もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
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泡盛部 第六期46蔵目:太平(津波古酒造)レポート

泡盛部 第六期46蔵目:太平(津波古酒造)レポート



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日時:2017年3月1日

参加人数: 10名


津波古酒造の創業は1898年(明治31年)と長い歴史があります。
那覇の垣花にて創業、現在は与儀に蔵を構えています。
代表銘柄は「太平」。平和を願うこの泡盛のラベルには地球と太陽を模した二つの丸が描かれています。
古酒づくりには力を入れており、生産の6割を古酒として貯蔵しているそうです。


飲み方人気ランキング:

1位:割(4票)

2位:水割り(3票)

3位:ロック(2票)

4位:ストレート(1票)


①水割り②お湯割り③ストレート④ロック の順番で、参加者皆で足並みを揃えて飲む方式となっております。


*****


「平和の酒」


泡盛は平和の酒である。そう断言して異論はないだろう。

「太平」はまさにその名の通り、平和を想起させるネーミングだ。

世が太平だから幸せに酒が呑め、古酒が代々受け継がれていく。

地球と太陽を表わすという話の中に泡盛らしい髭文字が鎮座。そのシンメトリーに神々しささえ感じる。

背景に描かれた桜がまた日本の平和の象徴とも言えるが、蔵のある与儀に咲く桜を描いたのであろう。

日本酒のラベルのようにも見えるが、淡い色彩といい、とても穏やかなデザインだ。


「昔ながらの


その平和なラベルを眺めながら、まず水割りを口にしてみる。

香りはオーソドックスでクラシックな泡盛の香。

水割りでありながらパワフル。

甘みとまろやかさの中に芯の強さを感じる味わいだ。


それが割燗になると一転して辛口の印象に変わる。

渋み・苦味を伴いながら辛みが口中を駆け抜ける。

渋さの中に、土の香りが感じられ玄人好みと言えよう。


ストレートは水割り同様のパンチ力。

カッと来るアルコール感は古酒での伸びを予感させる。


ロックでは、冷たくなることで割燗で特に感じられた土臭さが隠れ、一般的には呑みやすくなる印象だ。

呑み方でそれぞれの主張があり、「昔ながらの」という言葉が似合う酒質だ。


「円満な卓」


こうしたパンチ力のある泡盛には少し濃い目の味の肴が良いだろう。

東北の日本酒を思わせるラベルも影響してか、山形の郷土料理の鯉や棒鱈の甘辛煮やすき焼き、肉じゃがなどの醤油ベースのものが食べたくなる。

しかも、酒と肴だけでなく、白飯も一緒にだ。丸い卓袱台の上に、茶碗にまん丸に盛られたご飯。丸いどんぶりにたっぷりと入れた煮物。そして、酒も丸い湯呑みで。もちろん「太平」の丸がさらに加わる。

全てが丸で揃い、そこはまさに「円満な卓」となる。


「我が良き友よ」


泡盛は平和の酒であると共に「友の酒」だ。

持論だが、泡盛を美味しく呑む方法の1番目は「独りで呑まないこと」だ。

友と語りながら酌み交わすことが泡盛の美味しさを一段高めることに大きく役立つことは間違いない。


訃報が届いたムッシュかまやつ氏も沢山の仲間と酒を酌み交わしてきただろう。

その中に泡盛もあったことを願い献杯。



「今日の泡盛を一語で表すと・・」


「円」


*****(text by 梅田竹松)


当日の様子

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by awamoribu | 2017-03-09 18:12 | 太平:津波古酒造