もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
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泡盛部 第六期:総括会11

2015年11月にスタートした「泡盛部 第6期」。
第44回を終えたところで11回目の総括会を開催。

「第6期総括会レギュレーション」
1.レギュラー4回が終わるごとに「総括会」を開催。
2.「総括会」3回が終わるごとに「中総括会」
3.「中総括会」4回が終われば「大総括会」を開催します。

日時:2017年2月16日
参加人数:10名

総括会の目的は3つ。

①復習と補習
期間毎(今回は第41回から44回まで)の泡盛を全部揃え、復習したり、参加できなかった回の泡盛を飲んだりする。
(ただしブラインドテイスティング)

②アワモリ・アワード
出品酒の中から「おいしかったものの順位」と「ラベルデザインの好きなものの順位」を投票。

③仕次ぎの儀式 (★厳密には「仕次ぎ」ではありませんが・・)
出品酒を200ccずつ甕に入れてブレンドして寝かせる。

この3つをやって盛り上がる。
↑これが一番の目的。
泡盛は楽しいお酒ですからね。

今期11回目の総括会となる乾杯のお酒は、、、、
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本島・与那国・宮古・石垣と4つの島のブレンド。
なんとなく石垣島の酒っぽい口当たりでしたが、ちょっと苦味があり、4つの島がぶつかり合っているような感じでした。


今回エントリーの4種をテイスティングし、各自1〜4位のランキングを決めていきます。


【エントリー酒】

龍:金武酒造
守禮:神村酒造
一本松:北谷長老酒造工場株式会社
請福:請福酒造
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投票が終わったら、銘柄公開&投票結果発表!
1位:5点 /2位:3点 /3位:1点で計上

※今期は1位のみの発表と致します。

【味部門】
第1位:守禮:神村酒造:31点

【ラベル部門】
第1位:龍:金武酒造:41点

味部門では「守禮」が第2期以来久しぶりの勝ち上がり。比較的票が拮抗した今回、1位票の多さで切り抜けた格好でした。
堅実派のイメージのある「守禮」。おめでとうございます!
ラベル部門は、ダントツ。安定の人気で、3回目の勝ち上がりです。

フードタイム。
当日の様子はこちら!
https://www.facebook.com/awamoribu/posts/1343358709061990

最後に「仕次ぎの儀式 」。
各泡盛を200mlずつ甕に入れていきます。
先日の周年祭で甕をまとめたので、今期の甕は以前「忠孝酒造」さんより寄贈いただいた甕。
泡盛部的には「3番甕」というものになります。


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「おいしくなーれ!」っと!
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ようやく本島の酒が中総括会へ進出!
次はどこが勝ち上がるのか!?










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by awamoribu | 2017-02-17 14:15 | 総括会

泡盛部 第六期44蔵目:請福(請福酒造)レポート



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日時:2017年2月9日

参加人数:16名


請福酒造は1949年(昭和24年)、「漢那(かんな)酒屋」として創業しました。
1983年に初めての減圧蒸留の泡盛を発売、これが「請福」のブランドの始まりのようです。
その後1992年に請福酒造と社名を変更しています。
ラインナップの多い請福さんですが、泡盛の他にもリキュールが豊富で
柚子、生姜、グレープフルーツ、コーヒーリキュール、もちろん梅酒も造っています。
近年は相当リキュールの販売に注力しています。


飲み方人気ランキング:

1位:ロック(5票)

2位:ストレート(4票)

2位:前燗(4票)

4位:水割り(3票)


①水割り②お湯割り③ストレート④ロック の順番で、参加者皆で足並みを揃えて飲む方式となっております。


*****


「エネルギーーー」


ヴィヴィッドな色彩はブラジルやジャマイカのカラーを思わせる。

石垣島の眩しい太陽の下に鮮やかに実る稲穂。

エネルギーの発散されているこのラベルには元気の源が詰まっているお酒を言う印象を受ける。

近年、アグレッシブに実験的な商品を生み出している請福酒造さんだが、基本であるこの一般酒のラベルからもそんな姿勢が窺い知れる。


「あれれ??


