泡盛部:第二回大総括会(111103)
2011年 11月 05日
2010年6月より第二期がスタートしました。
全47回(「泡波」未開催)と8回の総括会を終えて、二回目の「大総括会」。
8エリアに区切って開かれた総括会の、それぞれのエリアでの「味」「ラベル」第1位の泡盛を並べ、テイスティング後に投票。各部門の大賞を選出。
「第二回泡盛部 アワモリアワード」の大賞となります。
いつもの総括会通り
部員Aさんセレクトによる泡盛部のセレモニーソング、
ヴィヴァルディの四季より「春」で総括会スタート。
乾杯には、第一期の総括酒(48酒ブレンド)。熟成期間も1年半となりました。
さらっとした口当たりなのに、ピリっとしたアルコール感があり、甘さの後に渋みがきたり、まるいようで尖ってる複雑な味わいに変わってました。それぞれの個性が思い起こされる特別な泡盛です。
第二期の総括酒もどのように変化していくのか楽しみです。
これまでの48蔵全部の空瓶をずらり並べ、BOXには各エリアのチャンプが、ミュージックマッチングで選ばれたレコードと共に。
エントリーされた泡盛は下記の通り。
【本島北部 前半】
・味: かねやま(山川酒造)
・ラベル:かねやま(山川酒造)
【本島北部 後半】
・味:萬座(恩納酒造所)
・ラベル:松藤(崎山酒造廠)
【本島中部】
・味:守禮(神村酒造)
・ラベル:琉球(新里酒造)
【北那覇】
・味:咲元(咲元酒造)
・ラベル:時雨(識名酒造)
【本島南部】
・味:忠孝(忠孝酒造)
・ラベル:久米仙(久米仙酒造)
【宮古島】
・味:多良川((株)多良川)
・ラベル:宮の華(宮の華酒造)
【八重山 前半】
・味:八重泉(八重泉酒造)
・ラベル: 宮之鶴 (仲間酒造所)
【八重山 後半】
・味:どなん(国泉泡盛)
・ラベル: 与那国 (崎元酒造所)
一通り飲んだあたりで、フードの用意。
今回のメインフードは「カレー」。
この日のための特製ジャンボカレーを作りました。
升本屋のお客様より青パパイヤをいただいたので、こちらを使い、
「パパイヤと小松菜グリーンカレー」を作りました。
前回の大総括会では深紅のダリアを添えましたが、今回は黄色いダリア添えで。
持ち寄りのフードテーマは「〆」。皆様ありがとうございます!
全部出し切れず、申し訳ありません!!
さて、宴もたけなわ。
開票です!
味・ラベルの各部門につき
1位=3点
2位=2点
3位=1点
として、点数を加算していき、最も多いものが大賞です。
予想以上のデッドヒート!
なんと、味部門もラベル部門も2銘柄が同点!!
1位にした人の数が多い方に・・・
味部門の大賞は・・・【多良川】
味部門
1位・・・多良川 (27点):1位の数=8
2位・・・咲元 (27点):1位の数=4
3位・・・かねやま&忠孝 (24点)
ラベル部門の大賞は・・・【宮の華】
ラベル部門
1位・・・宮の華 (27点):1位の数=5 2位の数=5
2位・・・時雨 (27点):1位の数=5 2位の数=3
3位・・・宮の鶴 (23点)
なんと、1位はどちらも宮古島!
そして、2位はどちらも北那覇!
非常に興味深い結果となりました。
皆様、ご参加ありがとうございました!
最後は集合写真で大団円!
photo by 大隅孝之部員
泡盛部の活動の基本は、あくまでも「もっと泡盛を日常に!」です。
泡盛の楽しみ方の可能性を広げ、より多くの方に日常的に泡盛に触れてもらうためのフィールドワーク的な活動です。
ただの飲み会ではなく、ちょっと学ぶこと、ちょっと考えること、言葉を紡ぐこと、音楽をイメージすること、
そんな風に「真面目に遊ぶ」ことで泡盛の魅力に触れていく活動です。
「日常化」というのは、実は最も難しいことかもしれません。
当たり前に存在になるということは、連続性や継続性が必要です。
全48蔵(第二期は47蔵)の一般酒を制覇するというのは、ひとつの目に見えやすい道標で、これは通過点に過ぎません。
2011年11月24日より、また新鮮な気持ちで第3期をスタートします。
新しい出会い、感覚、可能性が常に広がっていきます。
でも、ひとまずこれまでご参加くださったみなさん、ありがとうございました。
第二期、最多出席は小山浩史さん!!なんと46回!!!
みんなで頭をなでさせていただきました。