もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

<   2009年 03月 ( 2 )   > この月の画像一覧


【HANTAVAL ☆ TONIGHT ~今夜はハンタバル・フィーリング~】

・日時:2009年3月26日
・参加人数:11名
・銘柄:はんたばる(はんたばる) 
・おつまみ:かりんとう サラミ おつまみ昆布 スナックパスタ えび缶 ツナ缶 ミントのペースト 木の実レーズンブレッド

第13回目は、泰石酒造さん。
泡盛唯一の甲乙混和。
(焼酎甲類51% 焼酎乙類49%)
焼酎甲類とは連続式蒸留により、雑味のないクリアな味の焼酎で、原料は主に糖蜜や穀物。
宝焼酎の「純」や韓国の「JINRO」、ホッピーにベストマッチの「金宮」などがその代表。

焼酎乙類とは単式蒸留により、原料由来の個性を引き立たせた焼酎で、いも焼酎や麦焼酎、そして通常の泡盛もこちらに入る。

焼酎の中でもあまり見かけない混和ですが、はたして泡盛ではどんなものに仕上がっているのか。
興味津々でスタート。

e0155154_7491366.jpg


誠に荒っぽい絵(笑)
アダンの草花の絵かと思われる。
油絵タッチに見えるが、一見するとただぼやけた感じに見える。

しかし、「?」は泡盛ラベルの醍醐味である。

冠絶!?
e0155154_919018.jpg


美味!!
e0155154_9192591.jpg


キャップは銘柄入りのオリジナルタイプ。石の真ん中にある点は何なんだろう・・。
e0155154_7522484.jpg


★ストレート:甘い香りが立ち上がる。穀物系の方が強いがフルーティーな印象も奥底に。
口当たりはマイルド。すっきりとクリアだが、意外と「泡盛感」がある。

★:ロック:香りはそんなに引かない。氷を入れることで個性が引き立つ感じ。味が引き締まり、良い意味でボリュームアップする。けれどどこか甘い印象が残る。後味にドライな感じ、ビターな感じがあるという意見も。

★:水割り:香りは穀物系の香りがほんのり残るくらい。個性がぐっと引き、味がぼやけるという意見が多いが、反面「それが個性」という意見も。前割して冷やして夏向きという意見も。

★:お湯割り:湯気とともに香りが立つが、どちらかというと焼酎由来の香りの印象。口当たりはやわらかく優しい。すっきりとした後口で飲み続けるのにいい感じ。


あらま。
予想に反して、良好な意見多数。
ブレンドの妙味を活かしている感があり、逆に原酒がどんなものなのかに興味が行く。
(商品化されていないようです)

意外と泡盛らしさが感じられ、知らなければ「甲乙混和」だとは気付かないと思います。
気持ちの問題だとは思いますが、「甲類焼酎」とのブレンドということで、どこか大衆酒場的な雰囲気に場は流れていきました。


かりんとうとの相性では、味の強いものは「かりんとうが勝ってしまう」という意見が多く、そんな時には【塩みつ】が強い。生姜や梅は泡盛が負けてしまうようです。


・・・FOOD・・・

升本屋店長のNYからのお土産品は「サラミ」「えび缶」「ツナ缶」「ミントペースト」。

e0155154_9181047.jpg


e0155154_9265757.jpg

サラミは前回のフランスモノには足元にも及ばず・・・。
でも普通においしい。

昆布は部員Kさんから。
パスタスナックはNYでいただいた、神戸の珍味屋さん「(株)伍魚福」の社長さんからの差し入れ。
e0155154_9284239.jpg




強烈だったミントペースト。
瓶を開けると部室中にミントの香り。
それは良かったのですが、調味具合がさすがアメリカン。
妙に強い酸味とミントの爽味をやや通り越した軽い苦味で、どうアレンジするべきか頭を悩ます。
そんな中、行き着いたのがこれのようです。

e0155154_9224384.jpg


えびの缶詰めは、あっさりとした水煮で、いまいちしまりがなかったのでツナ缶と。
逆にツナ缶の塩味がしっかりきいていたので、なんとかバランスとれたか・・・。

e0155154_9263759.jpg




e0155154_9291932.jpg


あわせたい料理・肴として挙がっていたのは・・
ストレート・ロックなら脂ののったマグロ(わさびとぶつけて)、お湯割ならひかりモノの寿司。
寿司・おでん・焼き鳥・梅干・白身の刺身・かまぼこ・カルパッチョ・魚出汁スープ・しょっぱいもの