石垣島と言えば、「直火地釜蒸留」。

その蒸留方法からくる独特の風味には、ある一定の共通項が感じられる。

そんなイメージを持って、鼻を近づけ、口に含んでみると、一瞬「あれれ?」となる。


豊かな香りはとてもフルーティーで、青リンゴや若いメロンのようだ。

そう、減圧蒸留のような爽やかな香り。

そして、口に含むと、優しくスムーズな飲み口に、すっきりとした舌心地。

その後に、幾らかの香ばしさ、辛み、苦味へと続いていく。

ストレートでもアルコールの強さを感じず、特にロックや水割りでは初心者にもすっと受け入れられるであろう優しさと爽やかさがある。


「蔵の舵取り」


請福酒造さんは、減圧蒸留の商品を最初に出した蔵だそうだ。

先述のアグレッシブな商品展開には、当然泡盛文化の存続に対する危惧があると思われる。

どのような形であれ、入り口として泡盛に触れてもらうこと、消費してもらうことはとても大切なことだ。

変わらずに守るべき伝承部分と変化・進化・対応をしていくことで存続を重視する部分。

時に舵を振り切ることも必要であり、その舵取りによる方向性の打ち出しは蔵によって違ってくる。

一概に「直火地釜蒸留」と言う手法を取っていても、様々な工程や環境によって、その蔵の出す味・カラーは全く違うものになる。

この10年位というのは、本当に一つの過渡期で、ほんの数年前とは味の印象が全然変わっている蔵が幾つかあるように感じている。蔵のカラーというのは一朝一夕に周知されるわけではない。

今回、この一般酒からも近年の請福酒造さんの方向性が改めて垣間見られた気がする。


「元気注入!」


さて、こうしたすっきり系の味の場合、おつまみには「さっぱり」か、「こってり」かに分かれる。

減圧風なタッチはあるものの、アフターの辛みや苦味、ほのかな穀物香などを加味すると、ここは「こってり」で。

それを「請福」でリフレッシュさせるというのが良さそうだ。


中華系のトロッと甘みの効いたタレを使った肉料理。白身魚やイカを揚げて甘酢餡かけで、など。

口の中に広がる脂の旨みを堪能した後に、「請福」を呑んでリセット。

お次の一品へと向かう。

そして、締めには「おこげ」。これで決まりだ。


「I wanna ROCK!」


ラベルを見ていて思い浮かんだのがTwister Sister.

派手派手メイクとオバカなハードロック、PVも面白いのでアグレッシブに呑み食べ笑って、元気出していきましょう〜!




「今日の泡盛を一語で表すと・・」


「元気」



*****(text by 梅田竹松)


当日の様子

Facebookページのアルバム

https://www.facebook.com/awamoribu/posts/1341901042541090


この日は、部員の奥野さんから貴重な6種飲み比べセット(2000年に発売されたもの)、請福酒造の座安さんから新商品を3種類の差し入れがありました。(アイテムは上記アルバム参照)

レギュラーの会でありながら、豊富なラインナップで贅沢な会でした。

奥野さん、座安さん、ありがとうございました。




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by awamoribu | 2017-02-16 13:05 | 請福:請福酒造

泡盛部 第六期43蔵目:一本松(北谷長老酒造工場株式会社)レポート



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日時:2017年2月2日

参加人数:7名


北谷長老酒造は、首里の赤田町の本家から暖簾分けし現在の北谷町で1894年に創業しています。
当時は玉那覇酒造工場として、現在の名称に替わったのは2006年のことです。
代表銘柄である「北谷長老」は、少量生産であることと、その味が評価され、一時はとても手に入りにくいこともありました。
今回いただくのは一般酒の「一本松」。
琉球芝居の「丘の一本松」の舞台が北谷町であったことから、
その名が付けられました。


飲み方人気ランキング:

1位:ストレート(3票)※2位:1票

2位:水割り(3票)※2位:0票

3位:前燗(1票)

4位:ロック(0票)


