もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
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泡盛部(龍):金武酒造

【リフに昇天 荒くれ龍】

・日時:2009年1月29日
・参加人数:10名
・銘柄:龍(たつ) 
・おつまみ:かりんとう セロリ きゅうり 豆腐 干しあんず 殻付落花生 サーダアンダギー カリフォルニア巻き 

第10回目は、金武(きん)酒造さん。
北部のくくりではありますが、本島のほぼ真ん中で、珍しい東海岸側。
鍾乳洞での泡盛貯蔵サービスを始め、お嬢様がMBAを取得するためにイギリスに行かれたり、直営レストランを切り盛りする息子さんはコルドンブルーで修行していたり、泡盛の世界にとらわれずに様々な取り組みを積極的に行っている蔵元さんです。

とは言え、ラベルはこてこての泡盛らしいコンフュージングな世界。
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キャップも王道。

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★ストレート:香の立ち上がりがとてもよく、ふたを開けると漂う泡盛のしっかりとした華やかな香に期待が高まる。腰のある味わいで、麦や麹の香ばしさとフルーティーさを併せ持ち広がりがよく、余韻もある。どっしりと男らしい味。

★:ロック:香・味ともに引き締まる印象。穀物香・フルーツ香どちらもあるが、フルーティーさが引き立つ。ストレートのボリューム感と比較すると、すこし穏やかになりすぎる感もあり。
比べなければ、十分存在感あり。

★:水割り:かなり印象が弱まるが、芯はしっかり残るので、味のバランスはよい。が、こちらも比較をするとやはり、ぼやけた印象が否めない。後味に酸味を感じるとの意見も。

★:お湯割り:穀物系の甘みとアルコール感が立ち昇り、力強い印象。お湯と馴染むというよりも、お湯に対抗できる強さを持っているという感じ。若干後味に焦げたような苦味を感じるが、それも個性として受け入れられる。


全体の印象として、男っぽい、不器用な、無骨な印象で、それはある意味ネーミングからイメージするものに合っているかも。
ラベルの絵や字体などのデザインワークも同様。

そんなところから音楽も直球のギターか。(後述)

・・・FOOD・・・


今回は、部員のKさん差し入れの「ペニンシュラのXO醤」を使うことがテーマのひとつでした。
まずはお豆腐につけたらおいしいだろうということが挙がったので、升本屋おすすめの信州・安曇野の無農薬大豆を使用したお豆腐。
その他、「きゅうり」だな、と思ったので、埼玉・吉沢農園さんのきゅうり。
部員Aさんの差し入れで「セロリ」←セロリ特有の香が控えめで甘みがある、ちょっと今まで食べたことの無いセロリでした。セロリが苦手な方でもいけそう。

泡盛が「龍」なので、対抗して(?)ちょっと「鳳凰」みたいにしてみました。
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オレンジ色のは、「ドライマンゴーか?」との声もありましたが、正体は「干しあんず」です。
お豆腐の周りに「XO醤」を。

XO醤はとても上品で複雑みのある味わいだったので、ものすごくおいしいかったのですが、もしかしたら「龍」には、もう少しパンチの効いた辛味の方がよかったかもしれません。
味のバランス的には、このXO醤の高級感には「古酒」がよいのかと思います。

この日、部員のNちゃんがバースデーだったので、「寿司ダイニング 島」さんより、「カリフォルニアロールケーキ」(正しくはケーキではありません)を。

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新入部員のMさんから王道フード「サーダアンダギー」。

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かりんとうとの相性は、生姜や多胡麻が人気がありました。「龍」のパンチ力に対抗するには甘さ以外の強い味がよいようです。

合わせたいフードで出たもの
:揚げ物・豚の角煮・生のタコ刺し・島寿司

・・・MUSIC・・・

出てきた声は、
コルトレーン、パフューム、中島みゆき(あかるいの)、ゴダイゴ、などありましたが、
「ハードロック」という意見を汲んでみました。

70sの歪のきいた、エッジのあるハードロックがよいかと思い、こちらをセレクト。
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テイスティングタイム(大抵JAZZを小さな音で)が終わり、音楽についての意見を募り、
レコードをかける。それがはまると空気が変わる。
その瞬間が面白い。

「WHOLE LOTTA LOVE」のイントロが始まると、一気に場がざわめき始める。
ここから、KISS,QUEEN、ゆらゆら帝国、ブランキージェットシティー、ミッシェルガンエレファントなどをかける。
(70sハードロックはどこへ??)

