もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
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泡盛部 第六期44蔵目:請福(請福酒造)レポート

泡盛部 第六期44蔵目:請福(請福酒造)レポート



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日時:2017年2月9日

参加人数:16名


請福酒造は1949年(昭和24年)、「漢那(かんな)酒屋」として創業しました。
1983年に初めての減圧蒸留の泡盛を発売、これが「請福」のブランドの始まりのようです。
その後1992年に請福酒造と社名を変更しています。
ラインナップの多い請福さんですが、泡盛の他にもリキュールが豊富で
柚子、生姜、グレープフルーツ、コーヒーリキュール、もちろん梅酒も造っています。
近年は相当リキュールの販売に注力しています。


飲み方人気ランキング:

1位:ロック(5票)

2位:ストレート(4票)

2位:前燗(4票)

4位:水割り(3票)


①水割り②お湯割り③ストレート④ロック の順番で、参加者皆で足並みを揃えて飲む方式となっております。


*****


「エネルギーーー」


ヴィヴィッドな色彩はブラジルやジャマイカのカラーを思わせる。

石垣島の眩しい太陽の下に鮮やかに実る稲穂。

エネルギーの発散されているこのラベルには元気の源が詰まっているお酒を言う印象を受ける。

近年、アグレッシブに実験的な商品を生み出している請福酒造さんだが、基本であるこの一般酒のラベルからもそんな姿勢が窺い知れる。


「あれれ??


石垣島と言えば、「直火地釜蒸留」。

その蒸留方法からくる独特の風味には、ある一定の共通項が感じられる。

そんなイメージを持って、鼻を近づけ、口に含んでみると、一瞬「あれれ?」となる。


豊かな香りはとてもフルーティーで、青リンゴや若いメロンのようだ。

そう、減圧蒸留のような爽やかな香り。

そして、口に含むと、優しくスムーズな飲み口に、すっきりとした舌心地。

その後に、幾らかの香ばしさ、辛み、苦味へと続いていく。

ストレートでもアルコールの強さを感じず、特にロックや水割りでは初心者にもすっと受け入れられるであろう優しさと爽やかさがある。


「蔵の舵取り」


請福酒造さんは、減圧蒸留の商品を最初に出した蔵だそうだ。

先述のアグレッシブな商品展開には、当然泡盛文化の存続に対する危惧があると思われる。

どのような形であれ、入り口として泡盛に触れてもらうこと、消費してもらうことはとても大切なことだ。

変わらずに守るべき伝承部分と変化・進化・対応をしていくことで存続を重視する部分。

時に舵を振り切ることも必要であり、その舵取りによる方向性の打ち出しは蔵によって違ってくる。

一概に「直火地釜蒸留」と言う手法を取っていても、様々な工程や環境によって、その蔵の出す味・カラーは全く違うものになる。

この10年位というのは、本当に一つの過渡期で、ほんの数年前とは味の印象が全然変わっている蔵が幾つかあるように感じている。蔵のカラーというのは一朝一夕に周知されるわけではない。

今回、この一般酒からも近年の請福酒造さんの方向性が改めて垣間見られた気がする。


「元気注入!」


さて、こうしたすっきり系の味の場合、おつまみには「さっぱり」か、「こってり」かに分かれる。

減圧風なタッチはあるものの、アフターの辛みや苦味、ほのかな穀物香などを加味すると、ここは「こってり」で。

それを「請福」でリフレッシュさせるというのが良さそうだ。


中華系のトロッと甘みの効いたタレを使った肉料理。白身魚やイカを揚げて甘酢餡かけで、など。

口の中に広がる脂の旨みを堪能した後に、「請福」を呑んでリセット。

お次の一品へと向かう。

そして、締めには「おこげ」。これで決まりだ。


「I wanna ROCK!」


ラベルを見ていて思い浮かんだのがTwister Sister.

派手派手メイクとオバカなハードロック、PVも面白いのでアグレッシブに呑み食べ笑って、元気出していきましょう〜!




「今日の泡盛を一語で表すと・・」


「元気」



*****(text by 梅田竹松)


当日の様子

Facebookページのアルバム

https://www.facebook.com/awamoribu/posts/1341901042541090


この日は、部員の奥野さんから貴重な6種飲み比べセット(2000年に発売されたもの)、請福酒造の座安さんから新商品を3種類の差し入れがありました。(アイテムは上記アルバム参照)

レギュラーの会でありながら、豊富なラインナップで贅沢な会でした。

奥野さん、座安さん、ありがとうございました。




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by awamoribu | 2017-02-16 13:05 | 請福:請福酒造