もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
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2008年10月にスタートした「泡盛部」。
第48回を終え、遂に最終、8回目の総括会。
与那国島と波照間島。

総括会の目的は3つ。

①復習と補習
期間毎(今回は第45回から48回まで)の泡盛を全部揃え、復習したり、参加できなかった回の泡盛を飲んだりする。

②アワモリ・アワード
出品酒の中から「おいしかったものベスト3」と「ラベルデザインの好きなものベスト3」を投票。

③仕次ぎの儀式 (★厳密には「仕次ぎ」ではありませんが・・)
出品酒を200ccずつ甕に入れてブレンドして寝かせる。

この3つをやって盛り上がる。
↑これが一番の目的。
泡盛は楽しいお酒ですからね。

今回の総括会は第45回目から48回目までの4蔵4銘柄。

部員Aさんセレクトによる泡盛部のセレモニーソング、
ヴィヴァルディの四季より「春」で総括会スタート。
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スターターに前回の総括会に出品された6銘柄のブレンドを。
前回の総括会が3月18日だったので、約2ヶ月熟成。

石垣島の6種の泡盛が程よくブレンド。
石垣島の特長である「直火蒸留」による味わいが明確に出た総括酒でした。
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ぼちぼちと部員が集まってきたところで乾杯!

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前回の「アワモリ・アワード」のエントリーは下記の7種。

於茂登:高嶺酒造所
八重泉:八重泉酒造
請福:請福酒造
玉の露:玉那覇酒造所
白百合:池原酒造所
宮之鶴:仲間酒造所

まずはその結果発表。

投票してもらった各部門のベスト3を、1位(5点) 2位(3点) 3位(1点)として集計。それを参加人数で割った数値にて決定します。

第39回から第44回までで

「おいしかったもの」1位は・・・・・【宮の鶴】

「ラベルデザインの好きなもの」1位は・・・・・【宮の鶴】

総合では・・・第1位:【宮の鶴】

第2位:【玉の露】

第3位:【請福】 が選ばれました!

宮の鶴の圧倒的勝利に終わりました。

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48蔵終了時点でどのような結果になるか、いまから楽しみです。

さて、今回のエントリーと音楽はこちら。

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エリカ・バドゥ、石川セリ、尾崎豊、サンタナ。
今回は何の共通項も見つけられないばらばらな音楽でした。

お酒がなくなる前に「仕次ぎの儀式」
この儀式が、実は結構楽しい上にちょっとだけ感動します。

山川酒造の山川社長が寄贈してくださった一斗甕もだいぶ満たされてきました。
全48蔵最後の4酒が入ります。

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泡盛が好きだったり、興味があって集まってきた、元々は見知らぬ同士の部員が、回を重ねるごとに親しくなっていきます。
手を添えあって一緒に甕に注入し、「おいしくなれ」と愛情こめて笑顔で手をかざします。

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遂にこの甕の中に48種の泡盛が入ったことになりました!!
さて、この甕をどのくらい寝かせよう。
これを開けるときはどんな時なんだろう。
想像が楽しく膨らみます。


総括会では、フードは持ち寄り。
今回のテーマは新緑の季節なので、「緑」。
様々な「緑」 の食べ物が集まりました。

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青りんごを使ったチョコレートというのも。
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マッシュルームが大量に手に入ったので、カレーにしようと思っていたら、グリーンカレーを持ってきてくれた方が2人。当然混ぜます。
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カレーとなると、ご飯が欲しい!となって、毎度おなじみ店長が泡盛部員でもある「ばんや しおさい」さんへひとっぱしりしてご飯を調達。
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こいつをがばっと鍋に突っ込む。
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グリーンカレー雑炊の出来上がり。
バジルを乗せて、グリーン度アップ。
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鍋肌に残ったカレーと「あおさ」でご飯を炒める。
以前、部員Aさんが持ってきてくれた「醤油の実」を中華のトーチのように隠し味で使って、静岡土産の桜海老も加え、最後に部員Oさんの切り札「江戸前のり」でとどめ。部員K兄絶賛の一品に仕上がりました。
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とにもかくにも、全48蔵制覇、総括会も終了で大盛上り。
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最後はしっかり「アワモリ・アワード」に投票。

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★★
都合により、与那国&波照間の4蔵の「泡盛アワード」への投票結果をここで発表いたします。

第45回から第48回までで

「おいしかったもの」1位は・・・・・【泡波】

「ラベルデザインの好きなもの」1位は・・・・・【与那国】

総合では・・・第1位:【泡波】

第2位:【どなん】

第3位:【与那国】 が選ばれました。

★★


さて、遂に最後のイベント「大総括会」を残すのみで、泡盛部・全48蔵制覇の第一周目が終わります。
48蔵を8エリアに分けて行われた総括会。各エリアで選び出された1位の泡盛の中から「大賞」が選ばれます。

