もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
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泡盛部 第七期15蔵目:請福(請福酒造)レポート


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日時:2017年8月31日

参加人数: 11


【TASTING DATA】

◎ソーダ割 (○=イケてる ✖️=イケてない) 

○=5 ✖️=6


◎水割り(冷水割 alc.約12.5%に調整):33点

◎お湯割(各自で作成):41点(ave.=3.73)

◎ストレート:33点

◎ロック:34点


*水割り〜ロックは各呑み方を各自5段階評価で採点。その点数を集計したものです。


【呑みたい場所】今期の新企画

・静岡県 (茶畑の一角にゴザを敷いて)

・神奈川県 湘南

・福岡県 朝倉市

・鹿児島県 志布志市

・北海道 摩周湖

・神奈川県 南林間(フィリピンパブ)

・北海道 森町

・山形県 米沢 上杉神社(米沢城跡)

・北海道 女満別 知床

・東京 (ホッピー通り)

・新潟県 (どっかの田んぼ)


【料理・肴】ご参加者の願望


鯨の赤身肉を焼いたもの、中華、餃子、気仙沼の塩辛、野菜炒め、御幣餅、牛肉ブロック鉄板焼き、いかめし、すき焼き、帆立貝焼き、ジャガイモ、サーロインステーキ、柿ピー


*当日実際に食べたものはこちら!

https://www.facebook.com/awamoribu/posts/1537986172932575


【音楽】ご参加者の脳内に流れた曲

トレイシー・ウルマン「They don’t know」、杉山清貴&オメガトライブ、Nova Ela「Angra」、「Hacking to the gate」、米米クラブ「Shake hip!」、Three dog night「Joy to the world」、ユーミン「やさしさに包まれたなら」、北野武「浅草キッド」、「今夜はブギーバック」


