もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
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泡盛部 第六期:中総括会④

2015年11月にスタートした「泡盛部 第6期」。
4回目の「中総括会」を開催。

「第6期総括会レギュレーション」
1.レギュラー4回が終わるごとに「総括会」を開催。
2.「総括会」3回が終わるごとに「中総括会」←これ
3.「中総括会」4回が終われば「大総括会」を開催します。

日時:2017年3月23日
参加人数:11名

【エントリー酒】
豊年:渡久山酒造所
守禮:神村酒造
瑞泉:瑞泉酒造

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***

○まずは30分ほど、各自自由にテイスティング。無理にすべての飲み方をしなくても構いません。
それぞれの印象をシートに書き留めます。

○その後、全員が1分間の所感発表。

○自分の意見や皆の感想を踏まえてた上で、順位を決めます。
その際に、判断の軸の一つとして、「魅力的な一般酒とは」ということを念頭に掲げることに。

○集計→結果発表

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【結果】:1位:5点 /2位:3点 /3位:1点で計上

守禮:神村酒造 :40点
瑞泉:瑞泉酒造 :35点
豊年:渡久山酒造所:24点

1位票は守禮・瑞泉ともに4票、豊年3票と拮抗。
2位票の多さで守禮が抜き出ました。
これまで2位選出はあったものの、守禮が初の決勝進出です!

これで、大総括会のラインナップ4蔵が決定。
どの銘柄になっても初のアワード獲得。
決戦は4月6日(木)!

*****

「一般酒の魅力とは」ということの参考に。
・毎日飲める飲み飽きない味。
・食事と合わせて楽しめる味。
・蔵が飲ませたい味。
・その先に古酒を感じられる味。
など

もちろん、判断はそれぞれです。思い入れもあります。それでよし。
大切なことは、我々が一般酒を真面目に検証し、その上で選んでいるということ。

「中総括会」はそれをしたかったのです。
ご参加の皆様、ありがとうございました。
とても良い会だったと思います。

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by awamoribu | 2017-03-25 15:51 | 総括会
泡盛部 第六期:総括会12

2015年11月にスタートした「泡盛部 第6期」。
第47回を終えたところで12回目の総括会を開催。

「第6期総括会レギュレーション」
1.レギュラー4回が終わるごとに「総括会」を開催。
2.「総括会」3回が終わるごとに「中総括会」
3.「中総括会」4回が終われば「大総括会」を開催します。

日時:2017年3月16日
参加人数:11名

総括会の目的は3つ。

①復習と補習
期間毎(今回は第45回から47回まで)の泡盛を全部揃え、復習したり、参加できなかった回の泡盛を飲んだりする。
(ただしブラインドテイスティング)

②アワモリ・アワード
出品酒の中から「おいしかったものの順位」と「ラベルデザインの好きなものの順位」を投票。

③仕次ぎの儀式 (★厳密には「仕次ぎ」ではありませんが・・)
出品酒を200ccずつ甕に入れてブレンドして寝かせる。

この3つをやって盛り上がる。
↑これが一番の目的。
泡盛は楽しいお酒ですからね。

今期12回目の総括会となる乾杯のお酒は、、、、
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甘くて辛くて、洋酒っぽいニュアンスもあり旨い。不思議と少しラムっぽい感じがありました。


今回エントリーの4種をテイスティングし、各自1〜4位のランキングを決めていきます。


【エントリー酒】


瑞泉:瑞泉酒造
太平:津波古酒造
久米島:米島酒造
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投票が終わったら、銘柄公開&投票結果発表!
1位:5点 /2位:3点 /3位:1点で計上

※今期は1位のみの発表と致します。

【味部門】
第1位:瑞泉:瑞泉酒造:35点

【ラベル部門】
第1位:瑞泉:瑞泉酒造:43点

今期非常に多いダブル受賞!
味部門では「瑞泉」が初の勝ち上がり。今回も票が拮抗しましたが、僅差での勝利でした。
おめでとうございます!
ラベル部門は、第1期以来久しぶりの勝ち上がりです。

