もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
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泡盛部 第七期17蔵目:はんたばる(泰石酒造)レポート


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日時:2017年9月21日

参加人数: 9


【TASTING DATA】

◎ソーダ割 (○=イケてる ✖️=イケてない) 

○=9 ✖️=0

*初のフルマーク!


◎水割り(冷水割 alc.約12.5%に調整):29点

◎お湯割(各自で作成):31点(ave.=3.44)

◎ストレート:23点

◎ロック:30点


*水割り〜ロックは各呑み方を各自5段階評価で採点。その点数を集計したものです。


【呑みたい場所】今期の新企画

・東京都 東東京(京成ラインエリア)

・佐賀県 (がばいばーちゃんがいるとこ)

・東京都 巣鴨

・北海道 函館

・大阪府 ジャンジャン横丁

・大阪府 ジャンジャン横丁

・高知県

・東京都 (神宮球場)

・京都府 嵐山


💜お見事!SさんとTさんがピンポイントで一致しました!


【料理・肴】ご参加者の願望


濃いめの魚の煮付け、干し芋、もつ煮(脂多め)、スモークチーズ、ビーノ、串カツ、焼き秋刀魚(w/すだち)、神宮球場のソーセージ盛り、日本の漬物


*当日実際に食べたものはこちら!

https://www.facebook.com/awamoribu/posts/1557043711026821


【音楽】ご参加者の脳内に流れた曲

The DOORS「The end」、「白いページの中に」、「ホネホネロック」、Dream Theater「Pull me under」、「麦の唄」、賑やかな音楽、土岐麻子「September」、「泳げたいやきくん」


*****

【再録 第六期:はんたばる(泰石酒造)レポート


「51:49」


どうしてここに行き着いたのだろう。これが最良のバランスなのかどうかは知る由も無い。

甲乙混和に対して困惑しつつも毎度毎度「あれ?旨い」と感じてしまうのが「はんたばる」なのだ。

正直、とても複雑な気分だ。

なぜなら泡盛好きとして胸を張って「これ旨いよ」とおすすめができない。

大変もどかしい。


「51:49」の本質?


甲類焼酎は大抵何かで割って飲むのでストレートで呑むことはなく、大体の人がその経験も無いだろう。

ツンとした刺激の強いアルコールのように思われるかもしれないが、実は結構甘いのだ。

(ちなみに原料は糖蜜)


そして泡盛には泡盛特有の甘さがある。(原料はタイ米)

これは例えてみれば白砂糖と黒砂糖のような甘さの違い。

そう考えると「はんたばる」は、甘さのミクスチュアなのだ。


49%の泡盛と51%の甲類が混じり合う中、泡盛は大人の対応を見せるかのように「滲み出るものなのさ」という余裕を見せつけるのである。

この比率は、本当のところはどうあれ、泡盛好きとしては、泰石酒造さんの泡盛に対するプライドと反骨精神の表現であると望むのであります。


「泡盛部らしさ」


さて、これまでのデータ的にはロックが評価高めだが今回は「割燗」がトップ。*今期は「お湯割」がトップ

第一回目のブログではロックとお湯割が拮抗しているが今回は前割の効果か、割燗が抜きん出た。

水割りではさほど華やかさを感じなかったが、そのバランス感はよく、「普通に」旨い。

長く飲めるという印象だ。・

それを燗することで香りがふわっと広がり、甘みも引き立つ。

そしてこれまでの泡盛で割と燗の際に多く感じられたアフターの苦味、それが無い。

そう、嫌味が無い。これが甲類の効果かもしれない。


そもそも「はんたばる」を前割して燗で呑むなんてことは泡盛部でしかやらないでしょう。

この発見こそ「泡盛部らしさ」と自負するのであります。


「51m49s」


果たしてこの酒はどこに向かっているのか。

先述の通り、普通に旨い。

水、お湯に限らず、割り素としても優れていると思う。

その点で長く呑むのにも適している味わいだ。

ただし、これはゆるゆるとダラダラとではなく、一定のリズムを持って楽しみたい。

テーマを持った話を、螺旋状に展開しながら呑んでいきたい。

制限時間は51分49秒。

砂時計のように、その時間で1本呑みきる。

そんな遊びをしてみたい。




【部員さんからの貴重な差し入れ泡盛コーナー】


今週はありませんでした。








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by awamoribu | 2017-09-25 13:24 | はんたばる:泰石酒造