*****

【再録 第六期:請福(請福酒造)レポート


「エネルギーーー」


ヴィヴィッドな色彩はブラジルやジャマイカのカラーを思わせる。

石垣島の眩しい太陽の下に鮮やかに実る稲穂。

エネルギーの発散されているこのラベルには元気の源が詰まっているお酒を言う印象を受ける。

近年、アグレッシブに実験的な商品を生み出している請福酒造さんだが、基本であるこの一般酒のラベルからもそんな姿勢が窺い知れる。



「あれれ??」


石垣島と言えば、「直火地釜蒸留」。

その蒸留方法からくる独特の風味には、ある一定の共通項が感じられる。

そんなイメージを持って、鼻を近づけ、口に含んでみると、一瞬「あれれ?」となる。


豊かな香りはとてもフルーティーで、青リンゴや若いメロンのようだ。

そう、減圧蒸留のような爽やかな香り。

そして、口に含むと、優しくスムーズな飲み口に、すっきりとした舌心地。

その後に、幾らかの香ばしさ、辛み、苦味へと続いていく。

ストレートでもアルコールの強さを感じず、特にロックや水割りでは初心者にもすっと受け入れられるであろう優しさと爽やかさがある。


「蔵の舵取り」



請福酒造さんは、減圧蒸留の商品を最初に出した蔵だそうだ。

先述のアグレッシブな商品展開には、当然泡盛文化の存続に対する危惧があると思われる。

どのような形であれ、入り口として泡盛に触れてもらうこと、消費してもらうことはとても大切なことだ。


変わらずに守るべき伝承部分と変化・進化・対応をしていくことで存続を重視する部分。

時に舵を振り切ることも必要であり、その舵取りによる方向性の打ち出しは蔵によって違ってくる。

一概に「直火地釜蒸留」と言う手法を取っていても、様々な工程や環境によって、その蔵の出す味・カラーは全く違うものになる。


この10年位というのは、本当に一つの過渡期で、ほんの数年前とは味の印象が全然変わっている蔵が幾つかあるように感じている。

蔵のカラーというのは一朝一夕に周知されるわけではない。

今回、この一般酒からも近年の請福酒造さんの方向性が改めて垣間見られた気がする。


「元気注入!」


さて、こうしたすっきり系の味の場合、おつまみには「さっぱり」か、「こってり」かに分かれる。

減圧風なタッチはあるものの、アフターの辛みや苦味、ほのかな穀物香などを加味すると、ここは「こってり」で。

それを「請福」でリフレッシュさせるというのが良さそうだ。


中華系のトロッと甘みの効いたタレを使った肉料理。白身魚やイカを揚げて甘酢餡かけで、など。

口の中に広がる脂の旨みを堪能した後に、「請福」を呑んでリセット。

お次の一品へと向かう。

そして、締めには「おこげ」。これで決まりだ。




【部員さんからの貴重な差し入れ泡盛コーナー】


部員の長岡さんより、海底熟成させたもの。
柔らかさと甘さが増し、かつ、輪郭が立った感じでした。
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同じく、長岡さんから「あわもえ」2013.9.30詰めの瓶熟古酒25度。
度数のせいもあり、飲みやすいすっきり感。
ほのかに梅のような酸味も感じられました。

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部員の竹内さんより、「ひとときのちゅら」44度。
ミルキーなアルコール香が凝縮。薬草の根っこのような、これまでに飲んだことのないような不思議な風味。
謎多き味でした。

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長岡さん、竹内さん、いつもありがとうございます!








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# by awamoribu | 2017-09-01 17:49 | 請福:請福酒造

泡盛部 第七期14蔵目:沖之光沖之光酒造)レポート


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日時:2017年8月24日

参加人数: 10


【TASTING DATA】

◎ソーダ割 (○=イケてる ✖️=イケてない) 

○=9 ✖️=1


◎水割り(冷水割 alc.約12.5%に調整):31点

◎お湯割(各自で作成):33点

◎ストレート:33点

◎ロック:36点(ave.=3.6)


*水割り〜ロックは各呑み方を各自5段階評価で採点。その点数を集計したものです。


【呑みたい場所】今期の新企画

・山梨県 青木ヶ原の樹海

・東京都 (笹塚のいつもの処)

・熊本県 阿蘇 草千里

・北海道 厚岸町

・長野県 (美味しい馬刺しを食べられるところ)

・千葉県 御宿

・山口県 壇ノ浦PA

・埼玉県 熊谷

・兵庫県 甲子園

・和歌山県


【料理・肴】ご参加者の願望


甘い酢豚、静岡おでん、羊肉、ジンギスカン、生牡蠣(まるえもん)、たこ焼き(ソース・紅生姜抜き)、ガーリックチキン、串焼き盛り合わせ、よもぎ餅、塩こぶ、カレーライス(甘口)


*当日実際に食べたものはこちら!

https://www.facebook.com/awamoribu/posts/1534714223259770


【音楽】ご参加者の脳内に流れた曲

トム・ウエイツ「BIG in JAPAN」、ルパン三世エンディングテーマ、種ともこ「笑顔で愛してる」、アニメ宝島エンディングの「小さな船乗り」、ビーチボーイズ「サーフィンUSA」、ブルーハーツ「青空」、ピカチュウのうた、沖田浩之「E気持ち」、「ムーミン」


*****

【再録 第六期:沖之光(沖之光酒造)レポート


「お顔変われば」


第4期までの青と白を主体とした空や波しぶきを思わせる涼しげなラベルから一転、豊穣を祝うかのような黄や緑を主体としたレトロ感のあるラベルへと変化した第5期以降、2回目のテイスティング。