・・・MUSIC・・・

演歌・尾崎亜美・スピッツ・ハービーハンコック、フレンチポップ・ニューミュージック・軽めの中島みゆき・軽めのジャミロクワイ・当たり障りのない曲・勝負したくない感じ・・・など

総括としては、「ふつーの大衆居酒屋でかかっている感じの曲」という意見でまとまる。

直球のド演歌(さすがにレコード持ってないです)や王道のアイドル歌謡曲と言うより、若干スタイリッシュな印象のニューミュージック(←すごいネーミングですね・・)寄りのセレクトで色々かける。

オーバー30で会話が盛り上がる中で、アンダー30でも知っている曲として(ニューミュージックではないですが・・・)まずはコレ↓

e0155154_949519.jpg


そして、なんと編曲・坂本龍一というこの曲↓

e0155154_9495811.jpg

e0155154_9501765.jpg


歌謡曲というジャンルをメインストリームとすると、70年代ではフォークが反主流的な存在で、70年代終わりから80年代にかけてはニューミュージックがそれにとって替わる。
泥臭さから一歩踏み出て洒脱なムード、都会的な感覚をまとう音楽が作られるように。

主流がはっきりしていると、それに対するアンチもその存在感を増すし、それらの中間的な存在というのもまた魅力を発する。

時代の変わり目、良い意味で混沌と渦巻く空気は新しい時代へ上昇スパイラルを築いていたのではないかと思う。
大衆酒場で流れるこの時代の音楽は、場に一体感を生み出す力が強い。
それは時代をまたぎ、世代をまたぎ、性別をまたぎ、国境をまたぎはじめた夢のある時代を思い起こさせるからか。

70年代と80年代。
歌謡曲とニューミュージック。
日本とアメリカ。
男と女。

交じり合って一体となる サーカスのこの曲。

そして
甲類と乙類。

交じり合って一体となる。

今夜あなたとはんたばる。
HANTAVAL ☆ TONIGHT



”必読おすすめ”
部員Aさんのブログ:
http://collabo98.blog77.fc2.com/blog-entry-97.html

部員Sさんのブログ:
http://expe.exblog.jp/11278135/
[PR]
by awamoribu | 2009-03-30 10:21 | はんたばる:泰石酒造
【沈黙の泡盛】

・日時:2009年3月12日
・参加人数:14名
・銘柄:残波(ざんぱ) 
・おつまみ:かりんとう はまり升(短冊醤油) 越後米菓「ふんわり名人」 カバヤ「生キャラメル」 花畑牧場「生キャラメル バナナ味」 銀杏 サラミ チョリソー チーズ マルメロのジャム

第12回目は、比嘉酒造さん。
おそらく、全国で最も売れている泡盛【残波】。
通常みかけるのは25度の通称「残白(ざんしろ)」ではないかと思いますが、
いつものように600ml30度の一般酒で部活開始。

e0155154_23182444.jpg


キャップは銘柄入りのオリジナルタイプ。やっぱり銘柄入りの方が楽しい。
e0155154_23191662.jpg



★ストレート:香りはやわらかでフルーティー。口当たりはライトで甘みを感じる。ストレートな甘み。アフターにはシャープな辛味を感じる。突出した印象はないが、お酒としてのバランスのよさは感じる。「香りもよく、甘みがあってすごいおいしいと思ったのに、コメントが出てこない・・・。」という意見があり、とても印象的。

★:ロック:香りは控えめになる。きりっとシャープになり、「味の輪郭がはっきりする」や「とげがなくなりまろやかになった」というポジティブな意見と、「薄くなる」「ボディーがなくなる」「特筆するところがない」などのネガティブな意見が半々。

★:水割り:香りはかなり引っ込む。「水との溶け合い方がよい」「すべてがふくらんだ感じ」というポジティブ派が少数。「うすくなる」「味がなくなる」「気持ちゼロ」といった酷評が多い。

