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もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
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泡盛部 第六期22蔵目:咲元(咲元酒造)レポート
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日時:2016年6月23日
参加人数:11名

咲元酒造は1902年(明治35年)に創業しました。
首里鳥堀町にあり、戦前から同じ場所に残っている首里の蔵はここ咲元酒造だけだそうです。
主要銘柄は「咲元」。創業者の佐久本氏の名前からできた銘柄です。
こちらの造りの特徴は、もろみを低温でゆっくりと醗酵させていることです。
それによる味わいを意識しながら飲んでみてください。
泡盛部では第二回の強化合宿の際に訪問させていただき大変お世話になりました!
http://awamoribu.exblog.jp/13921754/

飲み方人気ランキング:
1位:水割り(6票)
2位:ロック(3票)
3位:ストレート(2票)
4位:割燗(0票)

①水割り②お湯割り③ストレート④ロック の順番で、参加者皆で足並みを揃えて飲む方式となっております。

*****
「あー、これこれ」

グラスに鼻を近づけた瞬間に漏れる一言がある。
「あー、これこれ」
咲元独特の香りには、記憶の奥の、また奥へと導く力がある。

住んだこともないけど懐かしいあの場所。
そう、大広間+縁側。

咲元の中に潜む温もり。
それは、酒が人の手によって生み出されることを思い出させてくれる。
『僕が造ったお酒です。』
と、ただ素直に人柄が出ているような味だ。

仮に独りで呑んでいても、そこにはもうひとり居る。
咲元の中に。

例えば、誰も居ない家と、姿は見えずとも誰か居る家とでは、命の気配が違う。
昔、家には必ず誰かが居た。
縁側に座っていれば、お隣の声や姿、猫が忍び込んでくることもある。
その安心感だ。


「ラベルの 奥に見えるもの」

畳を思わせるような色、デザイン。そして扇?屏風?の描かれたラベル。
何も知らずにこの酒を手に取ることは中々ないだろう。

しかし、一度口にしてみれば、このラベルから広がる想像は豊かに広がる。
そして、一度、蔵に行き、佐久本さんや蔵の人とお話をしてみれば、
これが妙に愛らしく思えてくるだろう。

泡盛には時に珍妙とも思えるデザイン、モチーフ、色合いのラベルがあるが、
味や背景を知った後に、その奥に潜むものを想像することは地味に楽しいことでもある。


「 クセではなくアジ」

「クセ」が強い泡盛はどれですか?
と問われれば、そのひとつとして「咲元」を挙げる。
「クセ」とは個性であり、「らしさ」である。
泡盛にしか出せない味。
それが「らしさ」だ。

『「クセ」が強いのではなく、「味」が強いのか。』
と言うコメントが過去にあった。
そうだ。まさにそれだ。

味のある人間が作る味のある泡盛。
それが咲元なんだ。

「ころころ」

咲元には魚のつまみが似合う。
すり身の天ぷら、イワシの南蛮漬け、鯖味噌、マグロの珍味・・・。

お盆にのせた酒と器。
氷を一つ入れて、とぽとぽ注ぐ。
いつも作り置きしてある前割は、アルコールのとげとげしさもなく、猫の背中のようななめらかさ。

なんて思ってると猫が寄ってきた。
食べかけの魚のつまみを足元にポンと置いたら、
警戒することもなく食べに来た。

あー、いやされるなー。

塀の向こうで学校帰りの子供達が無邪気に合掌しながら歩いている。
「どんぐりころころ どんぐりこ」っとな。

あー、頭の中がころころするなー。

「今日の泡盛を一語で表すと・・」

「気配」

人の気配。猫の気配。命の気配。


*****(text by 梅田竹松)

当日の様子
Facebookページのアルバム

https://www.facebook.com/awamoribu/posts/1123289437735586
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by awamoribu | 2016-06-30 12:53 | 咲元:咲元酒造
泡盛部 第六期21蔵目:多良川((株)多良川)レポート
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日時:2016年6月16日
参加人数:14名