泡盛部 第七期16蔵目:かねやま(山川酒造)レポート


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日時:2017年9月14日

参加人数: 7


【TASTING DATA】

◎ソーダ割 (○=イケてる ✖️=イケてない) 

○=4 ✖️=1 無効票=2


◎水割り(冷水割 alc.約12.5%に調整):30点(ave.=4.29)

◎お湯割(各自で作成):25点

◎ストレート:27点

◎ロック:26点


*水割り〜ロックは各呑み方を各自5段階評価で採点。その点数を集計したものです。


【呑みたい場所】今期の新企画

・岐阜県 (川の見えるお店で)

・東京都 (銀座すずらん通りのBARで)

・北海道 苫小牧

・東京都 (新橋の焼き鳥屋)

・滋賀県 大津

・長野県

・佐賀県


【料理・肴】ご参加者の願望


飛騨牛の朴葉味噌焼き、ミルク含有量多めのチョコ、イカのルイベ、焼き鳥(タレ)、ピリ辛玉こんにゃく、冷やしおろし蕎麦、秋刀魚


*当日実際に食べたものはこちら!

https://www.facebook.com/awamoribu/posts/1550163701714822


【音楽】ご参加者の脳内に流れた曲

ジョン・ルーリー「Chaucer Street」、ブエナビスタソシアルクラブ、ICE「Tea 4 Tee」、太陽にほえろ「愛のテーマ」、「ひとりの悲しみ」、「ビデオ戦士レザリオン」、キマグレン「LIFE」、「Speak Low」


*****

【再録 第六期:かねやま(山川酒造)レポート


「一般酒の矜持」


水割りからのスタートは、その泡盛の特長を優しく提示してくれる。

泡盛部でテイスティングしている所謂「一般酒」、それは酒の主張の強さより「日常酒」としての役割がとても大事。

だから、水割りは「呑み続ける」ための要素が大切だ。


”古酒の山川”と呼ばれる山川さんにとって、一般酒はどんな立ち位置か。


今、泡盛の作りも多様化し、一概には言えないが、泡盛部としては、一般酒あっての古酒という考え・思いがある。

やがて古酒となり、感動を覚えるものがあったとしても、その下地として一般酒あってのもの。

この「かねやま」はそんな一般酒の矜持を水割りという形で伝えてくれる。



「ノーラベル」


正しくはノーラベルではない。銘柄名という概念が無い。これは「泡盛」「アワモリ」なのだ。

山川酒造が造る「泡盛」なのだ。

こんなに自負のあるラベルは無い。何度も言うが「これが泡盛」なのである。

乱暴なことかもしれないが、一般酒は全てこのラベルフォーマットに則って、「○○の泡盛」と名乗ってみてもいい。

このラベルはずっと続けて欲しい。


「一酒一品」


「呑み続ける」一般酒の形として、万人受けする味、食との相性の広さという切り口もあるが、その逆もある。

酒に存在感があるから、呑み続けられる酒もある。

それが一般酒なら、なんとリーズナブルなことか。

僕が思うに、「かねやま」は一酒一品で良い。

これだと思うおつまみ一品と交わり続ければ良い。

部員各人からは牛肉のしぐれ煮、いかの塩辛、だし巻き卵、干物、野菜スティック、ザッハトルテ、、、と多彩に挙がった。

マッチしたものがあれば、それだけで良い。


「AOR」


過去の泡盛部で、「かねやま」は"泡盛界のAOR”という号を得た。

それは今も変わらぬ印象だ。

日本のAORと言えば、永ちゃんを忘れてならない。

海外のAORミュージシャンとの交わりを経て生まれたサウンドは、唯一無二の矢沢サウンドになっている。


「時間よ とまれ」

https://www.youtube.com/watch?v=etv1AZkPDyg


時間が止まってしまっては古酒が出来ないが、

この曲のムード、リズムは、この酒によくマッチするように思う。




【部員さんからの貴重な差し入れ泡盛コーナー】


部員の三井くんより、謎多き企画物(?)25度の古酒「ゆうもどろの花」。
「ゆうもどろの花」とは、山川酒造さんのある本部町の夕陽のことのようです。

爽やかで飲みやすい印象。古酒かどうかは別として、初心者にも飲みやすい味ではないかと思いました。
なんとなく、山川さんらしからぬ味という感も拭えませんでしたが・・・。

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三井くん、心遣い&わざわざお届けありがとうございました!