どんな結果になるか本当に楽しみです。
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by awamoribu | 2010-05-19 19:57 | 総括会
【潮のリズムで飲んどくれ】
・日時:2010年4月29日
・参加人数:11名
・銘柄:泡波(あわなみ)
・おつまみ:かりんとう 台湾風玉子焼き ほたるいか 明太ごぼうチップ キットカット(柚子こしょう風味) かじきの干物(ピリ辛) 頑固なカステラ

第48回目は、波照間酒造さんの「泡波」。
波照間島唯一にして、日本最南端の泡盛蔵です。

近年、その生産量の少なさや、島からの輸送が困難などの理由から、いわゆる「幻」「プレミアム」商品となっている泡波。その価格は、3合瓶で8000~10000円という法外なものに。

泡盛部は、「もっと泡盛を日常に!」というテーマの下に活動しているので、このような価格で無理に手に入れてまで部活をするのは、「日常」という枠から逸脱するという理由で、なんらかのルートで手に入った時に検証しようという判断をしました。

ところが、、ミラクルが起きました!
最近入部した与那国出身のSさんが、「おばあちゃんが波照間にいて、この前帰省したときに一本くれたので、これをみんなで飲みましょう」と快く寄贈してくださいました。
それも1升瓶!

そのお陰で、泡盛全48蔵制覇の旅が、滞りなく1周目を終えることになります。
Sさん、本当にありがとうございました!

ということで、いつもは3合瓶ですが今回は1升瓶。
泡盛基本カラーのラベルで、かわいい甕に素朴な文字。
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キャップはこんなプラスチックタイプ
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さて、この泡波。
プレミアム価格で手に入れたりした方で、「高いのに大したことないよ」という声や「騒ぐほどのものでもない」
という声を聞きます。
希少価値から、期待に胸を膨らませて飲む分、そう感じてしまうことがあるのではないかと推測します。
泡盛部では、出来るだけ「ふつー」にいつも通りのテイスティング。

さて、その感想はいかに。

★ストレート:ほわっとした蒸し米の香り。香ばしい香りの奥にほんのりアルコール香り。口当たりはやわらかくすっきり、後口にぴりりとした辛口の印象も。こげ麦のような香ばしさがある、ぬめっとした舌触りで、塩味を感じるという意見も。

★ロック:チョコっぽい香りに変わる。甘みが控えられ、苦味が増すという意見多数。フルーティーさが出るという意見も。

★水割り:香りは控えめになる。クリーミーな香りが出てくる。味の芯は消えぬまま、まろやかになり飲みやすい印象に。甘みが増して、後味にやや苦味。塩味を感じるという意見もあり。

★お湯割り:温かみのある香りが立つ。香りにも甘みを感じる。香りは強くないが、口に含むと味が広がるという意見や、口の中にふわふわとしたものが残るという意見も。甘みが増したと言うコメント多数。

好みの順位は「ストレート」と「お湯割り」に二分化。
ロックの評価がとても低いという結果に。
甘み、苦みの表現が多いけれど、どちらも悪い印象ではない感じ。
飲み方によって香りも変わり、味わいも特長が様々表れて面白い。
すっきりとした飲み口の割りに、奥行きや味の幅がひろく、素朴な味ながらバランスのとれた味わいでした。


さて、今回はこの1升瓶の他に、ミニチュアボトルの寄贈もあり飲み比べることに。

・H16年瓶詰:ほんのりバナナ香。口当たりはすっきり。直線的な味で、すっと上がってすっと落ちる。
・H19年瓶詰:フルーティーな印象だが、シャープで堅い。

正直言って、先の1升瓶とはまるで別物でした。
まろやかで香ばしい味わいとは対極で、同じものとは思えない位。

先述しましたが、泡波の評価は非常に賛否両論あります。
もしかしたらそれは、ボトルの違いなどにもよるかもしれません。
一般的にどんなお酒も小さなボトルはあまりコンディションがよくないと言われています。

あまりに普通サイズの値段が高いので、手の届く価格のミニチュア品をお土産でもらうことがあるかと思うのですが、それを飲んでの感想では確かに意見が分かれるのも無理はないかと思わざるをえませんでした。


・・・FOOD・・・

今回のフードは、卵を使って。
以前いただいた「切干大根」があるので、「台湾風玉子焼き」というものにトライ。
(厳密には、塩干し大根を使うようです)

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ちょっと味が薄かったのでバージョンアップ。
カジキの干物入り。(見た目ではわかりませんが)
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その他、sinさんより「ほたるいか」の差し入れ。
お試しでとった弓削多醤油さんの「梅醤油」をかけて。
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Sさんより、与那国のカジキの干物。島唐辛子を使ったピリ辛バージョン。
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と、カステラ
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Yちゃんより福岡土産。
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みなさん、いつもありがとうございます!


