人気ブログランキング |

もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

泡盛部(瑞穂):瑞穂酒造


【交流球泡盛】

・日時:2009年7月2日
・参加人数:11名
・銘柄:瑞穂(みずほ) 
・おつまみ:かりんとう  レトルトカレー&ハヤシ 辛子もろみ ケッパーの塩漬け しいたけチップ 柿の種 ラッキーチェリー豆 ラッフルズホテルのカヤジャム
 
第22回目は、瑞穂酒造。
泡盛発祥の地でもある首里で王朝時代より150年続く蔵元さん。
e0155154_23421599.jpg


そんな歴史、伝統に早速の一撃。
e0155154_23425097.jpg

なんと一般的なタイ米ではなく「蓬莱米」という台湾米仕込み。
しかも台湾産。

キャップはかわいいオリジナルタイプ。
e0155154_23434729.jpg



★ストレート:香りは控えめ。「ほとんど感じられない」という意見も。やや甘い香りがある程度。発酵臭のような今までにない香りという意見も。口に含むとフルーティーな甘さがある。すっきりと飲みやすく「朝からいけそう」と言う意見や「丸い」「ソフト」という声も。後味にほんの少し辛みを感じるのがすっきり感を出している。

★ロック:香りは引く。苦味・渋みといったビターな印象の声が多い。コク、ネバリ、トロミ、という単語が出るのも特徴的。反面、シャープな飲み口になり、柑橘系のニュアンスも感じると言う意見もあり。

★水割り:香りはほぼ消える。咽喉を通った時に甘味を感じるが全体的に薄まった感が強い。けれど「悪くない」や「冷やしてなら」「昼なら」などあまりネガティブでない意見も見受けられる。

★お湯割り:香りが立ち上がり、おいしくなったという意見多数。個性が薄かった分、お湯割りで全体が開いた感あり。丸みが出て、穀物感や香ばしさも感じられる。香りの立ち上がりにアルコール感を強く感じると言う意見もあり。


蓬莱米は、日本米と台湾米のかけあわせで分類としては「ジャポニカ米」になるそう。
今までの経験ではジャポニカ米で造ると、華やかでフルーティーな印象が際立ちライトな印象が強い。

ですが、瑞穂はライトなタイプではありますが、そこまでフルーティーさも強く感じず、タイ米仕込みのニュアンスを残しているような感じがします。

感覚としては「タイ米とジャポニカ米の中間地点」という感じでしょうか。


・・・FOOD・・・
今回は「カレー」。
それもレトルトカレー。
条件は「こだわりのないレトルトカレー」を持ち寄る。
なぜなら「混ぜるから」

とは言ってもみなさんやはりちょっとは思いを込めてる気がします。
e0155154_052689.jpg


たまたま作りおいていたからコレで・・・と、部員Iくんはお手製のもの。まずはシンプルにこのカレーでスタート。
e0155154_063383.jpg


その後、順番を考えて、どんどん混ぜていきました。
e0155154_072084.jpg


途中、「混ぜてもやっぱりレトルトはレトルトだな」というシビアな発言も。
確かに。

そこでちょっと秘密の一品。
e0155154_091263.jpg

栃木県の日本酒蔵「天鷹酒造」さんが酒のもろみと地元の名産品「唐辛子」から作った【辛味もろみ】をちょこんと混ぜる。
e0155154_011262.jpg

もろみ由来の独特の酸味と唐辛子から来る爽やかな辛味がレトルトカレーに深みを加えてくれたようです。

最後には、部員Aさんが「間違えてしまった・・」 オリエンタル・マース『ハヤシ』も投入。
これが意外と新鮮な味わいに。
「洋食テイスト」が加わってレトルト、いや、レトロモダーンな味わいに。
というのは言いすぎか。

レトルトカレーの「混ぜ合わせ」。
カレーとハヤシの「混ぜ合わせ」。
なかなか楽しめました。

カレーと泡盛の相性は、以前に今帰仁酒造さんの「まるだい」に【春風カレーライス泡盛】というコピーがついたようにとても良好な関係。
なんの違和感もなく楽しめます。

その他、乾き物は岐阜の「しいたけチップ」や日本で2番目に辛い「柿の種」、長崎のラッキーチェリー豆など。
e0155154_0314462.jpg

e0155154_0315911.jpg


それから、最後に部員Kさんのお友達が飛び入り参加。
シンガポールの有名ホテル「ラッフルズホテル」のカヤジャムを持ってきてくれました。
e0155154_0281289.jpg