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by awamoribu | 2017-09-16 14:02 | かねやま:山川酒造
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泡盛部が選定した歴代のアワモリアワード「大賞5銘柄」のテイスティング・レポート・ブック(冊子)を作りました。
第6期のブログで書いたレポートを編集したものです。

升本屋にて泡盛ご購入の方に差し上げますので、当店の新聞「升本屋之素」同様に「文字のおつまみ」
としてお読みいただければ幸いです。

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by awamoribu | 2017-09-11 16:00 | お知らせ
泡盛部 第7期:小総括会⑤

2017年4月にスタートした「泡盛部 第7期」。
第15回を終えたところで5回目の小総括会を開催。

「第7期総括会レギュレーション」
1.レギュラー3回が終わるごとに「小総括会」を開催。
2.「小総括会」4回が終わるごとに「中総括会」。
3.「中総括会」4回が終われば「大総括会」を開催します。
全てブラインドでのテイスティングとなります。

日時:2017年9月7日
参加人数:9名

総括会の目的は3つ。

①復習と補習
期間毎(今回は第13回から15回まで)の泡盛を全部揃え、復習したり、参加できなかった回の泡盛を飲んだりする。
(ただしブラインドテイスティング)

②アワモリ・アワード
出品酒の中から「おいしかったものの順位」と「ラベルデザインの好きなものの順位」を投票。

③仕次ぎの儀式 (★厳密には「仕次ぎ」ではありませんが・・)
出品酒を200ccずつ甕に入れてブレンドして寝かせる。

この3つをやって盛り上がる。
↑これが一番の目的。
泡盛は楽しいお酒ですからね。

今期5回目の総括会となる乾杯のお酒は、、、、


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入口が石垣島の2酒で、出口が龍。という印象でした。


今回エントリーの3種をテイスティングし、各自1〜3位のランキングを決めていきます。


【エントリー酒】


時雨:識名酒造
沖之光:沖之光酒造
請福:請福酒造
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今期は水割りのボトルもご用意。ブラインドでのテイスティングです。
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投票が終わったら、銘柄公開&投票結果発表!
1位:5点 /2位:3点 /3位:1点で計上

※今期は1位のみの発表と致します。

【味部門】
第1位:沖之光:沖之光酒造:35点

【ラベル部門】
第1位:時雨:識名酒造:31点

ラベル部門は安定の「時雨」。アワードになっていないのが不思議な感じです。
味部門では、宮古島の底力と言うのでしょうか。
1位票がダントツ多かった「沖之光」が勝ち上がり。
おめでとうございます!

フードタイム。
当日の様子はこちら!
https://www.facebook.com/awamoribu/posts/1545118842219308

最後に「仕次ぎの儀式 」。
各泡盛を200mlずつ甕に入れていきます。
今期の甕は以前「久米仙酒造」さんより寄贈いただいた甕。
泡盛部的には「4番甕」というものになります。


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「おいしくなーれ!」っと!

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さて、第7期のアワモリアワードはどんな結果になるのでしょうか〜!








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by awamoribu | 2017-09-09 16:16 | 総括会

泡盛部 第七期15蔵目:請福(請福酒造)レポート


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日時:2017年8月31日

参加人数: 11


【TASTING DATA】

◎ソーダ割 (○=イケてる ✖️=イケてない) 

○=5 ✖️=6


◎水割り(冷水割 alc.約12.5%に調整):33点

◎お湯割(各自で作成):41点(ave.=3.73)

◎ストレート:33点

◎ロック:34点


*水割り〜ロックは各呑み方を各自5段階評価で採点。その点数を集計したものです。


【呑みたい場所】今期の新企画

・静岡県 (茶畑の一角にゴザを敷いて)

・神奈川県 湘南

・福岡県 朝倉市

・鹿児島県 志布志市

・北海道 摩周湖

・神奈川県 南林間(フィリピンパブ)

・北海道 森町

・山形県 米沢 上杉神社(米沢城跡)

・北海道 女満別 知床

・東京 (ホッピー通り)

・新潟県 (どっかの田んぼ)


