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もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
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【今日ですべてがむくわれる】
・日時:2010年2月18日
・参加人数:13名
・銘柄:請福(せいふく)
・おつまみ:かりんとう 梅干 梅にんにく入り餃子 野沢菜 糠漬け白菜 紅芋饅頭 梅風味塩昆布 えびせん 

第41回目は、請福酒造さんの「請福(せいふく)」。
石垣島の3蔵目です。

今回は部員shoeさんが「町の古酒」(*町の酒屋の売れ残りによって古酒になったもの)を仕入れてきてくださいましたので、並列で。
04年7月瓶詰めの瓶古酒。

ラベルは前回に続き黄色ベースに墨字(?)というコントラストで、そこに稲のデザインがシンプルにあしらってあります。
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さすがに石垣島でトップクラスのシェアを誇る酒だけあり、シンプルな王道的ラベル。

こちらは写真ではわかりづらいですが、かなり色褪せてしまったラベル。ベースは一緒だが、下の方が微妙に違う。
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キャップは共通タイプ。
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町古酒はこちらのオリジナルタイプ。
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そして意外と少ないバックラベル。
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町古酒はバックラベル無し。

わりと良くあることですが、年がそんなに変わらなくてもマイナーチェンジしていることが多く、そこが何かヒューマンで面白くもあり不経済な感じもあります。(デザインを変えるとお金がかかると思うので)


★ストレート:フルーティーで爽やかな香り(白い小花のような)、柔らかな香りがあり、その後にほんのり穀物香が見え隠れする。発酵臭、へしこの臭いがするという面白い意見も有り。
すっきり柔らかな甘みの後にやや苦味。という意見と辛味のあとに甘みがやってくるという意見も。
「甘み」と「辛み」の表現が五分五分にある。ウォッカ!?という発言も。

★ロック:引き締まった硬質な香りに。甘さがたつと言う意見と、鋭さやシャープさが際立つ、穀物系の味がでてくるなど意見様々。「大好きな味!やばい!」というLOVEな意見も。

★水割り:香りがほとんどなくなる、と、香りは残したまま・・・という意見に分かれる。これは割り方の濃さの具合かと。香ばしさはないけど、他の甘みのようなものを感じる。甘みの品が良くなる。フルーティーさが増す、など、口当たりに感じる甘さに好評価。

★お湯割り:香ばしいほっくりした香りが出てくる。甘みの具合が変形する。総じて好評価ではあるが、水割りに好評価だったのに駄目な方も。
「口の中にコスモがひろがる」なんて詩的な意見も



ストレートの印象では、一瞬インパクトは感じるがその後収束してしまう感があるが、それゆえに飲み手に「何か好きなところを探そう」という気持ちが働くような酒質。
これは多くの方に受け入れられる酒に共通するかもしれない。

がっ!と噛み付くが、あとからゆっくり入ってくる。


今回もやはり「甘さ」がキーワードだった。
これは、もしかしたら直火蒸留の特色なのかもしれない。

・・・FOOD・・・

今回のテーマフードは「梅」。2月は梅の季節ですし。

メインは梅にんにく入り餃子。
小粒な「梅にんにく」が一粒はいった餃子です。出来るだけいっぱい焼けるように面積を小さくした包み方。
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ジューシーに蒸し焼きしたものと
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ちょっとカリッと焼いたもの。
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それ以外には、直球の「梅干」(あっというまに無くなりびっくりしました。

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そして、部員ICKちゃんから本場の「野沢菜」の差し入れ。
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そしてお漬物つながりで、部員K兄から白菜の糠漬け。
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そして「梅風味塩昆布(大)」
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それをえびせんに巻いて・・・と思ったがいざ食べると昆布が堅くて食感は合わなかった(^^;
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部員Kさんから、「今日も買えたから!」と差し入れの饅頭。
梅の花をあしらってみました。
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かりんとうとの相性は今回もなんと「生姜」という意見が多い。「塩みつ」は定番といった感じ。


合わせたいお料理・肴・・・
焼きとうもろこしバター醤油、ポークジンジャー、漬物、さっぱりしたものorこってりしたもの。魚介に。ホタテバター、カキバター、日常の夕飯、炒め物、冷奴、たこ焼き、さしみ、餃子。


いろいろ出てきましたね!

