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もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
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泡盛部 第六期2蔵目:玉友(石川酒造場)レポート

泡盛部 第六期2蔵目:玉友(石川酒造場)レポート
泡盛部 第六期2蔵目:玉友(石川酒造場)レポート_e0155154_13545150.jpg


日時:2015年12月3日
参加人数:17名

第六期の2回目は石川酒造場さんの「玉友(ぎょくゆう)」。
石川酒造場は那覇の東、西原町にあります。
1949年(昭和24年)に首里寒川で創業しました。
西原に移転したのは1990年のことです。
こちらの蔵の特徴は、昔ながらの製法で、甕でもろみを仕込んでいることです。
また、酒粕にも注目し、もろみ酢の商品化にも成功しています。
主な銘柄は「玉友」のほか「うりずん」「島風」「甕仕込」などがあります。

飲み方人気ランキング:
1位:水割り(8票)
2位:ロック(7票)
3位:ストレート(2票)
4位:お湯割り(0票)

*****

「筋肉質な」
甕仕込みを売りにしている故か、やはり香りに甕を思わせる土っぽさが潜んでいる。
水割りで最もそれを感じた。
ふくらみはあるが、甘い要素は少なく、辛さや渋みが印象的。
お湯割りやストレートでは。柑橘系の酸味と、その皮のような渋みが出てきて面白い。
全体的にアルコール感の強さがあり、辛口の泡盛好きにお薦めしたい。
ゴツゴツした筋肉質な男っぽい泡盛だ。

「ガツンと」
マッチングというより、ファイティング的な食べ合わせを楽しんでみたくなる。
味を濃いめに漬け込んだ肉、素材そのままのグリル野菜と、殻付き生牡蠣にウィスキーよろしくふりかけて食しても面白そうだ。
いぶりがっこや燻製卵などスモーキーなものにも。
アウトドアで焚き火を囲みながら呑むのに向いているのかもしれない。

「風を浴びながら」
ラベルのコメントに「草原」という一語が。確かに緑と青は草原を思わせ、イマジネーションが広がる。
古風な造り・味わいは「味わう」というよりも「感じる」の方がよいのかもしれない。
風を浴びながら、杯を重ね、草原の上で大の字に寝転がる。
ゆらゆらする脳が、風のリズムと一体化した時に聞こえるのは
部員・若さんのリクエスト、TOTOの「AFRICA」かな。
https://www.youtube.com/watch?v=FTQbiNvZqaY

「今日の泡盛を一語で表すと・・」
そんなイマジネーションの広がりにマッチした一語は、
小西部長の今日の一語「薫風」。

(ちなみに、武石さんの「辛味大根」というのもストライクでしたw)

*****(text by 梅田竹松)

当日の様子
Facebookページのアルバム
https://www.facebook.com/awamoribu/posts/998791686852029
by awamoribu | 2015-12-10 13:42 | 玉友:石川酒造場