①水割り②お湯割り③ストレート④ロック の順番で、参加者皆で足並みを揃えて飲む方式となっております。


*****


「匂い立つ男気」


紫色を背景の基調とし、力強い筆文字の「一本松」。

南の島の酒とは思えぬ、潔さと物悲しさを併せ持った、妙に男気の匂い立つデザインだ。

頑固者の親父が登場する琉球芝居・民謡の「丘の一本松」に由来するネーミングとのことなので、それを踏まえると納得がいく。


「直球勝負


ラベルから来るイメージ通り、味わいも渋い。

呑み方による大きな変化はなく、甘味から辛みへの変化はスピーディー。

そして渋みを伴って、アルコールの揮発性を思わせるシャープなフィニッシュへと向かう。

そう、口の中を一本気な味が通り抜けていくようだ。


香りの要素は非常に豊かで、ウォッカを思わせる濃醇なアルコール香と共に、メロンリキュールのようなフルーツ系の香りが広がる。さらに、バニラやカカオ、バナナなどの強いタイプの香りも潜む。

香りと味わいの特性を楽しむにはストレートかロックがオススメか。

ストレートなら小さなショットグラスを手で包むようにして人肌に温めながら楽しみたい。


「香りと味の融和点」


豊かな香りは熟成によって、より一層花開くタイプのように思う。

今回呑んだボトルでは、なんとなく香り成分と味わいの融和がまだ若いように感じられた。

もちろん、一般酒として「今」の味を楽しむことはできるのだが、少し熟成が進むことで、より一層バランスが整うポイントがあるように思えた。

個人的な話だが、この蔵のフラッグシップ「北谷長老 古酒25度」が一番最初に好きになった泡盛だ。この香りの豊かさは古酒の旨味へと繋がる構成要素の大きな一つと考えられる。



「脂と酸」


おつまみにはベーコンやソーセージなんかいい。

肉の脂身の甘み・旨みにマスタードの酸味。

「一本松」のまっすぐな味わいに燻製香や肉汁が絡み合う。

そこに柔らかな酸味がアクセントを加える。

ザワークラウトを一口挟んでみてもいい。


魚であれば、炙り〆鯖。ケッパーやディルを添えて。

こちらも脂と酸が混じり合い、「一本松」がその間を通り抜けていく。


「古びたバーの片隅で」


古びたバーで、そんなつまみを頬張りながら、小さなショットグラスで杯を重ねる。

空腹と酒欲を満たしながら時が進む。

そんな夜には、松田優作の歌声とリズムが心地いい。




「今日の泡盛を一語で表すと・・」


「男気」



*****(text by 梅田竹松)


当日の様子

Facebookページのアルバム

https://www.facebook.com/awamoribu/posts/1334769673254227



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by awamoribu | 2017-02-08 19:38 | 一本松:北谷長老酒造
泡盛部 第六期:中総括会③

2015年11月にスタートした「泡盛部 第6期」。
3回目の「中総括会」を開催。

「第6期総括会レギュレーション」
1.レギュラー4回が終わるごとに「総括会」を開催。
2.「総括会」3回が終わるごとに「中総括会」←これ
3.「中総括会」4回が終われば「大総括会」を開催します。

日時:2017年1月31日
参加人数:11名

【エントリー酒】
久米島の久米仙:久米島の久米仙
宮之鶴:仲間酒造所
菊之露:菊之露酒造

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***

○まずは30分ほど、各自自由にテイスティング。無理にすべての飲み方をしなくても構いません。
それぞれの印象をシートに書き留めます。

○その後、全員が1分間の所感発表。

○自分の意見や皆の感想を踏まえてた上で、順位を決めます。
その際に、判断の軸の一つとして、「魅力的な一般酒とは」ということを念頭に掲げることに。

○集計→結果発表

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【結果】:1位:5点 /2位:3点 /3位:1点で計上

菊之露:菊之露酒造 :43点
久米島の久米仙:久米島の久米仙 :37点
宮之鶴:仲間酒造所:19点

今回は離島三島対決に。
それぞれに個性は感じられるものの、菊之露、久米久米という大手のバランス感に1位票が集まりました。
良くも悪くも「個体差」が出る様に感じられる小規模酒造所。
今回テイスティングに出た「宮之鶴」のボトルは、なんとなく普段の印象と違う味・香という声がちらほら。。

さて、「宮の華」に続いての宮古島2蔵目の決勝進出です!