・・・MUSIC・・・

まずは挙がったもの
ライ・クーダー、ジョージア・サテライツ、エアロ初期、THE WHO初期、渡邊貞夫、スウィートな曲、ハワイアン、井上陽水、吉田拓郎、ボブ・マーリー、男性ポピュラー、、男性ポップス、70s 80sの日本のフォーク、甘い女性ボーカル、テクノ。

さて困った。
特長が見えてこないときは、意見は多いが決定打がない。

いろいろかけた挙句、こちらに決定。
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人は幸福を望む。
それは現実に対して、大なり小なりの不満があり、それをなんとかよい方向に切り換えて行きたいというあがきのようでもある。すると不満があるということは、ひとつの向上心の表れでもある。

泉谷しげるが吠えるのは適当に過ごしてしまうことへの不満であるように思え、それは人や社会を向上していくという愛情表現に聞こえる。

日々の生活で、嫌なことがあればそれをリセットして明日に臨みたい。

お酒にはその役割があり、泡盛にはその力がある。泡盛というと、強い、きつい、くさい、というイメージがまだまだ根強いが、実は呑んでみると意識が変わり、呑んでいてこんなに楽しくなる酒はない。

それは泉谷しげるのイメージとかぶるかもしれない。憂いを歌った後、「今日ですべてがむくわれる」と来た時に優しさを感じる。
そして、すべてが始まる。明日も福を請うていく。

ちなみに味を表現すると・・・
「瞬果終稲」(しゅんかしゅうとう)

きびしー!

*はじめフルーティーで、終わりに穀物系の香ばしさを感じる。の意


★必読:部員Aさんによる泡盛部レポート
http://collabo98.blog77.fc2.com/blog-entry-256.html
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by awamoribu | 2010-02-25 02:10 | 請福:請福酒造
【八重山ストレートフラッシュ☆】
・日時:2010年2月4日
・参加人数:15名
・銘柄:八重泉(やえせん)
・おつまみ:かりんとう あられ 揚げさぬきうどん さつまあげ 醤油豆  納豆 黒小豆ごはん お漬物

第40回目は、八重泉酒造さんの「八重泉(やえせん)」。
石垣島の2蔵目です。

ラベルは黄色に墨字(?)というコントラストがはっきりしているもので意外と目立つかも。
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キャップはオリジナルタイプ。ブルーの色合いが微妙な風合いを醸している。なんだか郷愁を誘う青。
「泡盛」の字も、なんか海辺のスナックを思い起こさせる。
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そして、こんなところに主張、というかメッセージが!これはニュータイプ。
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泡盛らしい、Bな感覚が散りばめられていて期待が高まります。


★ストレート:泡盛らしい蒸した米のような豊かな香り。香ばしい麦のような香りや栗のようなニュアンスも。
味は、「辛い」:「甘い」が3:2くらいの割合。香りの印象よりも辛味や苦味が強く感じられた様子。
さらりとして飲みやすいという意見も少々。

★ロック:香りはさして引かずしっかり。麦っぽさが引き立ち輪郭がはっきりした感じ。それが辛くなったと捉える人と甘くなったと捉える人と。また、すっきりして飲みやすくなったという意見も。男らしい味。よだれ臭い(笑)という稀有な意見も。

★水割り:香りはかなり引くが、奥に密かに麦っぽさが残る。ソリッドなところが抜けて、焦げたような苦味や渋みが妙に際立ってきた印象。濃い目の水割りが旨いという意見有り。

★お湯割り:香ばしい香りはひき、アルコールの香りがのぼる。「甘い」という意見多数。しかし、意外と評価は高くなく、おいしいが特筆することがないという雰囲気。

評価の順位をみると、割るよりも「ストレート」「ロック」の方が上の人が多い。割ることで、味の個性がぼやけてしまうらしく、印象が薄まってしまっている感じ。なんとなくだが、この酒の場合、割るときに旨さが引き立つ「黄金比」のようなものがあるような気がする。基本直球勝負。変化球は決まる時は決まるけど不安定。そんな、良い意味での不器用さを感じる。


・・・FOOD・・・

今回のテーマフードは「豆」。節分の次の日ということもあり。

メインは豆ご飯。
以前お土産でいただいた宮古島の「黒小豆」を昆布出汁で炊いてみました。
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結論から言うと、塩っけが足りず物足りなかった。
「ごま塩」が欲しい、と。お赤飯ではないのだが、豆ご飯にすると妙に味が淡白になるようでちょっと強めの塩と胡麻の香ばしさが必要のようである。
勉強になった。

直島土産の「醤油豆」。
そら豆を割と濃い目の醤油で甘く煮たもの。
醤油が名産の小豆島が近いからか、郷土料理のよう。
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こういうのは本当に泡盛と合う。
四国の日本酒は辛口が多いので、すきっとした日本酒にはとても合うかと思うが、甘系のものは蒸留酒と相性がよい。が、醤油が結構しっかり効いているので、お湯割りや水割りの方が中和してくれる感じがある。

そして、前回に引き続き納豆。さらに1週間熟成させてみたがさほど変わらず。
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写真を撮り損ねたが、「納豆オムレツ」にもしました。