フードタイム。
当日の様子はこちら!
https://www.facebook.com/awamoribu/posts/1374836715914189

最後に「仕次ぎの儀式 」。
各泡盛を200mlずつ甕に入れていきます。
先日の周年祭で甕をまとめたので、今期の甕は以前「忠孝酒造」さんより寄贈いただいた甕。
泡盛部的には「3番甕」というものになります。


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「おいしくなーれ!」っと!
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小総括会が終了。
中総括会を経て、アワードへ!
第6期もクライマックス!
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by awamoribu | 2017-03-17 12:11 | 総括会

泡盛部 第六期47蔵目:久米島(米島酒造)レポート



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日時:2017年3月9日

参加人数: 11名


久米島にある米島酒造は1948年に米島興業合資会社として創業、当時は他に酒屋が3軒あったそうです。
その後1962年に米島酒造となりました。当時は「米島」が代表銘柄でしたが、その後「久米島」に変更。
現在は、四代目の俊之氏が酒造りに勤しみ、
「美ら蛍」「久美の月」など新しい商品を生み出しています。

2017年の合宿では蔵見学をさせていただき、

泡盛造りに対する探究心と愛が詰まったお話を伺わせていただきました。


飲み方人気ランキング:

1位:水割り(4票)*2位:3票

2位:ロック(4票)*2位:0票

3位:割燗(3票)

4位:ストレート(0票)


①水割り②お湯割り③ストレート④ロック の順番で、参加者皆で足並みを揃えて飲む方式となっております。


*****


「誇りと反骨」


久米島の国指定天然記念物である「五枝の松」と久米島紬が描かれ、銘柄名もストレートに「久米島」。

島への愛と誇りが感じられる。

その上に書かれたアルファベットは「あれ?フランス語?」

これはどうも先代か先々代によるアメリカへの反発心から記されたものらしい。

おそらくフランス語表記がある泡盛のラベルはこれだけだ。

個性と主張の表れとしてこのままずっと残して欲しい。


「愛、そして手


さて、味の方はというと、反骨精神というよりも愛。

島に抱かれているような包容力を感じる。


香りはとてもふくよかで、蒸米や茹でたてのトウモロコシのような甘い香りが広がる。

ほっくりとした甘さと軽い焦げ感は芋焼酎や麦焼酎に同系統のものが思い出される。

造り手の「手」を感じる優しい味わいだ。


水割りやロックでは草や青メロンのような香りもあり、時にバニラやカカオも現れる。

コクのある味と豊かな香りは古酒への導線を感じられ、一般酒としての満足度が高い。


「風をつまみに」


この酒を呑んでいると春のうららかな陽射しの下でのんびりと風に吹かれている気分になる。

原や田んぼから流れてくる自然の草花や穀物、土の香りが鼻をくすぐる。


いっそ、その香りをおつまみにしてしまってもいい。

手のひらに丁度よい具合におさまる素焼きのコップにちょっとぬるい水割りを満たす。

水馴染みの良さを感じながら、こっくりこっくりと舌を濡らしながら喉へと流す。


「ちょいとつまんでさらりと流す」


一時間くらいぼーっと過ごしたら小腹がすいてくる。

ほろ酔いで暖簾をくぐった定食屋。

おひたしやきんぴらの小鉢をつまみに呑み直し。


この酒はガツっと腰を据えてというよりはあくまでもゆるやかに呑みたい。

スポーツ新聞片手に2杯呑んだらお茶漬けをさらり。

そんな具合に日常の隣にいつもくっついている存在だ。


さて。昼寝でもしよう。


「クルージン」


寝覚めの耳をくすぐるのは甘く優しく漂う風のようなこの曲。

自然豊かな久米島の大地をクルージン。

うつらうつら夢から覚めているのかいないのか・・。

日の暮れる前に起きてまた呑もう。

そんな休日悪くない。


「今日の泡盛を一語で表すと・・」


「休日」


*****(text by 梅田竹松)


当日の様子

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by awamoribu | 2017-03-16 13:25 | 久米島:米島酒造

