もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
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泡盛部 第六期47蔵目:久米島(米島酒造)レポート

泡盛部 第六期47蔵目:久米島(米島酒造)レポート



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日時:2017年3月9日

参加人数: 11名


久米島にある米島酒造は1948年に米島興業合資会社として創業、当時は他に酒屋が3軒あったそうです。
その後1962年に米島酒造となりました。当時は「米島」が代表銘柄でしたが、その後「久米島」に変更。
現在は、四代目の俊之氏が酒造りに勤しみ、
「美ら蛍」「久美の月」など新しい商品を生み出しています。

2017年の合宿では蔵見学をさせていただき、

泡盛造りに対する探究心と愛が詰まったお話を伺わせていただきました。


飲み方人気ランキング:

1位:水割り(4票)*2位:3票

2位:ロック(4票)*2位:0票

3位:割燗(3票)

4位:ストレート(0票)


①水割り②お湯割り③ストレート④ロック の順番で、参加者皆で足並みを揃えて飲む方式となっております。


*****


「誇りと反骨」


久米島の国指定天然記念物である「五枝の松」と久米島紬が描かれ、銘柄名もストレートに「久米島」。

島への愛と誇りが感じられる。

その上に書かれたアルファベットは「あれ?フランス語?」

これはどうも先代か先々代によるアメリカへの反発心から記されたものらしい。

おそらくフランス語表記がある泡盛のラベルはこれだけだ。

個性と主張の表れとしてこのままずっと残して欲しい。


「愛、そして手


さて、味の方はというと、反骨精神というよりも愛。

島に抱かれているような包容力を感じる。


香りはとてもふくよかで、蒸米や茹でたてのトウモロコシのような甘い香りが広がる。

ほっくりとした甘さと軽い焦げ感は芋焼酎や麦焼酎に同系統のものが思い出される。

造り手の「手」を感じる優しい味わいだ。


水割りやロックでは草や青メロンのような香りもあり、時にバニラやカカオも現れる。

コクのある味と豊かな香りは古酒への導線を感じられ、一般酒としての満足度が高い。


「風をつまみに」


この酒を呑んでいると春のうららかな陽射しの下でのんびりと風に吹かれている気分になる。

原や田んぼから流れてくる自然の草花や穀物、土の香りが鼻をくすぐる。


いっそ、その香りをおつまみにしてしまってもいい。

手のひらに丁度よい具合におさまる素焼きのコップにちょっとぬるい水割りを満たす。

水馴染みの良さを感じながら、こっくりこっくりと舌を濡らしながら喉へと流す。


「ちょいとつまんでさらりと流す」


一時間くらいぼーっと過ごしたら小腹がすいてくる。

ほろ酔いで暖簾をくぐった定食屋。

おひたしやきんぴらの小鉢をつまみに呑み直し。


この酒はガツっと腰を据えてというよりはあくまでもゆるやかに呑みたい。

スポーツ新聞片手に2杯呑んだらお茶漬けをさらり。

そんな具合に日常の隣にいつもくっついている存在だ。


さて。昼寝でもしよう。


「クルージン」


寝覚めの耳をくすぐるのは甘く優しく漂う風のようなこの曲。

自然豊かな久米島の大地をクルージン。

うつらうつら夢から覚めているのかいないのか・・。

日の暮れる前に起きてまた呑もう。

そんな休日悪くない。


「今日の泡盛を一語で表すと・・」


「休日」


*****(text by 梅田竹松)


当日の様子

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by awamoribu | 2017-03-16 13:25 | 久米島:米島酒造