*****

「一般酒の魅力とは」ということの参考に。
・毎日飲める飲み飽きない味。
・食事と合わせて楽しめる味。
・蔵が飲ませたい味。
・その先に古酒を感じられる味。
など

もちろん、判断はそれぞれです。思い入れもあります。それでよし。
大切なことは、我々が一般酒を真面目に検証し、その上で選んでいるということ。

「中総括会」はそれをしたかったのです。
ご参加の皆様、ありがとうございました。
とても良い会だったと思います。

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by awamoribu | 2017-02-02 16:22 | 総括会

泡盛部 第六期42蔵目:守禮(神村酒造)レポート



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日時:2017年1月26日

参加人数:10名


神村酒造の創業は1882年(明治15年)と、とても歴史があります。
当時は那覇に工場があり、1999年に現在の石川市に移るまでには
那覇市内で二度ほど移転をしています。
樫樽貯蔵の研究にいち早く着手、「暖流」は神村酒造さんの主要銘柄にもなっています。
暖流のソーダ割り「暖ボール」も好評。常に様々なチャレンジをしているパワフルな蔵元さんです。
泡盛部では第一回目の合宿で伺ったり、神村社長や中里専務も部員としてお越しくださったりと、
とてもお世話になっています。


飲み方人気ランキング:

1位:水割り(6票)

2位:割燗(2票)

2位:ストレート(2票)

4位:ロック(0票)


①水割り②お湯割り③ストレート④ロック の順番で、参加者皆で足並みを揃えて飲む方式となっております。


*****


「芳醇浪漫」


神村酒造さんのお酒に記されるこの四文字には、酒の特長だけでなく、会社として目指すべく方向性やお客様と共有したいイメージなどが詰まっているように思う。

泡盛の奥深さと可能性を夢に持って取り組んでいる会社であり酒であることがこの言葉から滲み出ている。

そして実際に「守禮」を口にすると、その実直なる姿勢が味からも感じられるのである。


「育ちの良さ


蔵の歴史、蔵人の人生を知っての上ではなく、酒の味からくるイメージとして「育ちの良さ」という言葉が浮かんでくる。

泡盛としての本筋を守り、敬意をもって現代へと引き継ぐ。

伝統芸能にも通ずるような力強い一本道。

決して古風なわけではなく、しっかりと「今」の着地点を模索しながら解答を出している感じだ。

「育ちの良さ」からくる精神的な安定感。

誰もが心地よく居られる存在。


「伸びの良さ」


水やお湯のなじみがよく、割った時に味に伸びがある。

口当たりは柔らかく甘みがゆるやかに広がり、そして余韻が続く。

ゆるやかさの先に現れるほのかな渋みが古風味を匂わせる。

二口、三口と呑み進むと古酒に潜むカカオや椎茸のような香りのニュアンスも漂い、

一般酒にして少しラグジュアリーな気分にさせてくれる。


ストレートやロックでは、このふくよかさや優しい広がりは隠れてしまうような気がする。

決して呑み口は悪くないが、持ち味がアルコールの刺激で覆われてしまうのが勿体無い。

古酒であれば、また違うかと思うが、あくまでも一般酒では、割った方が魅力を発揮するように思う。



「出汁との融和」


やわらかく、ふくよかで甘さがある。

これは温かい出汁との融和を楽しみたい。

関西風のおでんや揚げ出し豆腐、ふろふき大根、海老しんじょや明石焼なんかも良いだろう。

出汁のしみたものや、とろっとした出汁のかかったもの。

上品な器に盛られた一品一品を丸みを帯びたグラスに満たした前割りの「守禮」と共に。


「伸びやかな声を耳に」


堅苦しい席ではないけれど、スーツは着ていたい。

少し忙しいかった一週間、平日最後の夜にちょっと寄った馴染みのお店で、

伸びやかな女性ボーカルの声が耳に優しい音量で聴こえてくる。

ほっと一息、今週を振り返りながら一献。

自分にお疲れ様なひと時。



「今日の泡盛を一語で表すと・・」


やはり「浪漫」でしょうか



*****(text by 梅田竹松)


当日の様子

Facebookページのアルバム

https://www.facebook.com/awamoribu/posts/1328594667205061



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by awamoribu | 2017-02-02 13:43 | 守禮:神村酒造