泡盛部 第六期46蔵目:太平(津波古酒造)レポート



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日時:2017年3月1日

参加人数: 10名


津波古酒造の創業は1898年(明治31年)と長い歴史があります。
那覇の垣花にて創業、現在は与儀に蔵を構えています。
代表銘柄は「太平」。平和を願うこの泡盛のラベルには地球と太陽を模した二つの丸が描かれています。
古酒づくりには力を入れており、生産の6割を古酒として貯蔵しているそうです。


飲み方人気ランキング:

1位:割(4票)

2位:水割り(3票)

3位:ロック(2票)

4位:ストレート(1票)


①水割り②お湯割り③ストレート④ロック の順番で、参加者皆で足並みを揃えて飲む方式となっております。


*****


「平和の酒」


泡盛は平和の酒である。そう断言して異論はないだろう。

「太平」はまさにその名の通り、平和を想起させるネーミングだ。

世が太平だから幸せに酒が呑め、古酒が代々受け継がれていく。

地球と太陽を表わすという話の中に泡盛らしい髭文字が鎮座。そのシンメトリーに神々しささえ感じる。

背景に描かれた桜がまた日本の平和の象徴とも言えるが、蔵のある与儀に咲く桜を描いたのであろう。

日本酒のラベルのようにも見えるが、淡い色彩といい、とても穏やかなデザインだ。


「昔ながらの


その平和なラベルを眺めながら、まず水割りを口にしてみる。

香りはオーソドックスでクラシックな泡盛の香。

水割りでありながらパワフル。

甘みとまろやかさの中に芯の強さを感じる味わいだ。


それが割燗になると一転して辛口の印象に変わる。

渋み・苦味を伴いながら辛みが口中を駆け抜ける。

渋さの中に、土の香りが感じられ玄人好みと言えよう。


ストレートは水割り同様のパンチ力。

カッと来るアルコール感は古酒での伸びを予感させる。


ロックでは、冷たくなることで割燗で特に感じられた土臭さが隠れ、一般的には呑みやすくなる印象だ。

呑み方でそれぞれの主張があり、「昔ながらの」という言葉が似合う酒質だ。


「円満な卓」


こうしたパンチ力のある泡盛には少し濃い目の味の肴が良いだろう。

東北の日本酒を思わせるラベルも影響してか、山形の郷土料理の鯉や棒鱈の甘辛煮やすき焼き、肉じゃがなどの醤油ベースのものが食べたくなる。

しかも、酒と肴だけでなく、白飯も一緒にだ。丸い卓袱台の上に、茶碗にまん丸に盛られたご飯。丸いどんぶりにたっぷりと入れた煮物。そして、酒も丸い湯呑みで。もちろん「太平」の丸がさらに加わる。

全てが丸で揃い、そこはまさに「円満な卓」となる。


「我が良き友よ」


泡盛は平和の酒であると共に「友の酒」だ。

持論だが、泡盛を美味しく呑む方法の1番目は「独りで呑まないこと」だ。

友と語りながら酌み交わすことが泡盛の美味しさを一段高めることに大きく役立つことは間違いない。


訃報が届いたムッシュかまやつ氏も沢山の仲間と酒を酌み交わしてきただろう。

その中に泡盛もあったことを願い献杯。



「今日の泡盛を一語で表すと・・」


「円」


*****(text by 梅田竹松)


当日の様子

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by awamoribu | 2017-03-09 18:12 | 太平:津波古酒造