ざらっとしたディストーションの歪やファズの音が心地よく、いい感じでテンションが上がる。
心なしか、部員の発言や行動もロックな感じ。

意味無くかりんとうをタワーにしたり、、、。
その横でボトルを上下させたり、、、。
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↑動画な気分を出してみました(笑)

いやぁ、ROCKっていいなぁ。
テクニックじゃなくて、不器用だけど心に響くギターの音ってあります。

「龍」はそんな泡盛かと。

泡盛部よりMBAの称号を。
Mattaku Bukiyouna Awamoridaze (demoiine)

”必読おすすめ”
部員Aさんのブログ:
http://collabo98.blog77.fc2.com/blog-entry-63.html
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# by awamoribu | 2009-01-30 17:59 | 龍:金武酒造
【ホッキンオン!(北飲温)】

・日時:2009年1月22日
・参加人数:14名
・銘柄:萬座(まんざ) 
・おつまみ:かりんとう たこの燻製 韓国のり 干しいも 豆いか 干し納豆(梅味) 干しブドウ グリーンレーズン ドライパイン しそしらす 

第9回目は、恩納酒造所さん。
北部のくくりではありますが、本島のほぼ真ん中。
観光名所になっている「万座毛」にちなんで、万人に愛される泡盛という意味を込めて
【萬座】という銘柄になったそうです。

南極の昭和基地にも持ち込まれたことがあるそうで、極寒のなかで泡盛は熟成するのかという研究がなされたそうですが、結果は特に公表されていないとか・・・。
泡盛らしいエピソードかと。


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↑ぶれてますが、なんだかこのぶれ具合がかっこよかったので、これにしちゃいました。

キャップはプラスチック製の白。黒いのはありましたが白は初めて見ました。
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★ストレート:香がしっかりと濃く、穀物系・麦の香、焦がした麦のような香。口当たりは甘いけれど、後口が辛くすっきりと抜けていく。余韻にやや苦味のようなものもあるが、さほど気にならない。

★:ロック:香は引き締まり、味わいは丸くなる。フルーティーな印象が立ち上がってくる。
しかし、ストレートに比べ、特長が薄まると言う意見が多数。後味の苦味が気になると言う声も。

★:水割り:水との馴染みが良く、すっきりと飲みやすくなるが、反面それが物足りなさに繋がる傾向がある。少し濃い目に作る方がよいかも。
酸が立つという意見も。

★:お湯割り:やさしく甘みがふくらみ好印象の意見多数。湯気とともにアルコールが上がり、入り口は少し辛い印象があるが、甘い感触が持続して体にやさしい感じがする。


この日は、非常に寒く、雨混じりの夜でしたので、お湯割が好感触のようでした。
香・味ともに厚みがあるので、お湯割には向いていると思います。
多数の方が、ストレートとお湯割りを上位に挙げていました。

・・・FOOD・・・

今回のフードのテーマは「干し」。
龍屋物産さまから「枝つき干しブドウ」のご協賛をいただいたので、それをメインに升本屋の「干し」アイテムを数点。

Mちゃんからの熊本土産「たこの燻製」とKさんからの韓国土産「韓国のり」、Nちゃんからの差し入れ「しそしらす」なども。

「干し」の盛り合わせ
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干しものは総じて甘みが増し、味がしっかり濃くなるので萬座の味にはバランスがちょうどよかったです。どれも問題なくマッチ。

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かりんとうとの相性は、塩みつとの相性がよいという意見多数。多胡麻も人気がありました。

合わせたいフードで出たもの
:ハリセンボンの煮こごり(@三宅島)・大根のはりはり漬け・チーズの燻製・なべ


・・・MUSIC・・・

「なぜかあんまり南国や青い海の印象じゃないなぁ」
という感想がもれ、「どちらかというと、北国の印象なんだよなぁ」と。

で、一番最初にあがったのが『襟裳岬』by 森進一
残念ながらレコード持っていません・・・。

それから、パット・メセニーの『LAST TRAIN HOME』決め撃ちで来ましたが、これも在庫しておりません。

ジェームス・イーハ(ex.スマッシング・パンプキンズ)が絶対合う!という意見も。
残念、スマパンはほぼ全部持っているのですが・・・。

北欧・宇宙・昼寝などのイメージワードが挙がり「音響系」かと。
enyaとかenigmaという名前が出たので、なんだか懐かしさを感じるこちら↓
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こればっちり!

U2の『with or without you』が浮かんだので、流してみたところ妙に普通のBGMになってしまいました。これは面白い現象。
音楽とお酒の関係は奥が深いですね。

で、タイトルコピーですが・・・
北国で温かくして飲む泡盛という意味です。
ロッキンオンにかけてますからね、杞憂でしょうが・・・。


”必読おすすめ”
部員Aさんのブログ:
http://collabo98.blog77.fc2.com/
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# by awamoribu | 2009-01-25 13:19 | 萬座:恩納酒造所
【20度泡盛はジミヘンで轟く】

