もっと泡盛を日常に。


by awamoribu
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泡盛部 第六期:総括会⑩

2015年11月にスタートした「泡盛部 第6期」。
第40回を終えたところで10回目の総括会を開催。

「第6期総括会レギュレーション」
1.レギュラー4回が終わるごとに「総括会」を開催。
2.「総括会」3回が終わるごとに「中総括会」
3.「中総括会」4回が終われば「大総括会」を開催します。

日時:2017年1月12日
参加人数:17名

総括会の目的は3つ。

①復習と補習
期間毎(今回は第37回から40回まで)の泡盛を全部揃え、復習したり、参加できなかった回の泡盛を飲んだりする。
(ただしブラインドテイスティング)

②アワモリ・アワード
出品酒の中から「おいしかったものの順位」と「ラベルデザインの好きなものの順位」を投票。

③仕次ぎの儀式 (★厳密には「仕次ぎ」ではありませんが・・)
出品酒を200ccずつ甕に入れてブレンドして寝かせる。

この3つをやって盛り上がる。
↑これが一番の目的。
泡盛は楽しいお酒ですからね。

今期10回目の総括会となる乾杯のお酒は、、、、
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イレギュラーに古酒も入ってる上にバランスもめちゃめちゃ。
でもって、味はと言うと、丸いけど辛い。とろっとしてるけどスッキリ。
という不思議な味でした。


今回エントリーの4種をテイスティングし、各自1〜4位のランキングを決めていきます。


【エントリー酒】

残波:比嘉酒造
白百合:池原酒造所
与那国:崎元酒造所
豊年:渡久山酒造
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投票が終わったら、銘柄公開&投票結果発表!
1位:5点 /2位:3点 /3位:1点で計上

※今期は1位のみの発表と致します。

【味部門】
第1位:豊年:渡久山酒造:50点

【ラベル部門】
第1位:与那国:崎元酒造所:53点

今回も偶然にも4種とも別の島(本島含む)。その中から今回も「宮古島」が勝ち上がりました!
どちらの部門も1位は圧勝という感じでした。
味部門では振り幅の広いメンツの中で、堅実派の勝利。おめでとうございます。

フードタイム。
当日の様子はこちら!
https://www.facebook.com/awamoribu/posts/1307663689298159

最後に「仕次ぎの儀式 」。
各泡盛を200mlずつ甕に入れていきます。
先日の周年祭で甕をまとめたので、今期の甕は以前「忠孝酒造」さんより寄贈いただいた甕。
泡盛部的には「3番甕」というものになります。
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「おいしくなーれ!」っと!
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またまた「島の酒」が中総括会へ進出!
次はどこが勝ち上がるのか!?











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# by awamoribu | 2017-01-13 16:47 | 総括会 | Trackback

泡盛部 第六期40蔵目:豊年(渡久山酒造)レポート



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日時:2016年12月22日

参加人数:7名


伊良部島の渡久山酒造の創業は1948年(昭和23年)になります。
「宮の華」と同じく以前は渡久山酒造も女性杜氏だったようです。
蔵の規模は小さく家族で酒造りをしています。
代表銘柄の「豊年」は、伊良部島の豊作を祈願して名づけられました。
他に25度の泡盛「ゆら」が近年新しくラインナップに加わりました。
部員のYさんの弟さんの同級生の蔵とのことで、合宿の際に見学させていただきました。
最新の商品は7年古酒「渡久山研悟」。4代目の名前を冠した入魂の品。


飲み方人気ランキング:

1位:水割り(4票)

2位:ロック(2票)

3位:ストレート(1票)

4位:割燗(0票)


①水割り②お湯割り③ストレート④ロック の順番で、参加者皆で足並みを揃えて飲む方式となっております。


*****


「働く男」


黄昏時、沈みかける陽の光が稲穂を照らすほんのわずかな瞬間を切り取ったような色合いのラベルは一見地味だが、見ているとじわじわと味わい深さを増してくる。

「豊年」の文字には男らしい息吹を感じる。

他の文字要素を排除して、力強さと潔さを備えた題字と背景だけを見ると、島の田んぼで黙々と働く男の姿が浮かんでくる。


「絵は体を表す


宮古島の酒は水馴染みが良い。

この酒も御多分に洩れずそうだ。


甘く豊潤な味が口の中を覆い、その後に辛みがやってくる。

しかし、その中に柑橘系の爽やかさとほろ苦さが含まれている。

この進行変化が次の一口へと導く。

穀物系の香ばしさに島の素朴さがあり、島の泡盛という存在感を感じる。

粗野な印象はなく、酒造りに対して真面目に向き合い、模索を重ねて丁寧に「自分らしい味」を探っているような印象を受ける。


ラベルデザインあっての酒造りということはないかもしれないが、ラベルから受ける印象と味の印象がとてもマッチしていて、イメージの統一感を図っているようにさえ思わせる。