★:お湯割り:お湯割りでも香りがあまり立たない。味の面では「甘みが増す」「お酒らしさを感じる」「長く呑むならこれ」という意見と「淡くなる」「くせがない」「ぼやける」という意見と半々。

e0155154_0422079.jpg


さて、この泡盛、前述したようにおそらく泡盛として最もポピュラーなもののひとつです。
おそらく、一般的には「のみやすい」という表現で括られると思います。

この「のみやすい」という言葉。
はたして本当に褒め言葉なのかと疑問に思います。

泡盛を飲まなかった人が「これならのみやすい」と言って飲むことは、泡盛界にとって本当に良いことなのかどうかと思うのです。(これはすべての酒に言えます。)
何でも「昔ながらの・・」がよいわけではなく、「個性が強い」ことが一概によいわけではありません。
作り手も時流に合わせていかねばならないことがあると思います。
そのベクトルがどちらに向かうかは、作り手さんの考え方なのでなんとも言えませんが、どうも「のみやすい」と括られるものには作り手さんの思いのようなものを感じづらい・・・。

作り手の温もりのようなものを感じないと、イマジネーションの広がりが生まれません。
それでも何かを探ろうとして悩んでしまい、妙に「沈黙」の時間が流れるテイスティングタイムでした。

ちなみに、音楽のセレクトの中で、初めて「無音」という意見が出ました。



かりんとうとの相性では、「塩みつ」「五穀入り塩みつ」への票が多かったです。あまりガツンとした味のものだと泡盛とのバランスが悪くなってしまうので、塩みつのやさしい味は相性がよいのでしょうね。


・・・FOOD・・・

今回は、「銀杏」と「チーズ」というのが決まっていたのですが、たまたまフランスから「サラミ」と「チョリソー」が届いたので、それをメインに持っていくことに。

e0155154_0574056.jpg


差し入れも充実。

部員Kさんが、並んで買ったという「花畑牧場の生キャラメル」の限定品:バナナ味。

e0155154_0582716.jpg


「昔の消しゴム(香りつき)の匂いがするー」ということで満場一致。あららら(^^;。


進入部員のCさん(謎のローソン部の部長)から

「ふんわり名人」の新作:みたらし団子味とカバヤの「生キャラメル」
(それと升本屋の「はまり枡:短冊醤油」)
e0155154_0585719.jpg


この生キャラメル、パッケージが斬新。
e0155154_101377.jpg

e0155154_115650.jpg

e0155154_113279.jpg


常温保存可能の「生キャラメル」。??なにが「生」なのかようわからん。
でも、キャラメルジャムのようでなんだかとてもおいしかったです。

部員Sさんからは、白ソーセージ。
e0155154_145169.jpg

「残波に合うかと思って」とのセレクト。確かに良い意味で淡白な味わいがグッド。レモンとかかけるとなおよいかもしれませんね。

そしてメインのサラミ&チョリソー。
パリにある「バスク地方の食材屋さん」のもの。これ、本当に本当に超おいしいです。

e0155154_1112176.jpg


ほんと上がります。
e0155154_1132791.jpg


実はこのサラミ、第1回目の部活にも登場してます。
http://awamoribu.exblog.jp/i2/
↑このころは記事が超短い!


(あ、当初メインのはずだった「銀杏」と「チーズ」の写真がなかったです・・・)

・・・MUSIC・・・

さて、先述のように「無音」という意見まで飛び出た「イメージ音楽」も難航。

出た意見は、海の音、銀杏を煎る音、来生たかお、大瀧詠一、セルジュ・ゲンズブール、ジャクソン5、QUEEN(「オペラ座の夜」)、ダブ、スチールドラム、沢田研二(「時の過ぎ行くままに」限定)など

なんとなく困惑気味の空気だったので、ここはわかりやすくQUEENにすることに。
恥ずかしながら、名盤「オペラ座の夜」を所有しておらず、ベスト盤で。

e0155154_1302535.jpg



QUEENの曲は、よーく聞くと本当に不思議な音楽です。
色んな要素が折り重なっているのに、聞こえてくるのは耳馴染みのよいフレーズ群であり、フレディーの特徴的な声とメロディー。
シンプルに聞こえるのに、実は聞き飽きない秘密が散りばめられているのだと思います。

「のみやすい」ということにも、そんな秘密が隠されていたら素敵ですね。


”必読おすすめ”
部員Aさんのブログ:
http://collabo98.blog77.fc2.com/blog-entry-88.html

部員Sさんのブログ:
http://expe.exblog.jp/11087043/
[PR]
by awamoribu | 2009-03-16 01:52 | 残波:比嘉酒造