やはり視覚的な要素は味覚に影響を及ぼすのだろうか。

どことなく古風な味わいに変わったように感じられる。

まぁ、それはそれでよし。

蔵元さんも意味を持って変えているのだろうから、今の「沖之光」はこの顔に見合う味なのであろう。



「後味の美学」


宮古島の泡盛には概ね共通して柔らかい甘さを感じる。

特に水割りにした際の水馴染みの良さは、それをストレートに感じさせてくれる。

「沖之光」の水割りも香り豊かで味やわらか。

呑み続けるのにいい塩梅だ。


しかし口当たりの柔らかい甘さに反して後からやってきて余韻に残るほろ苦み、そして酸味。

これはどの飲み方にも共有して感じられた。


それを踏まえた上で一番人気だったロック。

香りの要素は他の飲み方に比べて控え目になるが、すっきりと引き締まり、柑橘系の酸と皮のようなほろ苦みが強まり、個性がぐっと引き立つ。


個人的にはアフターのビターな印象に妙に男っぽさを感じる。

胡座をかいてちゃぶ台で杯を重ねる角刈男の晩酌姿。


入り口ではなく出口に、「沖之光」の「沖之光」たる姿が垣間見える。


「酒と肴のグラデーション」


酸味と苦味という要素は食事と合わせた時に重要な役割を持つ。

酒単体として呑むよりもぐっと魅力が増す。

酒として良い意味で一歩引いた存在になるのだ。


この酒の場合、とりたてて「マッチング」という堅苦しさではない方がいい。

やはりちゃぶ台が似合うもの。

ちょうど秋の味覚で言えば、秋刀魚。

ワタや皮の焦げ目のほろ苦さとすだちの酸、身に詰まった脂の旨み、まるで味の要素が重なり合うようだ。


鯖や鮭を味噌で煮たものも合いそうだ。

味噌を煮込むことででてくる発酵香や酸味がまた重なり合う。


身をほぐし、一口食べては杯を重ねる。

同系色のグラデーションが味で築かれていく。




【部員さんからの貴重な差し入れ泡盛コーナー】


部員の中尾さんより、以前のラベル時代のもの。「の」が平仮名です。なんとほぼ11年前。
こちら、古酒になったというよりも、当時の泡盛の味がそのまま保存されているかのような印象で、とても良かったです。
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部員の竹内さんより、25度の古酒「月桃の花」。こちらはほぼ5年前の詰め日。
今回の「沖之光」にも感じられた青草・薬草系の味を感じながらも、フルーティーでマイルド。古酒&度数低めの意味が実感出来る味わいでした。


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中尾さん、竹内さん、いつもありがとうございます!

***
おまけ
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ひさえさん、お誕生日おめでとうございます!
急にお願いした「どろまみれ」さん、素敵なプレートをありがとうございました!







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# by awamoribu | 2017-08-29 11:10 | 沖の光:沖之光酒造

泡盛部 第七期13蔵目:時雨(識名酒造)レポート


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日時:2017年8月17日

参加人数: 17


【TASTING DATA】

◎ソーダ割 (○=イケてる ✖️=イケてない) 

○=13 ✖️=2 無効票2


◎水割り(冷水割 alc.約12.5%に調整):66点

◎お湯割(各自で作成):58点

◎ストレート:66点

◎ロック:70点(ave.=4.12)


*水割り〜ロックは各呑み方を各自5段階評価で採点。その点数を集計したものです。


【呑みたい場所】今期の新企画

・兵庫県 淡路島

・東京都 (下北沢の地下にあるバー)

・福岡県 (縁側)

・東京都 代々木公園

・静岡県 下田

・東京都 (神楽坂にあった居酒屋「時雨」)

・山梨県 富士山五合目

・石川県 金沢市東茶屋街

・山形県 庄内地域

・千葉県 (ディズニーシー)

・兵庫県 西宮(競艇場)

・鹿児島県 奄美大島

・北海道

・長野県 安曇野(わさび農場の水車を見ながら)

・高知県 高知市

・神奈川県 野毛

・青森県 (田舎の家)

・東京都 下北沢(スズナリ)


【料理・肴】ご参加者の願望


世界の山ちゃんの手羽先、煮卵のチーズ味噌漬けを合わせて、冷やしトマト、トムヤムクン、金目の煮付け、伊勢海老、奈良漬、チーズとナッツの盛り合わせ、治部煮、山わさび、燻製枝豆、トマトとモッツァレラとルッコラのサラダ、塩辛、山羊チーズ、焼き鳥、おにぎり、いなり寿司、チョコレート、安兵衞の屋台餃子、渋めの料理、鍋、いも