泡盛部にとってお馴染の多良川さんです。
創業は1948年(昭和23年)、伏流水の豊かな城辺(ぐすくべ)に蔵はあります。
「多良川」の名はこの伏流水からつけられました。
缶入り泡盛や、宮古島のオトーリ文化から生まれた水割り泡盛などを先駆けて発売しています。
今回いただく「多良川」は、第2回のアワモリ・アワード味部門で優勝、
一昨年には蔵へ表彰に伺いました。
そのご縁があって、新商品のネーミングもさせていただくことに。
こちら、ぜひご覧ください!
http://www.taragawa.com/?p=1451
(残念ながら、ちょうどこのタイミングで終売となりました)

飲み方人気ランキング:
1位:割燗(8票)
2位:水割り(4票)
3位:ロック(2票)
4位:ストレート(0票)

①水割り②お湯割り③ストレート④ロック の順番で、参加者皆で足並みを揃えて飲む方式となっております。

*****
「ヤンチャな優等生」

クラスの人気者であり、先生からの受けも良い。
なんとなく、いつも周りに人が集まっていて、なごやかな空気を創り出す存在。

「多良川」のイメージはそんなだ。

無骨にして大胆なラベルの字体は”男”なイメージだが、中身はとても柔らかくて優しい。
優しさの中に、少しばかりの辛辣さがあるが、それがスパイシーでもある。

そう、悪さも知ってるヤンチャな優等生だ。


「薄くても抜群の呑んでる感」

過去のデータでは、水割りやロックの評価が高いが、今回は「割燗」。
そう、「お湯割」に比べて、評価の低い「割燗」。
「南光」「はんたばる」に続いて3銘柄目のトップ評価に!

でも、
味の特性を伝えるために、水割りから。

香りはとてもふくよかで、豊か。一口目の印象は、麦や麹のようなふっくらとした甘さが強い。
しかしながら、全く同時に辛さも感じられる。
水馴染みはとても良く、すべての融合感が秀逸。
水割りでありながら「呑んでる感」が充実している。

そして「割燗」。
水割りの特性が活かされたまま、温度が上がった感じ。
甘さと辛さの感度比が水割りの場合が「6:4」とするならば、燗では「4:6」という具合に反転させたような構成に。
うまさの評価は、その時の驚き度も影響する。
今回の場合、「割燗」のそのバランス力への驚きに対する評価もあるだろう。

薄めてもしっかりとした甘さや「呑んでる感」があり、くどくなく、ずっと愛される味わいのバランスは難しい。オトーリ文化のある宮古島の中では、各蔵がそのニーズに向けての努力は欠かせないだろう。
「ポピュラリティー」という点での多良川は突出していると思う。
おそらく初めて呑む方にも受け入れられやすく、よく呑む方にも飽きられない。

「 喧騒の中のループ」

さて、多良川はどんなところで呑もう。
このバランス感は上品に呑むのもいいが、荒っぽく呑んでみたくもなる。

賑やかな屋台村。
ラムチョップ、タンドリーチキン、ケバブ、、、、。
いろんな国のソースや肉の焼ける匂い。

チープなテーブルとイス。
ガタガタと、座りは悪いがそれをずらしたり押さえたり、うまく調節する。

右手には骨肉、左手にはグラス。
かじる、呑む、話す、手を拭く、のループ。

口の中の脂のベタベタや、ソースのスパイスを多良川で流し落とす。
甘みは絡み合い、辛みは口の中をさっぱりとさせ、次のループへと導く。

「あぁ、この感覚は・・」

これだ!
https://www.youtube.com/watch?v=CVzepkiNmQU

Dave Pike Set「mathar」

ビートの中をかき分けるように奏でられるシタールはまるで川のよう。
喧騒、匂い、脂、生ぬるい風、蒸し暑い夜、
ダムの決壊のように
すべてを巻き込んで体内を滑り落ちる液体。