【料理・肴】ご参加者の願望


鯨の赤身肉を焼いたもの、中華、餃子、気仙沼の塩辛、野菜炒め、御幣餅、牛肉ブロック鉄板焼き、いかめし、すき焼き、帆立貝焼き、ジャガイモ、サーロインステーキ、柿ピー


*当日実際に食べたものはこちら!

https://www.facebook.com/awamoribu/posts/1537986172932575


【音楽】ご参加者の脳内に流れた曲

トレイシー・ウルマン「They don’t know」、杉山清貴&オメガトライブ、Nova Ela「Angra」、「Hacking to the gate」、米米クラブ「Shake hip!」、Three dog night「Joy to the world」、ユーミン「やさしさに包まれたなら」、北野武「浅草キッド」、「今夜はブギーバック」


*****

【再録 第六期:請福(請福酒造)レポート


「エネルギーーー」


ヴィヴィッドな色彩はブラジルやジャマイカのカラーを思わせる。

石垣島の眩しい太陽の下に鮮やかに実る稲穂。

エネルギーの発散されているこのラベルには元気の源が詰まっているお酒を言う印象を受ける。

近年、アグレッシブに実験的な商品を生み出している請福酒造さんだが、基本であるこの一般酒のラベルからもそんな姿勢が窺い知れる。



「あれれ??」


石垣島と言えば、「直火地釜蒸留」。

その蒸留方法からくる独特の風味には、ある一定の共通項が感じられる。

そんなイメージを持って、鼻を近づけ、口に含んでみると、一瞬「あれれ?」となる。


豊かな香りはとてもフルーティーで、青リンゴや若いメロンのようだ。

そう、減圧蒸留のような爽やかな香り。

そして、口に含むと、優しくスムーズな飲み口に、すっきりとした舌心地。

その後に、幾らかの香ばしさ、辛み、苦味へと続いていく。

ストレートでもアルコールの強さを感じず、特にロックや水割りでは初心者にもすっと受け入れられるであろう優しさと爽やかさがある。


「蔵の舵取り」



請福酒造さんは、減圧蒸留の商品を最初に出した蔵だそうだ。

先述のアグレッシブな商品展開には、当然泡盛文化の存続に対する危惧があると思われる。

どのような形であれ、入り口として泡盛に触れてもらうこと、消費してもらうことはとても大切なことだ。


変わらずに守るべき伝承部分と変化・進化・対応をしていくことで存続を重視する部分。

時に舵を振り切ることも必要であり、その舵取りによる方向性の打ち出しは蔵によって違ってくる。

一概に「直火地釜蒸留」と言う手法を取っていても、様々な工程や環境によって、その蔵の出す味・カラーは全く違うものになる。


この10年位というのは、本当に一つの過渡期で、ほんの数年前とは味の印象が全然変わっている蔵が幾つかあるように感じている。

蔵のカラーというのは一朝一夕に周知されるわけではない。

今回、この一般酒からも近年の請福酒造さんの方向性が改めて垣間見られた気がする。


「元気注入!」


さて、こうしたすっきり系の味の場合、おつまみには「さっぱり」か、「こってり」かに分かれる。

減圧風なタッチはあるものの、アフターの辛みや苦味、ほのかな穀物香などを加味すると、ここは「こってり」で。

それを「請福」でリフレッシュさせるというのが良さそうだ。


中華系のトロッと甘みの効いたタレを使った肉料理。白身魚やイカを揚げて甘酢餡かけで、など。

口の中に広がる脂の旨みを堪能した後に、「請福」を呑んでリセット。

お次の一品へと向かう。

そして、締めには「おこげ」。これで決まりだ。




【部員さんからの貴重な差し入れ泡盛コーナー】


部員の長岡さんより、海底熟成させたもの。
柔らかさと甘さが増し、かつ、輪郭が立った感じでした。
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同じく、長岡さんから「あわもえ」2013.9.30詰めの瓶熟古酒25度。
度数のせいもあり、飲みやすいすっきり感。
ほのかに梅のような酸味も感じられました。

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部員の竹内さんより、「ひとときのちゅら」44度。
ミルキーなアルコール香が凝縮。薬草の根っこのような、これまでに飲んだことのないような不思議な風味。
謎多き味でした。

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長岡さん、竹内さん、いつもありがとうございます!








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by awamoribu | 2017-09-01 17:49 | 請福:請福酒造