*当日実際に食べたものはこちら!

https://www.facebook.com/awamoribu/posts/1526192850778574


【音楽】ご参加者の脳内に流れた曲

エルビス・コステロ「She」、昭和初期の音楽、UB40、サザンオールスターズ、ビートルズ「ヘイ ジュード」、

サザンオールスターズ「ツナミ」、福山雅治「Squall」、小林太郎「Armour Zone」、小田和正「夏の終わり」、

アリス「チャンピオン」、戸川純「好き好き大好き」、ブランキージェットシティ、ちあきなおみ「喝采」、Kool& The Gang 「summer madness」、オフコース「秋の気配」、吉幾三、山口百恵「ひと夏の経験」


*****

【再録 第六期:時雨(識名酒造)レポート


「雨の泡盛」


ベタな話だが「雨の日に呑む泡盛は?」と問われれば「時雨」と答えてしまうだろう。

何のひねりもない答えだが、「時雨」を口にすると納得してもらえるのではないだろうか。


「雨のち涼風」


水割りを作って、香りを嗅ぐと、亜熱帯のフルーツを思わせる甘い香りと麦のような香ばしさ、そして

古風な泡盛に薫るしいたけ香。

湿り気を帯びた空気感に潜む「古風味」が香りからだけでも感じられる。


口に含むと全体的に甘さが広がりつつも、アフターには辛味が出て、すっきりとさせる。


しとしとと降る雨が果実に潤いを与え、降り終えた後にカラッとした風が熟れた果実の香りとともに

吹き抜けるようだ。

ボリューム感のある味でありながら、うだうだしていない。

昨晩から続く雨に、「今日はゆっくり呑もう」と思ったら、思いがけず爽やかな夕方がやってきた。

そんな味わいだ。


「雨音は酒を美味くする 」


ロックに切り替える。

香りの印象は水割りに近い。

そして味わいには芯の強さを感じさせる、ストレートに負けない存在感がある。


雨脚は強い。

地面から跳ね上がるのが目に浮かぶ。

そんな雨模様を窓から眺めて一献。


ひんやりとした口当たりの後に広がる甘さ。そしてゆっくりとやってくる辛さ。

口の中で転がしていくと出て来るビターな響き。


雨粒が屋根や空き缶、木々に当たる音、車が水しぶきをあげる音、様々な雨の音を

BGMにして口に含んでは転がす。


粘性の高いアルコール感が妙に大人びた気分にさせる。

大体において、雨音っていうのは酒を美味くする。


雨の日にはベタに「時雨」を選んでほしい。

そして「雨」を感じながら、「時」とゆっくり戯れるのがいい。


「潔く」


雨の日に「時雨」を呑むならば、つまみというより小腹を満たすものがいい。

蒸しパン、万頭、栗や芋の和菓子など。


パクッと食べあげてから、また呑む。

トイレに立ったついでにパクッと。

そしてほどほど呑んだら、素麺やお茶漬けをさらっと食べて寝る。

潔くそんな感じがいい。




【部員さんからの貴重な差し入れ泡盛コーナー】


部員の白井さんより、識名酒造・咲元酒造・瑞泉酒造・瑞穂酒造と、首里の4蔵のブレンド酒を。酒造協同組合がブレンドしてますね〜。泡盛部の総括会で作る乾杯酒に感じられるような「真ん中取り」っぽいバランスの良い味でした。
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部員の中尾さんより、瓶熟古酒となった一般酒。時雨の特長的な甘みがしっとりと落ち着いた感じで、時雨らしい味わいでした。デーツがとても合いました。
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部員の長岡さんより、同じく瓶熟古酒。偶然にもほんの数ヶ月違い。
こちらは、苦味が先に来て、その後に甘みがやってくるという、逆ルートな味でした。
面白いですね〜。
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白井さん、中尾さん、長岡さん、ありがとうございます!





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# by awamoribu | 2017-08-18 13:29 | 時雨:識名酒造