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もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
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泡盛部(沖の光):沖之光酒造

【Awamoriem Believer(アワモリーム・ビリーヴァー)】
・日時:2009年11月5日
・参加人数:10名
・銘柄:沖の光(おきのひかり)
・おつまみ:かりんとう とりこ鍋(地鶏の鶏皮の鍋) めんたいいか天 天使のはね

第34回目は、沖之光酒造さんの「沖の光」。
一般酒は「の」、古酒は「之」で表記されます。
泡盛部ではいつも通り一般酒なので、こちら。
泡盛部(沖の光):沖之光酒造_e0155154_1825348.jpg


なんとなく、イージーなこの表記が気になります。
泡盛部(沖の光):沖之光酒造_e0155154_1833237.jpg


キャップはこちらの共通タイプ。
宮古に入って連続ですね。
泡盛部(沖の光):沖之光酒造_e0155154_1842253.jpg


★ストレート:華やかな香、白い花ような、という表現も。またアフターの香に「杏仁豆腐」のようという初の意見も。アルコール感も感じるので、キレのよい香でもあります。味わいはフルーティーや甘いという意見もあれば、超辛口や癖があって始めはきついなどの意見も。

★ロック:香は引く。すっきり爽やか、飲みやすいという意見が多い。口当たりはぐっと引き締まり、甘みの後に辛味、苦味がやってくる。

★水割り:やや香ばしい香が出てくる。甘みが増して飲みやすい。味にまとまりが出てまろやかに。全体的に飲みやすさが増すという意見。

★お湯割り:アルコール感が立ち上がるが、フルーティーな香も。味わいは全体的に広がりや厚みが増す感じ。甘みが全開という意見もあれば、苦い~、という意見も。寒いのであったかくておいしいというナチュラルな発言も。

コメントはすっきり、さわやか、のみやすいなど、軽快な印象のコメントが目立つ。吟醸香のような華やかでフルーティーな印象があるが、ジャポニカ米使用や減圧蒸留の泡盛のようなライトな印象とは違う、ある意味独特な風味。


・・・FOOD・・・

今回は升本屋の定番「とりこ」(霧島地鶏の鶏皮)を使った鍋がメインフード。

その前に前回に引き続き部員Tさんから「いか天」の差し入れ。
今回は「めんたい風味」。
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牛タンみたいだったので、こんな風に盛り付けました。
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鍋の具材は「ごぼう」と「白菜」。

かつおだしの中に「とりこ」と生姜をがばっといれて煮立たせます。
そこに、まずはピーラーでピラピラにしたごぼうをがばっと。
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まずはこれだけでいただきます。
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そして、少なくなったら白菜も投入。
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これもある程度たいらげます。
そこにあろうことか(?)「天使のはね」も。
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あまり絵は美しくなかったですが、不思議な風味が生まれました。

野菜や天使の旨みが染みこんだ汁にご飯を投入。
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旨い雑炊の出来上がり。
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あったまりました~。

かりんとうとの相性は、「多胡麻」「塩みつ」「生姜」「黒糖」など、ほぼ何でも合う感じでした。

その他、あわせたいお料理・肴・・・
焼きそば(目玉焼き乗せ)、ポトフ、クリームチーズと何か、鍋物、塩味・辛味のある料理、

・・・MUSIC・・・

まずは挙がったもの。
ビースティーボーイズ、セルジオ・メンデス、ビートルズ、プリンス、バート・バカラック、坂本九、、曲では、「戦場のメリークリスマス」「雨の御堂筋」「いちご白書をもう一度」「月の砂漠」など、ジャンルではボサノバ、歌声喫茶で唄われるようなもの、歌い継がれそうなメロディー、、

全体的には「万人に愛されるメロディー」というのが総意という感じでしたので、こちらを充ててみました!
泡盛部(沖の光):沖之光酒造_e0155154_1833222.jpg


ジャクソン5、フィンガー5、ABBAなどもかけましたが、モンキーズのしっくり具合が一番でした。

泡盛全体にいえることですが、泡盛は和やかな雰囲気を造る酒であり、楽しい気分になるお酒です。
戦争で100年・200年と引き継がれた古酒が全滅したという経緯から「平和の酒」とも呼ばれています。
(平和でないと古酒が生まれない)
時には、一気にボルテージが上がることもありますが、ゆっくりとゆっくりとテンションがあがって、ず~っとそれが持続します。

いい具合に回った頃の気分はまるで白昼夢?(DAYDREAM)
ふわふわと平和な気分に浸ります。


さて、この酔い心地が、泡盛の味にも当てはまることがあります。
開けたてはそれほどでなかった味が空気に触れて時間が経つことで、どんどん変化していきます。
これは古酒ではままあることですが、時には一般酒でも起こります。

今回の「沖の光」にはちょっとその感覚がありました。
開けたてはばたついていた印象がだんだんとこなれてきたような。


さて、突然ですが、このだんだんと味が開いていくことを今回

【Awamoriem(アワモリーム)】 と名付けました。

使用例:

『この泡盛はアワモリーム度が高いね。』
『結構なアワモリーム具合だね。』
『アワモリームがいい泡盛が手に入ったんだよ。』

転じて、ゆっくりといい具合に酔っ払っていくことも
「アワモリーム」とします。

『いやぁ、今日はいいアワモリームだったねぇ』
『こんなアワモリームな会は初めてだよ』

など。

新しい言葉なので、進化させて行きたいと思います。


こんな「アワモリーム」の「ビリーヴァー」が増えたら、きっと世界は平和になります。

そんなことを思わせてくれた「沖の光」に感謝です。


★必読:部員Aさんの泡盛部ブログ
http://collabo98.blog77.fc2.com/blog-entry-211.html
by awamoribu | 2009-11-12 19:04 | 沖の光:沖之光酒造