もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
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泡盛部 第七期11蔵目:白百合(池原酒造所)レポート

泡盛部 第七期11蔵目:白百合(池原酒造所)レポート


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日時:2017年7月27日

参加人数: 12


【TASTING DATA】

◎ソーダ割 (○=イケてる ✖️=イケてない) 

○=5 ✖️=6 無効票=1


◎水割り(冷水割 alc.約12.5%に調整):34点

◎お湯割(各自で作成):39点

◎ストレート:39点

◎ロック:45点(ave.=3.75)


*水割り〜ロックは各呑み方を各自5段階評価で採点。その点数を集計したものです。


【呑みたい場所】今期の新企画

・秋田県(なまはげのやってくる囲炉裏のある旧家)

・宮崎県 青島

・福島県 (信夫山近くの居酒屋)

・群馬県 草津

・東京都の島

・岐阜県 飛騨(大鍾乳洞)

・北海道

・広島県 広島市

・大分県

・神奈川県 桜木町

・大阪府 西中島南方

・東京都 府中


【料理・肴】ご参加者の願望

黒ゴマ団子、ホルモン焼き、椎茸の網焼き、塩焼きそば、グリーンカレー、黒ごままんじゅう、島寿司、白いとうもろこし、羊肉、広島風お好み焼き、酢モツ、崎陽軒のシウマイ、レバニラ炒め、カツオの酒盗



*当日実際に食べたものはこちら!

https://www.facebook.com/awamoribu/posts/1506806069383919


【音楽】ご参加者の脳内に流れた曲

山崎まさよし「one more time ,one more chance」、石川さゆり「津軽海峡冬景色」、「ジャングル大帝 レオ」、パーカッションのソロ、ビートルズ「The long and winding road」、MISIA「HOLIDAY」、奥村チヨ「恋の奴隷」、浜田麻里「Heaven Knows」、熊倉一雄「ゲゲゲの鬼太郎」


*****

【再録 第六期:白百合(池原酒造所)レポート


「土薫る泡盛」


ひと嗅ぎして「白百合」とわかる泡盛界一の個性派。

それ故に毎度期待値が上がってしまう。

どんなパンチを食らわせてくれるのかと。


近年、以前よりもソフトになったと感じる「白百合らしさ」だが、そうは言ってもまだまだ他との違いは健在だ。

この酒の香り・味は表現を豊かにし、饒舌にする。

あえて一言で、それもちょっと格好良く表現するならば、と、頭をひねり「土薫る泡盛」と銘打ってみる。



「郷愁をそそる渋い色合い」


「白百合」という花の名とは裏腹にラベルの色彩は渋い。

しかし、それ故に一度見たら忘れない。

さらに、一口酒を含めば、なお忘れない。

味わいと色彩がマッチしていることを実感できるだろう。


文字要素が多い割に、とてもバランスが整っているラベルデザインは、一見「植物図鑑」を思わせる節がある。

子供の頃に開いてみた大人向けの専門書のような図鑑。

難しいけれど、どこか大人びた気分になる。

そんな心模様も郷愁をそそるひとつと言えよう。


「想像スイッチ➡︎オン」


もしも時間が許すのであれば、船旅で石垣島へ向かいたい。

何時間も何時間もかけて辿り着いた先、小さな宿の縁側で疲れをほぐすように「白百合」を呑んでみたい。


いや、「白百合」を口に含むと、想像力のスイッチがオンになる。

すると、自ずとそんなことをしている情景が浮かんでくるのだ。

遠い遠い記憶の片隅に、本当に行ったことがあるのかさえも不確かな「田舎」がある。

その田舎で香った様々な自然の香りの記憶。

香りの良い悪いではなく、嗅覚を刺激する数々の香りの記憶。


呑み方によって香り・味のバランスは変わってきて、記憶のページはその都度めくられる。

実体験ではなくても、例えば絵本や映画で観た世界の懐かしさというものがある。

「白百合」は色々な記憶の情景を呼び起こしてくれる。



「幻の天ぷら」


個人的な話だが、まだ泡盛経験値が浅く「白百合」が苦手だった時代がある。

その頃に某問屋のNさんが「この蔵に足を運んで、池原さんが出してくれる天ぷらと一緒に呑んだら、絶対みんな好きになる」と言っていた。

それを体験はしていないのだが、その話を伺った何年か後、沖縄でそのNさんが「白百合」の姉妹品「赤馬」を呑ませてくれた。沖縄の景色が窓の外に流れるバスに揺られて呑んだ「赤馬」は、僕の「白百合嫌い」を払拭してくれた。

シチュエーションが生み出すマジック。そんな稀有な体験だ。

「白百合」を呑むと、いつもそのことを思い出す。



【部員さんからの貴重な差し入れ泡盛コーナー】


部員の加藤さんより、古酒になる直前の一般酒。
味わい・香りともに少し抜けてしまっている感が。苦味は少なく石垣島特有の甘味が際立っていた。
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部員の竹内さんより、古酒になりたての「赤馬」。
度数が優しい分か、飲みやすさと白百合らしさが相まってちょうど良いバランスに。
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そして、今日の真打ちとも言える一品が、部員・中尾さんから。
H19年4月1日詰めの43度古酒。
まさにこれが「白百合」という味。
味(個性)はそのままに、10年以上の月日で43度と思わせぬマイルドさ。
味の文化遺産です。これは。
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加藤さん、竹内さん、中尾さん、ありがとうございます!







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by awamoribu | 2017-07-29 13:27 | 白百合:池原酒造所