参加人数:8名
瓶詰め日:2022年4月18日
【TASTING DATA】
*水割り〜ロックは各呑み方を各自5段階評価で採点。その点数を集計したものです。
(同点の場合は「5」評価の多い方を1位としております。)
◎水割り(冷水割 alc.約12.5%に調整):32点(ave.=4.0)
◎お湯割(各自で作成):23点
◎ストレート:23点
◎ロック:25点
*主宰・梅田のテイスティング・コメント*
個人的な感想ですが、参考になれば幸いです。(●は一番好みだった飲み方)
・水割り:やや硬質な甘い香り、小さい白い花の香り。
ストレートな甘さがパッと広がる。単調な甘みと後味のキレの良いアルコール感。ほのかに残る香ばしさに泡盛がいる。削ぎ落とした味わいだが嫌いではない。
●お湯割:熱々の熱燗のような香り。
温度により一層甘みが広がる。飲み口の甘さとアルコールの感じが早々に心地よい酔い心地にさせてしまいそうで危険。
・ストレート:純粋なエステル香。
優しいアルコールの甘みからキリッとしたアルコールの辛みへシフト。甲類焼酎やウォッカの様に楽しむべし。ショットでキュッと飲んで「ダーツやる」みたいな。
・ロック:香りに少し香ばしさを感じた。
個性は薄いがキュッとしたアルコール感は下町のもつ焼きとともに楽しむのに良い危険な味。(べろべろになる)
【総括:全体的な印象、他人におすすめする時のポイントなど】
・泡盛というよりは甲類焼酎という感が否めないが、そっち系の酒として楽しむにはとても美味と思う。
ご参加者からの総括コメント(抜粋)
・飲みやすいとは言えない複雑な味わいは、人が好きな人に勧めたい。カクテルベースにしてみたい。
・泡盛として考えると軽く飲みやすく、甘い水のような味。個性を感じない。何かと割って飲むのには適していると思う。
・飲み屋(スナック)で飲もう。そんなお酒。
・あっさりしているので、そこを最大限に活かして楽しみたい。
・泡盛の印象が薄くなって、甲類が強い。気のおけない仲間と飲みたい。
・純然たる泡盛ではないが「焼酎(甲乙混和)」としては他に類を見ない風味として楽しめる
・何か割りものを入れて楽しみたい(塩漬け梅・きゅうり・レモンなど)。食中酒としてボトルを入れるのはいいかも?
【料理・肴】ご参加者の願望(沖縄料理以外)
水割りに・・ 豚の昆布巻き、もつ煮、カニカマ
お湯割に・・博多の鳥皮串、おでん、サザエのつぼ焼き、ほうれん草の胡麻和え
ストレートに・・**
ロックに・・もつ焼き各部位を味噌で、豚もつ焼き(たれ)
全体(選択なし)・・あたりめ
【合わせたい音楽】(沖縄音楽以外)
吾妻光良&ザ・スウィンギング・バッパーズ「高田馬場へ」、DEPAPEPE「Harvest」、河島英五「酒と泪と男と女」、
「舟唄」、空手バカボン「来るべき世界」、坂本冬美「また君に恋してる」、「ウルトラQのテーマ」、細川たかし「北酒場」
【泡盛POEM】(マンションポエム風なキャッチコピーを15文字以内で)
・東京の下町へと誘う沖縄の奇(危)酒
・ゆれうごく味わい泡盛とジンの間
・甲と乙51対49のせめぎあい
・はんたばる、或いは、カーニバル
・ 植物達がおりなす邂逅
・ダウンタウンへ降臨するはんたばる
・甲乙付け難しMIX酒に今宵酔う
・街のはずれで巡り合うこれは泡盛?
スージ部員より貴重な瓶熟古酒!