「一日の労をねぎらう」


ラベルと味から受ける印象に沿う形でつまみを思い描くとお味噌を使った料理が合いそうだ。

パッと浮かんだのは岐阜の郷土料理「朴葉(ほうば)味噌焼き」。

小さな七輪の上で朴葉を敷いて、きのこやネギ、小さく刻んだ肉を絡めて焼く。

少し甘みのある味噌と素材の旨み、そして香ばしさが、この泡盛の特性と寄り添い合う。


畑仕事で疲れた体に味噌の塩分が心地よく酒を誘う。

寒い日だったらお湯割も良い。

ほっと一息ついて今日一日に感謝する。

1日の労をねぎらう酒と肴。

そんな関係を生み出せる泡盛だ。



「ハーヴェスト・ムーン」


ラベル・味・つまみのイメージをつなぎ合わせて辿り着いた音はニール・ヤングの「ハーヴェスト・ムーン」。

レコードを小さな音でかけて、月を眺めながら豊穣を喜び感謝する。

思いを込めて「豊年」を呑む。



「今日の泡盛を一語で表すと・・」


「実り」



*****(text by 梅田竹松)


当日の様子

Facebookページのアルバム

https://www.facebook.com/awamoribu/posts/1300392633358598



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# by awamoribu | 2017-01-04 19:12 | 豊年:渡久山酒造 | Trackback

泡盛部 第六期39蔵目:与那国(崎元酒造所)レポート





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日時:2016年12月15日

参加人数:12


創業は昭和2年で、与那国島の3つの蔵の中でもっとも古い酒造所になります。
女首長が住んでいたという岩山「ティンダハナタ」の近くに蔵はあります。
主要銘柄はその名も「与那国」。
他に60度の花酒はもちろん、にごり泡盛の「海波(かいは)」などがあります。



飲み方人気ランキング:

1位:水割り(5票)

2位:割燗(4票)

3位:ストレート(3票)

4位:ロック(0票)


①水割り②お湯割り③ストレート④ロック の順番で、参加者皆で足並みを揃えて飲む方式となっております。


*****


「黒の与那国」


黒をベースとし、金の「龍と鳳凰」を配したラベル。オリジナルのキャップにキャップシールも黒を基調としており

デザインに気合を感じる。

与那国という小さな離島で作られる泡盛であることに誇りを持ち、その文化の継承を背負うような気構えさえ漂ってくる。

石垣島と同じく地釜式蒸留。

その字面もこのラベルに付されると妙に力強く荒々しい雰囲気が醸し出され、味への期待を誘う。


「洗練と素朴の同居


水割りでは、豊かな香りが広がる。

水馴染みも良く、味がしっかりのっている。

地釜式蒸留特有の甘味がしっかりとあり、その後に焦げのような香ばしさが続く。

そのバランスはともて良く、「洗練」とさえ感じる味わいだ。

しかし奥には島らしいタッチが潜む。

品良さと素朴さが同居している不思議な感覚。


割燗では甘さよりもツンとした辛さがたつ。

ストレートはその甘さも相まってウォッカのような洋酒っぽい男らしい味わい。

ロックにすると味は引き締まるが、やや苦みが気になり、甘さの魅力が影を潜めてしまい少々もったいない。


「オリエンタルフードと」


つまみにはスパイス、ハーブ、ナッツを使ったソースをかけたものと合わせてみたい。

鶏肉や白身魚にソースを施したもの。サテのようなイメージ。

この酒の甘さと香ばしさには香味の効いたものがうまく絡みそうだ。

スパイスは辛い系ではないもので。

オリエンタルなムードがあるといい。


また、スイーツも合いそうだ。ブランデーケーキやビターなブラウニーなど大人っぽいスイーツ。

こちらもこの酒の中にナッツやカカオのニュアンスがあり、洋酒的な風合いも感じられるからだろうか。

フードも「洗練」と「素朴」をキーワードにして、マッチングを色々と試みたくなる酒だ。



「ロック・バーに」


ラベルのイメージがハードロックな気分を促す。

黒・金・赤というカラーリングからモトリー・クルーの「シャウト・アット・ザ・デヴィル」がピンと来た。

妖気をまとったLAメタル臭がプンプンした頃のモトリー。

味のイメージとはやや離れる気もするが、ロック・バーに置いたら最もハマる泡盛がこれではないだろうか。




「今日の泡盛を一語で表すと・・」


「気合」



*****(text by 梅田竹松)


当日の様子

Facebookページのアルバム

https://www.facebook.com/awamoribu/posts/1280960738635121



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# by awamoribu | 2016-12-22 18:37 | 与那国:崎元酒造所 | Trackback