泡盛部 第六期45蔵目:瑞泉(瑞泉酒造)レポート



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日時:2017年2月23日

参加人数: 7名


瑞泉酒造は1887年(明治20年)、当時は喜屋武(きゃん)酒造場として創業しました。
瑞泉酒造という名になったのは1957年のことです。
泡盛をあまり飲んだことがなくても「瑞泉」は知っているという人も多い蔵です。
「瑞泉」を代表銘柄とし、戦前の黒麹菌を使って蘇らせた「御酒(うさき)」
麹を三日間はわせた「三日麹ゴールド」 、日本酒のように精米した「びぎんのしまー」
その他にもいろいろなタイプの泡盛を商品化しています。


飲み方人気ランキング:

1位:水割り(3票)

2位:ストレート(2票)

2位:前燗(2票)

4位:ロック(0票)


①水割り②お湯割り③ストレート④ロック の順番で、参加者皆で足並みを揃えて飲む方式となっております。


*****


「ブランドを高める魅力的なデザイン」


歴史も古く、泡盛界で上位の出荷量を誇る瑞泉酒造さん。

コアなファンも多く、知名度も高い、泡盛界を代表する銘柄の一つ。


爽やかな青が主体のラベルは沖縄の酒というイメージへと導きながらも、なぜかアメリカも想起させる。

よく見ると龍は少々とぼけているし、爪をあしらった紋章のようなものもあったりと、遊び心がちりばめられている。

そのままTシャツやグラスなどのノベルティに映える魅力的なデザインは、「瑞泉」というブランドを高めている大きな要因の一つではないかと思う。



「古酒への期待感を抱く


「瑞泉」というと辛口という印象が強いのだが、今回は少々趣が違った。

香りはとても優しくフラワリー。麹の甘酒のようなお米の香りもあり、とにかくとてもホッとする心地よい香り。

口に含むと麦のようなほくっとした丸い味わいがあり、それが緩やかに焦がし麦のような苦味へと変わっていく。

あまりシャープな辛さはなく、どの呑み方でも優しい印象だ。

香りの中にバナナ香が潜んでいたり、余韻にわずかな酸を感じたりと、そのまま古酒にしてみたくなる、そんな期待感が高まる味だった。


「泡盛の中の母性」


今回の「瑞泉」には泡盛の中での母性的な側面が感じられた。柔らかく包容力があり、安心感がある。

この印象だと食べ物も自然と優しい方向へと向かう。


大根や里芋の煮物、山菜の天ぷらや青菜のおひたし。

日々の暮らしの中でホッとできるひと品。

体の淀みを流し、内側から温めてくれる自然の恵み。活力よりも癒し。

そう、泡盛は「癒しの酒」だということを思い出す。


「雲海の宴」


さて、改めてラベルを眺める。

描かれた龍の気分になって呑んでみよう。


ここは雲海。太陽色のお膳に盃をおく。

泉の如く湧き出る酒を盃に満たしては口に運ぶ。

雲に乗って流れてくる肴をひと品つまんではまた盃を満たす。


太陽の恵みをたっぷり浴びた酒と肴でお腹も太陽色を帯びてくると、

目元はとろりと溶け出し、話もちんぷんかんぷん。

ゆるやかに漂う雲海に身を預けて夢の宴はどこまでも続く。


「怪獣音頭」(from 「帰ってきたウルトラマン」)


頭の中に廻るのはお気楽なこんな音頭。

怪獣の説明が続くこの音頭。

二頭の龍が酒を呑みながら掛け合いのように怪獣薀蓄を交わしているようだ。

ちゃんちゃん。



「今日の泡盛を一語で表すと・・」


男性的な印象があった「瑞泉」だが、今回は女性的な印象を受けた。

実は違う詰め日のものを開けて飲み比べてみると、それはいつもの男性的な印象だった。

「瑞泉」の中には2頭の龍がいるってことで、今日の一語は


「双頭」



*****(text by 梅田竹松)


当日の様子

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by awamoribu | 2017-03-02 11:28 | 瑞泉:瑞泉酒造