そのほか、
こちらも直島土産の「揚げさぬきうどん」
つまり、うどん粉かりんとう。
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差し入れのあられ・おせんべい
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お漬物も差し入れ。
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もうひとつ直島より。
何でも屋さんみたいな店で売ってたさつま揚げ、たぶん四国では「てんぷら」。
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かりんとうとの相性は珍しく「生姜」という意見が多い。「塩みつ」や「きび砂糖」は定番といった感じ。


合わせたいお料理・肴・・・
鯨の竜田揚げ、チキンナゲット(スウィートチリソース)、昆布ジメ、鍋、濃い味の料理、坦々麺、フルーツ盛り合わせ、パフェ、甘いもの、和食、魚、家庭料理、田舎料理、焼き鳥、一夜干し

・・・MUSIC・・・

まずは挙がったもの
太った人の音楽、黒人男性ボーカル、ほのぼの系女性ボーカル、春っぽいもの、アニソン、BBキング、シカゴ初期、植木等、ワム!、エポ、中森明菜、風見しんご、ブルースブラザース、ヘレン・メリル「YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO」

正直、混迷を極めその場では決まりませんでした。
「軽い感じ」という意見で、ワム!から入ったのですが、しっくり来ずに大瀧詠一~デイヴ・リー・ロス~ビーチボーイズなど。間にアニソンも入れたのですが、なかなか・・・。

そして、これ。
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かけていた時の正直反応はいまいちでしたが(食に走っていた感もあり・・)、後で聞いてみると意外といい感じでしたので、こちらにさせていただきます。

はい、トム・ジョーンズさん。
エルビスも彼の声が大好きだったという希代のエンターテイナー。
ムチムチの肉体でとにかくムンムンに歌い上げる彼のニックネームは「THE VOICE」なのだそう。
納得。

様々なジャンルの有名曲のカバー満載のこのアルバム、全部がしっかりトム・ジョーンズ色に染まりきってます。
これを器用というのか不器用というのかというと、、「不器用」に思えてしまいます。
しかし、その不器用さとは「直球しか投げられないから、思いっきり投げるしかない」的な愛すべき不器用さ。
たまに変化球とか投げると、大失敗しちゃうような不器用さ。

くどいけど、どこか憎めない。そんなキャラクターゆえに今でもCMソングに使われたり、いまだにベスト盤が出たりするのだと思います。

泡盛も造り手の勘や経験だけではいけないと、データ化やコンピューターの導入が進んできています。
八重泉酒造もそういった変化に対応して行っているようですが、どんなに味を一定化したとしても、人の味覚や飲み方によって味はその人自身の感じる味になります。

八重泉に、トム・ジョーンズのようなくどい個性は感じませんが、ストレートやロックの評価が高かったのと、割る加減によって味が落ち着かない感じが、「直球勝負」な人間味を感じるのでした。

【八重山ストレートフラッシュ☆】
トム・ジョーンズをBGMに、彼のエネルギーを八重泉に注入しながらストレートであおる時はこんなイメージかと。


★必読:部員Aさんによる泡盛部レポート
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by awamoribu | 2010-02-16 00:42 | 八重泉:八重泉酒造
【大人馴染み(おとななじみ)】
・日時:2010年1月28日
・参加人数:12名
・銘柄:於茂登(おもと)
・おつまみ:かりんとう 海草(あおさ わかめ 海苔 めかぶ) 鯉の甘辛煮 棒鱈の甘辛煮 いかの塩辛 納豆 

第39回目は、高嶺酒造所さんの「於茂登(おもと)」。
さぁ、ついにあと10蔵。
石垣島に突入です。

いかにも!な泡盛らしい王道なラベル。
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キャップはオリジナルタイプ。宮古島はほとんどが共通タイプだったので、久しぶりでちょっと新鮮。
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写真を撮り忘れましたが、通常表ラベルか別添シールで表記される「瓶詰め日」が、ラベルのシール面に印字されており、ボトルから透かしてみえるようになってました。
不正防止という意味合いでしょうか。よいことだと思います。

★ストレート:香りはしっかり。フルーティーさと香ばしさを併せ持った感じ。口当たりはすっきりだが、その後に
甘さが広がるので、「甘い」という印象の意見が多い。

★ロック:氷を入れても香りはしっかりある。きりっとした飲み口の後に、やはり甘さが広がってくる。ほんのり苦味も感じられるが、概ね「甘い」印象はストレートの意見と変わらず。チョコっぽい後味をいう意見も。

★水割り:砂糖のような香りが出てくる。すっきりと飲みやすい印象になるが、「余韻の長さがある」「伸びがいい」という意見が興味深い。氷を入れた水割りが旨いという意見も。割ってもしっかりと味があるという印象。

★お湯割り:甘く香ばしい香りがまろやかに上る。海辺の香りという表現もあり。「甘さがまるくなる」「甘みがなくなる」「辛味がなくなる」「辛さが強くなる」など、相反する意見が見受けられる。「冷めたお湯割が旨い」というニッチな意見も。