あぁ、やっぱりコイツは悪さも知ってるヤンチャなやつだ。
でも、絶対に乱れることのない優等生。
多良川なら、明日の朝も大丈夫な気がする。

「今日の泡盛を一語で表すと・・」

「阿吽」

でどうだろう

*****(text by 梅田竹松)

当日の様子
Facebookページのアルバム

https://www.facebook.com/awamoribu/photos/?tab=album&album_id=1118737158190814

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by awamoribu | 2016-06-23 18:59 | 多良川:(株)多良川
泡盛部 第六期:総括会⑤

2015年11月にスタートした「泡盛部 第6期」。
第20回を終えたところで5回目の総括会を開催。

「第6期総括会レギュレーション」
1.レギュラー4回が終わるごとに「総括会」を開催。
2.「総括会」3回が終わるごとに「中総括会」
3.「中総括会」4回が終われば「大総括会」を開催します。

日時:2016年6月9日
参加人数:19名

総括会の目的は3つ。

①復習と補習
期間毎(今回は第17回から20回まで)の泡盛を全部揃え、復習したり、参加できなかった回の泡盛を飲んだりする。
(ただしブラインドテイスティング)

②アワモリ・アワード
出品酒の中から「おいしかったものの順位」と「ラベルデザインの好きなものの順位」を投票。

③仕次ぎの儀式 (★厳密には「仕次ぎ」ではありませんが・・)
出品酒を200ccずつ甕に入れてブレンドして寝かせる。

この3つをやって盛り上がる。
↑これが一番の目的。
泡盛は楽しいお酒ですからね。

今期5回目の総括会となる乾杯のお酒は、前回の総括会の銘柄の4種ブレンド
「常久ノ春風」(ジョウキュウノハルカゼ)
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甘みが豊かで、アフターにほのかなピリり。
なかなか理想的な味わい

今回エントリーの4種をテイスティングし、各自1〜4位のランキングを決めていきます。
(※泡波はラベルのみ)

【エントリー酒】

まさひろ:まさひろ酒造
泡波:波照間酒造所
まるだい:今帰仁酒造
どなん:国泉泡盛

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投票が終わったら、銘柄公開&投票結果発表!
1位:5点 /2位:3点 /3位:1点で計上

※今期は1位のみの発表と致します。

【味部門】
第1位:どなん:国泉泡盛:67点

【ラベル部門】
第1位:どなん:国泉泡盛:60点

なんと前回に引き続きまたもダブル受賞!
味部門、ラベル部門ともに、1位に選んだ人数がダントツでした。
今回、味部門は3銘柄での争いだったこともあるのか、インパクトのある味に票が集まった感があります。
合宿で与那国島に行く可能性が出てきましたw

フードタイム。
当日の様子はこちら!
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1110550165676180.1073741962.239499919447880&type=3

最後に「仕次ぎの儀式 」。
各泡盛を200mlずつ甕に入れていきます。
先日の周年祭で甕をまとめたので、今期の甕は以前「忠孝酒造」さんより寄贈いただいた甕。
泡盛部的には「3番甕」というものになります。
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「おいしくなーれ!」っと!
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by awamoribu | 2016-06-10 19:10 | 総括会
泡盛部 第六期20蔵目:どなん(国泉泡盛)レポート
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日時:2016年6月2日
参加人数:17名

創業は1958年。
クバ巻の「どなん」は一般的には"これこそ泡盛”と象徴的なボトルかもしれません。
与那国島といえば、唯一60度の花酒を作ることができます。
もちろん部活でいただくのは通常の30度のものですが、
そのような高い度数の泡盛を作っている背景など、与那国の特殊な文化に思いを馳せながらいただくのも良いかもしれません

飲み方人気ランキング:
1位:水割り(7票)
2位:ロック(5票)
3位:ストレート(3票)
4位:割燗(2票)

①水割り②お湯割り③ストレート④ロック の順番で、参加者皆で足並みを揃えて飲む方式となっております。

*****
「おっ!?」

水割(前割)の入ったグラスを鼻に近づける。
豊満な香りの束が鼻孔の周辺に立ち込める。

「これは・・・。」

何度も飲んでいる「どなん」だが、こんな香りは記憶にない。

何度も書いているが、この2~3年で泡盛界全体に味の変化が起きているように思う。
品質の向上と多様化。
矛盾するが、品質の向上が味の個性を奪っている感もある。
しかし、造り出される味の矢印は、その方向や本数がぐっと増えたように思う。