カヤジャムとは、卵・ココナッツミルク・砂糖・パンダンリーフ(香り付け用の葉)で作られたクリーミーなジャムで、シンガポールでは朝食やおやつの定番メニューとして親しまれ、カヤジャムとバターを炭火でカリカリに焼いたオリジナルの薄焼きパンにぬって食べるのがポピュラー。

とのこと。
クラッカーにのせて食べましたが、カスタードクリームのココナッツ版といった感じで、すごく甘いのですが、その甘さが泡盛と妙にマッチ。
やはり東南アジア系の食材と泡盛との相性にはまだまだ可能性を感じます。

かりんとうとの相性は、意見が非常にばらつき、あまりこれといった傾向は見つけられませんでした。
総合的に相性がよいのかどうかもわからぬ意見の分かれ方でした。


合わせたい料理・肴には
九州の甘い醤油できびなごの刺身・アジの南蛮漬け・お寿司などが挙がりました。
醤油と相性がよさそう。とも。


・・・MUSIC・・・

バート・バカラック、テクノ・イエメン中近東系、KAN「愛は勝つ」、ラヴァーズレゲエ、エイジア、ワム「クラブ・トロピカーナ」、ハチミツパイ、村八分、クリエイション、チャラ、ホルガーシューカイ、コンディション・グリーン、、、

とぐちゃぐちゃ。

とりあえず「カレー」ということもあり、民族音楽がよいかと思いシタールやトルコの民族楽器などをかけたが、
一番しっくりきたのはこちらでした。

e0155154_0452921.jpg


「Iran 5&6」となっていますが、「バルチスタン」の音楽。

ウィキによりますと・・・
バルチスタン(Baluchistan)とは、現パキスタンの西南(バローチスターン州)、イラン東南(スィースターン・バルーチェスターン州)、アフガニスタン南部にまたがる地方。

なのだそうです。

ちなみに、この音楽は「悪霊払いのヒーリング儀礼 グワーティー」のための音楽なのだそうです。

民俗音楽の専門店の方のブログの中に「カレーに匂いが似つかわしい」という台詞が!

http://zeami-cd.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_4a08.html

そして衝撃的な発見!
e0155154_0543979.jpg


瑞穂のボトルの右側に飛ぶ鳳凰のような鳥と、このジャケットの鳥、なんか似てませんか!?


さて、この瑞穂。
実は「台湾産」という表記があるため、泡盛ではあるのですが「琉球泡盛」との名乗れません。

(産地呼称制度により「琉球泡盛」という名称は「泡盛」の定義に加えて沖縄で造られているという条件が加わります)

しかしながら、「蓬莱米」という日本と台湾との交流に始まるこの泡盛。

当部会的には「カレー」という日本とインドの交流、「ハヤシ」という日本と西洋の交流、さらに「カレーとカレー」「カレーとハヤシ」「カレーと辛味もろみ」そして「カレーとライス」という味の交流、その上、音楽では「バルチスタン」というイランとパキスタンとアフガニスタンの交流と、まさに異文化交流の坩堝。

ということで、「琉球」とは名乗れぬ瑞穂に「交流球」の名称を授けたく存じます。

「交流球泡盛 瑞穂」。

☆この日、瑞穂酒造さんから差し入れがありました。

e0155154_1143435.jpg


東京農大短期大学部酒類研究室で、天然吟香酵母(NY2-1)を、沖縄県立芸術大学デザイン専攻の学生がデザイン、ネーミングを。
大学との共同開発で誕生したこの泡盛は、次の時代へ向けたもう一つのスタンダードを提案いたします。(瑞穂酒造さんのHPより抜粋)


という「ender(エンダー)」という『琉球泡盛』。

あれ?でもこれこそ『交流球泡盛』じゃない?




瑞穂酒造さま、商品お送りいただきありがとうございました!
http://www.mizuhoshuzo.co.jp/shopping/ender/

「ender」への部員のコメント

・enderは(瑞穂に比べて)異質。吟香は清酒を思い起こさせるので泡盛を越えている。和食との飲み方を提案すればよいと思う。
・トロピカルフルーツの香り、米焼酎のおいしいのという感じ。泡盛じゃないみたい。
・日本酒の吟醸酒のように少量を楽しむのがよいかも。
・日本酒の香り。味は日本酒と泡盛のMIX
・すごーい優しい仮面のロボット
・やっぱり米焼酎みたい。でも香り上品でよい。和食と合わせてみたい。
・これは日本酒に近い分苦手かも。



”必読おすすめ”
部員Aさんのブログはこちら
http://collabo98.blog77.fc2.com/blog-entry-149.html
by awamoribu | 2009-07-08 01:27 | 瑞穂:瑞穂酒造