おそらく、他にもまだ「米」な泡盛は出てくると思うが、
先に記した「食堂」を思わせる、生きる上での素朴な力強さ。
その源となる「米」を、この泡盛の一語に充てたい。

*****(text by 梅田竹松)

当日の様子
Facebookページのアルバム
https://www.facebook.com/awamoribu/posts/1002170813180783


伊平屋酒造所さんが、
伊平屋島産のお米で造った入魂の泡盛「しまぐみ」と、今月発売予定の古酒をプレゼントしてくださいました。
皆で楽しませていただきました。
ありがとうございました!
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by awamoribu | 2015-12-17 13:53 | 照島:伊平屋酒造所