個性ではなく、主張。

「どなん」にもその変化の波が訪れたのか。

「これは・・」と思って浮かんだのは、味醂や米飴。そう、もち米を思わせる味だ。
そして、麹で作った甘酒のようにも感じる。
つまり、米の持つ甘さが香りの塊となっていたのだ。

口に含んでも、その香りの印象はを裏切らぬ甘み。
それ故の味のどっしり感。
詰め日は2016年3月2日。
詰め日までの熟成期間は不明だが、詰め日から3ヶ月、それも水割りでこの味、香りには驚く。

肴には、甘さをぶつけて。
しっかりとした甘みをつけた魚の煮付け、蒲焼、おいなりさんなんかと合わせてみたい。


「ほーっ!」

割燗(前割の燗)。6期のこれまでの様子では、その場で作るお湯割よりもインパクトが少ない。
しかし、(評価はともかく)ここでは、軽い衝撃があった。

香に酸が出てきたのだ。
(伝わりづらいかもしれないが)「みかんクリーム」のような不思議な香り。

酸と甘が混じり合って、さらにオイリーさが加わる。
味わいにはやや辛味が出るが、アルコール感による辛味は程よい刺激で良い感じだ。

トロピカルフルーツを使ったグリル肉料理、野菜の甘みがベースになったカレーなんかが合いそうだ。


「ふふふ」

ストレートになると「みかんクリーム」はさらに主張してきた。
かすかにセメダインの香りは「花酒」の面影。
リキュールのような感じだ。

小山さんのコメントに「コアントロー」(オレンジのリキュール)というのがあったが、ストレートの香りには少しそんなニュアンスがある。
(並べて香ったら全然違うと思われるが)

珍しく、水割りよりも割燗に味や香りの類似性・同方向性を感じる。
口当たりの甘さはあるが、さすがにアルコール感が強く、その辛さがアフターに突き出る。
しかし、これも心地よい。
飲む順番がストレートからだと、この印象は突出するかもしれない。
※2期・3期はストレートが1位


「ほほー」

ロックになると、香りから酸は消えて、クリームやほのかにバニラのようにも。
味わいも平たくなり、、これまであった甘さとは少し異なったものに変わる。
強いて言えば、先述のリキュール感が強くなった。

何も知らずに、洒落たグラスでクラッシュアイスで出されたら、泡盛とは思わず、洋酒の何かかと思っていまうかもしれない。

ストレート、ロックは、シンプルにチョコレートや高級なバルサミコをかけたアイスなどと合わせてみたい。

「むむむ」

過去のデータを見ても、票割れがとても多く、どの飲み方にも魅力があるようだ。
以前感じていたような花酒の印象は特に感じなかった。
それが「どなん」における、味の多様化なのかもしれない。

これまでの経験値やラベルの印象からくる先入観を一度取り除いてみる必要があるようだ。
最西端の泡盛から学ばせて戴いた。


「昼間と夕方が混じる時間」

見方によってブラジルを思わせるカラーリングのラベル。
評価の一位は水割りだったが、ここではリキュールを思わせるストレートやロックで選曲したい。

夕暮れ時、海と夕陽が見えるテラスで夜を待つ。
昼間のほてりと夕方の涼風が入り混じる時間。

サンバとジャズ、ボッサとジャズ。
ホットネスとクールネスの交差点。
引き潮の波の音に重なるように聴こえるマンフレド・フェストのピアノサウンドで足を鳴らす。

「Triste」
https://www.youtube.com/watch?v=KVy1VPGn-lk


「今日の泡盛を一語で表すと・・」

この文章を書いてて、思いついた一語です

「恵(めぐみ)」


*****(text by 梅田竹松)

当日の様子
Facebookページのアルバム

https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1109080395823157.1073741961.239499919447880&type=3