なんといっても「甘み」というワードが全体に多く見受けられました。
甘みをフルーツ系ととるか穀物系ととるかは味覚表現によって分かれましたが、その甘さにしっかりとした芯があり、飲み方によってもあまりブレのない強さと伸びのよさがありました。
ガーンとした超個性はありませんが、どんなシチュエーションでも応えられる順応性を持った個性の立ち方
と感じられました。

・・・FOOD・・・
今回は以前にいただいたお土産や差し入れなどの中から、海草をピックアップ。
それと、山形出身の部員K兄さんがリクエストしていた「鯉の甘辛煮」と「棒鱈の甘辛煮」を持ってきてくれました。

まずは海草から。わかめとあおさの盛り合わせ。
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「毛が生えそう~~」との歓声。

乾燥して細かく刻んだめかぶは、ご飯と一緒に炊いてみました。
ちょっと粘り気が出て不思議な味に。
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それを部員Oさん御用達の海苔でくるんで醤油をつけて。
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アクセントにいかの塩辛。
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そして、鯉と鱈。
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味付けはどちらも同じような感じですが、食感、風味は全然違いました。
鯉は小骨くらいならいけちゃいますし、いろんな部位が入っていて楽しく美味。
個人的に昔食べたことがあり、とてもおいしかったのでお土産にリクエストしたのですが、最近はあまり食さないらしく、中々売っていなかったそうです。
K兄さんありがとうございました!

身を少し残し、たれをベースにして汁をつくり先ほどのご飯を投入して雑炊に。
コチュジャンをがばっと入れて、少し醤油を加えて最後にあおさをのせました。
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ちょっと韓国風。


そして、ひとしきり終わったあと。
先週の総括会で仕込まれた「納豆登場」

泡盛で炊いた3種類の「福豆」に、納豆を一包み加えたこいつ↓が
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こうなりました↓
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一週間ただただ部屋に放置。
寝ている間だけオイルヒーターの前に置いておきました。
しっかり全体に納豆菌が行き渡り全部納豆に変身していました。
やや芯があるのが、逆につまみとしてはいい具合で、手作り感のある美味しいものに仕上がっていました。
半分食べて、もう半分はまた一週間放置してみます。

かりんとうとの相性は全般的に対応という意見。きび砂糖や塩みつなどが味が際立っておいしい。

合わせたいお料理・肴・・・
うつぼ、マンボウ、あなご、うなぎ、白菜を蒸してポン酢、鴨鍋など


・・・MUSIC・・・

まずは挙がったもの
ハワイアン(スラック・ギター)、JAZZ・フュージョン系男性ボーカル、まったりインスト、エリック・サティ、セロニアス・モンク、ボビー・コールドウェル、ギルバート・オサリバン、トム・ウエイツ、ブラーなど。
「岬めぐり」というピンポイントも。

全体的にはハートウォームで、ミディアムスローな雰囲気か。
考えあぐねた結果、こちらに決定。

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ビリー・ジョエルの最高傑作とも言える名盤。
彼の声にはどこか安心感を感じます。
牧歌的な温かさではなく、都会的な温かさ。
一角(ひとかど)越えて、楽しいことも嫌なことも経験した先に生まれる優しさ。
都会で感じる寂しさを心の奥底で共有できているような安心感。


大人になってから、仕事以外で知り合って友達付き合いするようになる関係は中々生まれるものではない。
例えば行きつけのバーがあったり、居酒屋があって、そこでよく会うということはあってもそれ以上にはならない場合が多い。
しかし、何かをきっかけにその歯車が回りだし、まるで旧知の友のように親密になることがある。
(酒飲みにとっては、そこに常に酒は付き物。)

過去を知らないことに対する安心感。
これから築いていく関係に対しての期待感。
それはきっと子供の頃に友達になっていく過程の感覚とは違う。

「於茂登」から、ガツンとした個性は飛んでこない。
でも、すでに出来上がっている自分があることを感じる。
が、決してそれを無理に押し付けてこない。

わいわいと気分が盛り上がる席でなく、かと言ってじっくり自分と向き合う席でもない。
個室の席、3~4人で会話が心地よく回るミディアムスローに流れる時間。
ちょっと濃い目の水割りやお湯割をゆっくり冷まして飲む。
そして語り、笑う。
BGMにはビリー・ジョエルがうっすら聞こえる。
そんなシーンを共有できる、大人になっての友達を『大人馴染み』と名付けよう。

「於茂登」を飲むなら『大人馴染み』のメンバーで。


★必読:部員Aさんによる泡盛部レポート
http://collabo98.blog77.fc2.com/blog-entry-246.html
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by awamoribu | 2010-02-03 16:26 | 於茂登:高嶺酒造所