・日時:2009年1月15日
・参加人数:16名
・銘柄:轟(とどろき) 
・おつまみ:かりんとう かきフライ 牡蠣鍋

第8回目は北部の後半スタート、ヘリオス酒造さん。
もともとラムを造っていた酒造所で、現在は泡盛のほかにビールやリキュール・スピリッツ・ウィスキーの酒造免許をもつ酒造所です。

「くら」という商品がポピュラーです。
樫樽貯蔵により泡盛のイメージを広げた一品だと思います。
実際に初めて飲んだときは、「おいしいなぁ」と思いました。
当時は泡盛の経験値が低かったのですが、良い意味で泡盛を知るきっかけになったと言えます。

部活で取り上げるのは一般酒なので、今回は「轟」です。

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この銘柄は、1973年に廃業してしまった名護酒造所の銘柄で、2000年にヘリオスさんによって復活いたしました。

度数はなぜか20度。
30度や古酒に慣れると、20度というのはかなり軽く感じるらしく、部員の飲むペースも幾分早め。
しかし、そのボルテージの上がり方には理由があったのです。後述。

まずは、通常通りシートを記入しながら、テイスティング。
でもなんだか妙に気もそぞろ・・・。後述。


★ストレート:最初の香はしっかりあるが、ふわっと消えていってしまう。口当たりは軽快で、後半に甘みを感じる。麦、ウェハースのような香ばしさや、米焼酎のようなふくらみを感じるとの意見あり。

★:ロック:香は引くが、味がしっかり際立ってくる印象。輪郭がはっきりする。食中酒としてもいけるという意見も。また、辛くなるや苦味を感じるなども。スイカのような風味という意見も。

★:水割り:単純に薄まる、という意見多数。もともとの度数が低いので、割り方に注意が必要。
甲類焼酎のようにすいすいと行けてしまう。シークヮーサーで割ったりするのには向くかもしれません。

★:お湯割り:甘くなった、まろやかになった、という意見と同数くらいで、苦味がたった、パンチが足りないなどの意見も。なんとなく薄い印象。


度数の低さから来ると思われるパンチの弱さが、よい風に捉えれば「飲みやすさ」に繋がるかもしれません。夏場にすいすい飲んだり、みんなでわいわい飲むのに、適しているように感じます。
控えめな個性は、良い意味で敷居の低さがあり自由な楽しみを与えてくれるものでもあります。

この感覚が音楽のセレクトにも影響しているように感じます。後述。


・・・FOOD・・・

さて、、、

小一時間のテイスティングが終わり、皆の心がひとつになる瞬間が近づいてきました。


実はこの日は、部員Nさんの持込企画で牡蠣と泡盛のマリアージュを試す会となったのです。
瀬戸内海の牡蠣を牡蠣フライと牡蠣鍋に。

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泡盛部初の持込企画&
泡盛部初のコラボ企画で、調理は笹塚観音通り商店街の「寿司ダイニング 島」さんにやっていただきました。


これでもか!っていうくらいの牡蠣の数にヒートアップ

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鍋の後には素麺をイン!

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アップでどうぞ

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人数が多かったせいもあるけれど、気づくとなんだか「立ち鍋」に。
そして、前半の気もそぞろなテイスティングタイムとはうって変わってわいわいがやがやのいい感じのテンションに。

牡蠣は気持ちを上げますね。

今回は参加部員が多く、「轟」が足りなくなってしまい、部員Mさん差し入れの同酒造所の「5年古酒」を。

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那覇・国際通りにある、ヘリオス酒造直営居酒屋のパンフレットも。


牡蠣フライと牡蠣鍋を楽しむのに、結果的にはこの飲みやすさはナイス。
特に大人数でわいわいの鍋には非常に適していると判断。


おっと、かりんとうとの相性は、梅ザラメとの相性が良いよう。梅の酸味が軽い飲み口と合う。
五穀が、合う方と合わない方と同数くらいに分かれました。


・・・MUSIC・・・

出てきたのは、竹内まりや いきものがかり、尾崎豊、井上陽水、ボサノバ、カントリーなど。
いまいちつかみ所のない中で、パンチの効いたコレにしてみました↓

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パンチの弱い味わいの泡盛だったので、ちょっとどうかなと思ったのですが、逆にこれが幸い。
牡蠣が入りボルテージが上がると、ジミヘンのサウンドが妙に心地よく魂をロックさせる。

ジミヘンの声・ギターの音・グルーヴが、泡盛の調子も引き立てる。
【轟】というネーミングに若干の違和感を感じていた味わいが、ジミヘンによって弾けてきた。
牡蠣を食べ、轟をあおる、ぐいぐいとグルーヴをたかめるジミヘン。

見事なトライアングルを形成。
個性の穏やかな泡盛はこうして楽しむということを発見!



”必読おすすめ”
部員Aさんのブログ:
http://collabo98.blog77.fc2.com/blog-category-1.html
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# by awamoribu | 2009-01-21 00:37 | 轟:ヘリオス酒造