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by awamoribu | 2016-06-08 13:11 | どなん:国泉泡盛
泡盛部 第六期19蔵目:まるだい(今帰仁酒造)レポート
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日時:2016年5月26日
参加人数:16名

本部半島の今帰仁村にある今帰仁酒造さん。
創業は1948年(昭和23年)、当時は「大城酒造所」の名前でした。
その後1972年に地名を由来に現在の名前に変わります。
1980年に発売した「美(うるわ)しき古里」は、20度ととても度数の低い泡盛で、
当時の泡盛離れの歯止めの一助となった商品です。
今回いただくのは「まるだい」。創業当初からある銘柄になります。
創業時の名前「大城」で「◯大」。

飲み方人気ランキング:
1位:水割り(10票)
2位:割燗(3票)
3位:ロック(2票)
4位:ストレート(1票)

①水割り②お湯割り③ストレート④ロック の順番で、参加者皆で足並みを揃えて飲む方式となっております。

*****
「春の泡盛」

泡盛を四季で分けるとすれば、「まるだい」は春だ。
「まるだい」を呑むと、春の陽だまりや新緑の木漏れ日が思い浮かぶ。
甘くやさしい香りは、お砂糖の入った紅茶のよう。
そして、口に含むと、まずは甘さが広がり、その後に少しだけホロ苦味がある。

水馴染みが良くて、水割りでは特に味の構成が良く分かる。
ぽかぽかした温もりが口の中から体内に染み込んでいくような印象だ。

お湯割やストレートでは、甘さの後の辛さが少し主張を強め、
そして、ロックでは甘さが潜んでビターな表情に変化する。

それはまるで春の天気のように。


「品良く、緩やかに」

今回は水割りの評価が高かったが、過去のデータを見ても呑み方による表情の変化はいつも感じられる。
その変化をも含む、「まるだい」の魅力は、

好かれる要素を主張するのではなく、嫌われる要素を削っていったような味わい
なのではないだろうか。

こういう味は長く呑み続けるのに最適だ。
品の良い小料理屋で、丁寧に作られるだし巻き卵や煮魚、鱧の梅肉和えなんかをちょいちょいと口に運びながら、やわらかな味わいの水割りをゆっくりと呑む。
少しお腹が落ち着いたら、ロックで引き締める。

まな板に包丁が当たる音、蛇口から流れる水の音、コトコトと煮物が煮える鍋の音などを聞きながら。


「鮮やかなラベルの主張」

ヴィヴィッドで、大胆なモチーフ、ある意味インパクトの強いラベルデザインは、正直、味のイメージにそぐわない。
しかし、そこにはそれを凌駕する、今帰仁の酒としての自負のような説得力を感じる。

ラベルにある城は、今帰仁城ではないと言われているが、今帰仁にとって城の存在は不可欠であり、その誇りを示すかのような赤。

群青の背景は、沖縄の空の光量の強さを表現しているかのようにも感じられる。

ラベルを囲む枠や細かな文字に使われている金は栄華の表現であり、拡張の高さを伝えるかのよう。

金を黄と捉えると、泡盛三原色(赤・青・黄)を鮮明に磨き上げたような配色だ。

先述の小料理屋にあるような白木のカウンターでは品良く映え、冴える色合いかもしれない。


「空気をたゆたう旋律」

はじめに書いたように、「まるだい」は春を感じさせる。
「まるだい」が生み出す酔いごこちは、春の空気を感じさせる。
まるくてやわらかな空気の中をたゆたうような旋律。

岩井俊二監督の映画『花とアリス』より
「花の季節」
https://www.youtube.com/watch?v=SBg-FeMUgpI&list=PLjJZVeY4I-MqO2Ow9aCX39NJDPCJFEE_r


「今日の泡盛を一語で表すと・・」

「春」と言いたいところですが、
森河さんの一言を採用。

「まる」

ほんわかとまーるくなれる泡盛です。

*****(text by 梅田竹松)

当日の様子
Facebookページのアルバム

https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1105529502844913.1073741960.239499919447880&type=3

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by awamoribu | 2016-06-02 17:22 | まるだい:今帰仁酒造