かりんとうとの相性:
意見があまり多くなかったですが、きび砂糖、多胡麻がよかったようです。

合わせたい料理・肴:
丸いもの(煮卵・おでんの卵)・肉厚な煮魚(さば)・シンプルなもの(蒸した野菜・素揚げの野菜)・辛い料理・焼き物や蒸し物などの素材系の料理・ロコモコ・フォー・タイ料理・甘いもの


・・・MUSIC・・・

まずは挙がったもの
キャロル・キング、ジャニス・イアン、アレサ・フランクリン、ジャック・ジョンソン、ジェーン・バーキン、成田賢(「俺の死ぬ間際に」)、ブルーハーツ、キャラバン、高中正義、カシオペア、スティービー・ワンダー(「キー・オブ・ライフ」)、あがた森魚、レッド・ツェッペリン(「JAMAICA」)、波の音など

スティービーに始まって、キャロル・キングやアレサなどをかけ、高中もかけて、色々かけた後にこちらがしっくり。
温度が上がるラテンのリズム。
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こちらはソニーによる企画もののベスト盤。
有名な曲が網羅されています。今回、その中でも特に選ばれたのが名曲「Oye como va」。
オリジナルは1970年にリリースされたアルバム「 天の守護神」に収められています。

現在もトップアーティストとして君臨するサンタナ。このヒット曲も早40年前。ロック界でも大きな分岐点となる1969年にデビューし、その年ウッドストックに出演。
多様化する中でラテンロックを確立し、いまでもその地位が揺るぎないところに偉大さを感じます。
「Oye como va」はラテンリズムに覚えやすいフレーズで、誰もが心地よくリズムにのれる曲。
泡盛自体が持つ、ゆるさと熱さのバランスはこの曲の感覚に近いかも。


飲み方によって表情が変わる「泡波」にサンタナの他の曲を照らし合わせてみると、、、
味に広がりをみせるお湯割りは開放的な味わいということで「ブラックマジックウーマン 」
そして、酒本来の姿、造り手の思いを静かに熱く感じるならストレートを「哀愁のヨーロッパ」をBGMにしてたしなむのもよいかもしれない。

島の酒の多くは地元で楽しむために造られ、地元で消費される分だけを造ってきた。
(島に限らず、地酒の多くがもともとはそういうものだと思う)
もちろん、まずは味の良さではあるが、さまざまな理由により、蔵が求めるものとは違う方向に酒が独り歩きして、勝手にプレミアム商品化してしまう。

しかし、だからと言って量産する必要はないという考えは素直に賛同したいと思います。
「泡波は波照間に来て、ここの空気を感じながら飲んでもらいたい」というのが本意でしょう。

「泡盛を沖縄料理や沖縄音楽だけでなく、もっと広く楽しみ、その可能性を広げたい」ということで、勝手に活動している泡盛部ではありますが、勿論沖縄を否定しているわけではなく、愛情故の活動です。

だからこそ、泡盛部としては、「現代のニーズに合わせて」的な本来の泡盛らしくない味のものや、いかにも話題狙いの企画ラベルのものなどではなく、このようなスタンスできちっと土地や蔵の姿勢を表している泡盛を応援したいと思うのです。
それゆえ、一番カジュアルな「一般酒」をじっくりと味わってみることに重きをおいています。
日常にとけこんだ味、それを視点を変えるだけ、組み合わせを変えるだけで、充分に魅力あるものに変身させることが出来るのです。

泡盛全48蔵の一般酒制覇。最後に来て、泡波のスタンスを考えることで、基本に戻った感じがします。

「潮のリズムで飲んどくれ」というコピーは、泡波に限らず、泡盛全体にも当てはまるかと思います。

ちなみに、このコピー、「Oye como va」の邦題「僕のリズムを聞いとくれ」より拝借。
邦題ってほんとひどい(笑)

★この日、部員Sさんより、こんな貴重なものも。
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花酒に餅を漬け込んで37年(!)寝かせたもの。(名前を失念!)途中に一度砂糖が加えられているもよう。
手作りの本当に貴重なお酒。
きっと度数は高いけれど、それを感じさせず、ラムともみりんとも言えるようなふくよかで温かい味わい。
お祝いの席でしか飲まないものだと思います。
泡波だけでなく、こんな貴重なものまで、本当にありがとうございます。

愛してます from泡盛部


必読!:部員Aさんの泡盛部公式「裏」ブログ
http://collabo98.blog77.fc2.com/blog-entry-284.html
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by awamoribu | 2010-05-08 20:18 | 泡波:波照間酒造